海を歩くゲンゴロウ
2024-03-16T18:40:14+09:00
shingo-ayumi
水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。Kanagawa, Japan
Excite Blog
トウキョウサンショウウオの調査をしながら各所を回る
http://cybister20.exblog.jp/33719423/
2024-03-16T18:40:00+09:00
2024-03-16T18:40:14+09:00
2024-03-16T14:52:05+09:00
shingo-ayumi
両生類・爬虫類
〈トウキョウサンショウウオ,神奈川県〉 時期はトウキョウサンショウウオの既知の産地で産卵状況を見て歩くのが恒例になっているのですが、それと同時に新産地を探すために細かい場所を歩き回っています。毎年少しずつ新産地を開拓していますが、さすがになかなか見つからなくなってきました。 小さな水路に産み付けられたヤマアカガエルの卵塊 この日は暖かく、キタテハがちらほら見られました。〈ニリンソウ〉 朽木の下にいたトウキョウサンショウウオの成体 神奈川のトウキョウサンショウウオは産地数こそそれなりにありますが、どこも個体密度が低く、数個体の親によってなんとか回っているような場所も少なくありません。生き物の採集をやめて欲しいということは言いたくない派ですが、採集する人は親だけは見逃して欲しいなと思っています。 僕は両生類の専門家ではありませんが、トウキョウサンショウウオだけは地元の宝として保全や調査を続けていきたいと思っています。
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観音崎周辺地域でに日常
http://cybister20.exblog.jp/33718303/
2024-03-15T19:38:00+09:00
2024-03-15T19:38:14+09:00
2024-03-15T14:16:37+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
通勤の道すがら、毎日丁寧に挨拶をしてくれる小学生の女の子がいた。
ミー坊を当時保育園に預けた後、博物館方面に歩いていくと、海に近い民家の中ですれ違う子だった。あまり表情はないが、しっかり眼を見て挨拶をしてくれる子だった。きっと親御さんに、地域で会う人には挨拶をするように言われて育ったのだろう。
僕もまた、朝の時間帯にタモ網を持って歩いていたり、抱っこヒモを垂らしていたり、怪しいいで立ちである自覚はあったので、道行く人にはちゃんと挨拶をするように心がけていた。
それから数年経ち、女の子は中学生になり、特に会話はしないが、挨拶だけはしてすれ違う毎日だったが、ミー坊も幼稚園生になり、僕も車で送ってもらうようになったりして、しばらく徒歩通勤をしないうちに女の子とは会わなくなってしまった。
さて、先日、観音崎自然博物館では毎年恒例になったイベント「あにぷらまつり」が行われた。いつも一緒に活動している中学生のJくんのお母さんがお店を出展してくださったので、お店の前で紹介動画を撮ることにした。そしてそのお店でお手伝いをしていた女の子にも挨拶をすると、「私知っていますよ。毎朝挨拶していましたよね。」と言われ驚いたのだった。一瞬、え?誰だ?と思ったが、すぐにハッ!となり「あの子か!?」とつながったのだった。
Jくんのお母さんと女の子のお母さんは仲良しで、そのつながりでお手伝いをしていたそうだ。さらに驚くことに、女の子の親御さんもまた、個人的にも職場でもお世話になっているご夫婦だったのだ。その後、女の子のお母さんも合流して人間関係がすべてがつながったのだった。
ちなみに女の子は、僕のことを最初は「何で海の方に行くんだろう?」と不思議に思っていたそうだが、新聞を見て僕が博物館職員であることを知ったそうだ。そしてみんなで伏線の回収をした。みなさんの関係性を知らなかったのは僕一人だった。そして、とりあえず挨拶をしていたからこそみんながつながり、挨拶は何より大切なことだ!ということで話はまとまった。女の子はお母さんやよく知っている人にいる前では表情豊かで、しっかり会話のできるすばらしい中学生だった。毎朝の挨拶が無表情だったのは、いかに僕が不審人物だと思われていたかがうかがえる…。
しかしまぁ狭い世の中で狭い地域である。まったく迂闊にハナクソをほじりながら歩いてなんかいられない。地域に住む者として、地域で働く者として、恥じない行いをしようと思ったのだった。
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ミズムシとタラの芽を採りに故郷へ
http://cybister20.exblog.jp/33711210/
2024-03-10T02:13:00+09:00
2024-03-10T02:13:29+09:00
2024-03-10T02:13:29+09:00
shingo-ayumi
侍従川流域の自然
オレンジ色の風が吹く晴れやかな日、マスクで防備しながら家族で故郷である横浜市金沢区に行って、タラの芽とミズムシを探しに行ってきました。 故郷の森の道から外れた山の中にタラノキが群生している所があるという話をすると、歩海奥さんが採りに行きたいと言うので行ってみることにしました。しかし、行ってみると測量が入ったようでほとんどが切られてしまっていました。〈タラノキ〉 しかし少し外れたところに5、6本生えているのを見つけました。しかし、まだ時期が早いようで葉は出ていませんでした。 でも確かにこの地域で芽が出ているのを見るのは4月初旬くらいです。まだちょっと早かったです。〈ヤマアカガエルの幼生〉
ちなみに奥さんとホトちゃんが休憩している間に、ミー坊と二人でヤマカガエルの産卵状況を見に行ってきました。〈アズマヒキガエルの卵塊〉
アズマヒキガエルは昔はいなかったのですが、5年くらい前からどこからかやって来て産卵するようになりました。 さて、次はミズムシの採集です。ミズムシは職場で飼育しているシャープゲンゴロウモドキの幼虫のエサにするためです。ミー坊にも手伝ってもらいましたが… すぐに飽きて花を採ったり、水路を掻きまわしたり、遊び始めてしまいました笑〈ミズムシ〉 ボタンザクラというのでしょうか。きれいに咲いていました。
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三浦半島のトウキョウサンショウウオ調査(2024年3月初旬)
http://cybister20.exblog.jp/33708493/
2024-03-07T20:06:00+09:00
2024-03-15T11:48:16+09:00
2024-03-07T17:14:05+09:00
shingo-ayumi
両生類・爬虫類
〈トウキョウサンショウウオ,神奈川県〉 毎年この時期は、地元のトウキョウサンショウウオの産卵状況を確認しに行っています。今年は個人的に引っ越しをして、2月はその作業で例年の動きができなかったのですが、先日ようやく時間ができたので行ってきました。
ここ5、6年で新しい生息地もだいぶ開拓しました。しかし、どこも個体数は少なく、もし親を人間やアライグマに持っていかれたら打撃になるだろうなぁという場所や、毎年卵嚢が見られない不安定な場所も少なくありません。できるところでは水場を治したり、新たにつくったりしていますが、それによって逆にアライグマの餌場になってしまうこともあるのでいろいろ注意は必要です。
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ハイイロゲンゴロウは珍しいゲンゴロウ?
http://cybister20.exblog.jp/33704539/
2024-03-04T22:25:00+09:00
2024-03-04T22:25:10+09:00
2024-03-04T22:25:10+09:00
shingo-ayumi
ゲンゴロウ
〈ハイイロゲンゴロウ Eretes griseus〉 ハイイロゲンゴロウはプールや水溜まりなどからも発生することから、最も身近で普通に見られる種という印象が強いと思います。しかし、逆に水草が繁茂するような池や湿地に入ってくることは少なく、むしろ多様性豊かな谷戸や里山では見かけることが少ない種です。
とは言え、珍しいかと言われればそういうわけではないのですが、ただ「ハイイロはザコだ!」だと、単純に言われると、開放的で何もない水辺を好むがゆえに、結果的に都会でも適応できたんだ!と肩を持ちたくなります!笑 そんなハイイロゲンゴロウですが、珍品度で言うと普通種ですが、Eretes属というグループとしてみた時、非常に特殊なタイプの珍しいゲンゴロウだと思っています。 2024年2月のある日、観音崎自然博物館のジュニア生物調査隊で水生昆虫の採集をしていると、里山の防火水槽で大量のハイイロゲンゴロウが採集されました。
僕は持ち帰るのは2個体だけでいいと言ったのですが、一人の女の子が「佐野さんあげる!」と言って、自分で採った個体をポイポイ僕の袋に入れていて、持ち帰った後に結構な個体数が入っていることに気が付きました。しかし、無駄にはできないので、標本にして並べてみると、色彩や形態が多様性に富んでいて面白いなと思いました。 ハイイロゲンゴロウは他種に比べて形態そのものが極めて特殊です。また生態も他種にはない特徴が多く、実は分かっていないことがたくさんあります。上の写真ですが拡大すると↓ よく見ると上翅の下縁の一部に歯のような毛が生えています。こんな特徴があるのはハイイロゲンゴロウくらいでしょう。なんのためにあるのでしょうか?ハイイロゲンゴロウは飛翔性が極めて高い種で、一度上陸せずとも水面からそのまま飛び上がることができる種です。その能力に一役かっているのでしょうか。〈左:♀ 右:♂〉
またこれも前からずっと気になっていたのですが、メスには上翅の横側に細長い窪みがあるのです。最初は交尾をする時にオスが脚を引っかける場所ではないかと思っていましたが、実際に交尾を見ると、オスはこの窪みではなく、翅と腹の隙間に脚を引っかけているのです。ではこの窪みは何なのか?と言う感じで、ハイイロゲンゴロウはいろいろ不明な点が多く、特殊で、そういった意味で珍しいゲンゴロウなのです。
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クロゲンゴロウ
http://cybister20.exblog.jp/33698543/
2024-03-01T09:00:00+09:00
2024-03-01T09:00:43+09:00
2024-02-28T13:46:02+09:00
shingo-ayumi
ゲンゴロウ
〈クロゲンゴロウ Cybister brevis,千葉県〉 クロゲンゴロウについてはとうの昔に投稿したと思っていましたがすっかり抜けていました。本種は20mm~25mmくらいの種で、大型種と呼ばれる種の中では小さい方です。国内では本州から九州、国外では朝鮮半島や中国に分布するそうです。〈生息地の様子,富山県〉
生息地は水生植物が繁茂した水深の浅い池、湿地、休耕田、氾濫原などを好みますが、個体数が多い地域や、時期によっては、水田や川の淀み、時にコンクリ池やプールなどに入ってくることもあります。上の写真のようなハス田でもよく見られ、ハスの茎で甲羅干しをする様子が観察されることもあります。
私の住む神奈川県では絶滅危惧IA類に判定されていますが(神奈川RDB 2006)、おそらく非公式の情報も含めて生息していたのは2005年前後で、現在は絶滅している可能性が高いと思われます。三浦半島も過去の記録はそれなりにありますが、現在は見つかる気がしません。
ちなみに私の住む観音崎でも2001年に単発の記録があるのですが(角田,2005)、恐らく房総半島からの迷入だと思われます。
ちなみに東北や北陸に行くとまだまだ比較的多く見られますが、南関東では減少が著しく、少し前まで比較的残っていた千葉県ですら、気合いを入れて探さないと見つからない虫になってしまいました。2001年に記録のようにまた観音崎に迷入しないかなぁと思っているのですが、千葉側ですら少なくなっているので可能性は低くなる一方です。これからの時代、南関東のように各地で減少する可能性が高い虫だと思っています。
ちなみに私は職場で千葉県某所産の系統を繁殖させています。2022年にとある谷に残っていた生息地が潰されてしまうことになり、急いで回収して繁殖させました。2024年に同じ谷に池をつくったので、増やした個体を放流しようと思っています。なんとか残ってくれると嬉しいのですが…。〈クロゲンゴロウの幼虫,和歌山県〉
幼虫の写真をほとんど撮っておらず、唯一まとも?なのが上の写真だけでした。ちゃんと撮っておかなくてはいかんですね…。
終齢になるとナミゲンの2齢幼虫と間違われることもありますが、頭の形をよく見れば簡単に見分けることができます。
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トウキョウサンショウウオと水生昆虫の調査で里山へ
http://cybister20.exblog.jp/33698404/
2024-02-28T23:01:00+09:00
2024-02-28T23:01:14+09:00
2024-02-28T11:27:24+09:00
shingo-ayumi
田んぼ・里山
〈トウキョウサンショウウオ〉 ウメの花も満開の時期を過ぎました。〈トウキョウサンショウウオの卵嚢〉 この地域は他の地域に比べて産卵が早いので、多くの卵嚢を確認することができました。すでに発生が進んで孵化しそうな卵嚢も多く見られました。 成体も見つけた。ちなみに数年前にDNAをとるためにシッポを切った個体もいました。ちゃんと生きていてくれて嬉しいです。
この日は各ポイントで成体と卵嚢の数をカウントしました。卵を戻す時はアライグマに取られないように、隠すようにして戻しました。〈ハイイロゲンゴロウ〉〈ミズスマシ〉
この地域では貴重なミズスマシです。 コクワガタの幼虫を見つけました。 2月は引っ越しでなかなかフィールドに出られなかったので、久しぶりに楽しいフィールドワークができました。
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マルミズムシ
http://cybister20.exblog.jp/33692278/
2024-02-22T20:39:00+09:00
2024-02-22T20:39:23+09:00
2024-02-22T13:49:32+09:00
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水生半翅
〈マルミズムシ Paraplea japonica, 奈良県〉 体長2mm程の水生半翅です。多い地域ではどこにでもいる普通種ですが、少ない地域では水生植物が豊富な浅い水辺や少し富栄養な池などを好む傾向があり、場合によっては大量に爆産していることもあります。 神奈川県では公式な記録が少なく、内陸部での記録もありますが、ほとんどは海沿いや半島部に集中しています。私の住む観音崎でも見られますが、個体数は少なく、生息しているのか、迷入なのかよく分かりません。
〈マルミズムシ,神奈川県〉
先日、三浦半島某所でマルミズムシの多産地を見つけました。面白い知見を得たので、そのうち発表しようと思っています。
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三浦半島の海岸をひたすら歩いて洞窟を探す
http://cybister20.exblog.jp/33664964/
2024-02-01T18:00:00+09:00
2024-02-01T18:01:30+09:00
2024-02-01T16:22:02+09:00
shingo-ayumi
海
三浦半島の美しい絶景 三浦半島には車では入れないところに絶景がたくさんあります。車が入れる所は、海岸の奥深くまで車で乗り入れる人がいて、海岸植生や地面がめちゃくちゃにされていて腹が立ちます。でも逆に考えれば、徒歩でしか入れないところが多いからこそ美しい風景が残っているのだと思います。〈コカスリウスバカゲロウの幼虫〉 砂浜の海浜植生の周りを軽く掘ると見つかります。 海岸洞窟の中から。
三浦半島は一部リアス式海岸が発達しており、海蝕洞窟も形成されやすかったのでしょう。多くの洞窟が点在しており、一つ一つ中に入って調べています。 洞窟の中には意外にもいろいろな昆虫が見られます。もっとも洞窟性というわけではなく、比較的気温が安定している洞窟の中に避難していたり、越冬していたりするようです。〈カタモンハネカクシ〉
神奈川県(2006)では絶滅危惧IA類に判定されているカタモンハネカクシも洞窟内でよく見られます。〈ニッポンセスジダルマガムシ〉
また、地下水が流れ出す滴りにはこのような小さな水生昆虫も見られます。
洞窟調査についてはもう少しちゃんと調べてから発表していこうと思っています。
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三浦半島と房総半島をつなぐ本気の池づくり
http://cybister20.exblog.jp/33662971/
2024-01-31T12:30:00+09:00
2024-01-31T12:30:14+09:00
2024-01-31T11:21:31+09:00
shingo-ayumi
生きものに関する活動
というわけで、今回はいつもお世話になっている地主のN先生に全面協力していただき池づくりをおこないました。N先生にはユンボを出していただき大きな池を掘っていただきました。僕らもスコップを使って新しく5カ所の池を掘りました。 ↑1月に裸足で作業するやがいるかい…笑 中3のジョーくんは相変わらずです!
さすが鍛えあげてきた中学生たちです。ガンガン掘りまくりあっという間に池が造られていきます。さすがだよ君たちは!
ちなみに神奈川側の観音崎には近年ビオトープを造ったことによって多くの種が房総から飛来し発見されるようになりました。しかし、供給源である房総半島側でも生息地の保全をしていく必要があります。房総半島はまだまだ自然が残っているイメージはありますが、実際クロゲンゴロウやガムシ、ケシゲンゴロウなどはもの凄い勢いで激減しています。そこで、神奈川側の観音崎でも千葉側でも池を造っていこうということになりました。ちなみに観音崎でも近々新たな池をつくります。 というわけで、朝から作業を始めて夕方までミッチリ池を掘ってきました。N先生には10月に捕獲されたばかりだというイノシシのお肉をご馳走になりました。中学生たちは大喜びでした。ありがとうございました☆
帰りは泥んこでスコップを持って歩いていたので、道行く数多の人たちに声をかけられました…笑 最近ジュニア隊中学部は野党か山賊団のようになってきました…笑
春になり虫たちがやってくるのが楽しみです。
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ハコネサンショウウオの幼生がいる沢へ(2024年1月)
http://cybister20.exblog.jp/33621528/
2024-01-04T18:35:00+09:00
2024-01-04T18:35:14+09:00
2024-01-04T15:44:01+09:00
shingo-ayumi
両生類・爬虫類
しかし、現地に着くとまさかの雨!でもここまで来て帰るわけにはいかないので、雨の中、山を登ることにしました。雨の山登りほどテンションが下がることはありません…〈ハコネサンショウウオの幼生〉 登山道からそれて沢に入り、沢沿いに進んで行くと途中で沢の水が無くなります。水は伏流してしまうようです。しかし、あきらめずさらに沢を登っていくと再び水面が見えてきます。そして、20cmから30cm足らずの僅かな溜まりや流れにたくさんのハコネサンショウウオが見られました。〈サワダマメゲンゴロウ〉
ちなみにゲンゴロウはサワダマメゲンゴロウとコクロマメゲンゴロウが見られました。〈ナガレタゴガエル〉 昼過ぎ頃、ようやく雨がやみました。 というわけで、2024年も楽しくフィールドワークをやっていきたいと思っています。
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山にピクニック
http://cybister20.exblog.jp/33615035/
2023-12-31T17:32:00+09:00
2023-12-31T17:32:14+09:00
2023-12-31T13:40:04+09:00
shingo-ayumi
その他
先日、冬山にピクニックに行ってきました。 冬の山 妻と次女も参戦 ポケモンのゲームにはまっているミー坊はゲーム内にある「ピクニック」というシステムが大好きです。これに憧れ、よく家の中でもいろいろ広げてピクニックをしているのですが、この日はホンモノのピクニックということで、張り切って出かけました。リュックには昨晩自分でいろいろ詰め込んだようです。 骨を見つけた!「やったー!大発見をした!」と言いながら喜んでいました笑 お土産 お面 ミツマタがつぼみになっていました。 ちなみに自分で詰めたというリュックの中身は、大量のオモチャとスプーンとフォークでした…笑
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コカスリウスバカゲロウの幼虫
http://cybister20.exblog.jp/33609369/
2023-12-27T17:11:00+09:00
2023-12-27T17:11:26+09:00
2023-12-27T14:23:45+09:00
shingo-ayumi
虫いろいろ
〈コカスリウスバカゲロウ Distoleon nigricans, 神奈川県〉 浜辺で時々見かけるアリジゴクがいます。コカスリウスバカゲロウの幼虫です。普通のウスバカゲロウのようにアリジゴクの巣は作らず、砂浜の上を徘徊しています。 海から少し離れた乾いた砂にいることが多く、冬場は岩や漂着物、海浜植物帯などでも見られます。 以外に大きい!
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ハマヒョウタンゴミムシダマシ
http://cybister20.exblog.jp/33598693/
2023-12-21T12:35:00+09:00
2023-12-21T12:35:13+09:00
2023-12-21T12:13:21+09:00
shingo-ayumi
虫いろいろ
〈ハマヒョウタンゴミムシダマシ Idisia ornata, 神奈川県〉 2019年、せっかく海の近くに住んだし、子どもが産まれて自由に遠くにも行けないし、地元で海浜性昆虫でもやってみようかなと思い、それからちょいちょい採集をしてきました。
とは言ったものの、やりはじめてもイマイチ興味が持てず、博物館に授業で来た高校生たちを巻き込み、仕事でやれば覚えるだろうと調査をしました。しかしそれでも大ハマりすることはなく、結局中学生ボランティアのジョーくんの方がハマってしまいました。そんなイマイチ気が乗らない海浜性昆虫でしたが、その中でも「これは良い虫だ!」と思えたのがこのハマヒョウタンゴミムシダマシでした。白と黒の可愛らしい模様が特徴で非常に虫屋心に刺さる虫です。地味な海浜性昆虫の中ではぴかイチに華のある虫です! 砂浜ならどこでもいるというわけではなく、比較的乾いた場所を好みます。湿った砂浜はあまり好まないようです。 先日、家族で砂浜に行ったのですが、ちょこっと探してみるとここでも見つけることができました。砂浜の石をひっくり返したり、海浜植生の根際をいじったりして探していると、妻には「どこに行っても楽しそうだねー!」と言われました。ちなみにミー坊は謎の青いマントを付けて、ひたすら砂浜を掘っていました…。
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冬の森たんけん(2023年12月)
http://cybister20.exblog.jp/33582334/
2023-12-11T15:40:00+09:00
2023-12-11T15:40:06+09:00
2023-12-11T15:40:06+09:00
shingo-ayumi
侍従川流域の自然
ふるさと侍従川に親しむ会の「冬の森たんけん」にミー坊と参加してきました。冬の森たんけんは僕が18歳の時に、侍従会で初めて企画をしてリーダーをやらせてもらった思い出深いイベントです。あれから10数年が経ち、今度は自分の子どもを連れて参加するようになるとは感慨深いですね。 紅葉がきれいでした。 ミー坊さん!12月の沢に裸足で入るんかい!?すぐ裸足になりたがるミー坊は、靴を脱ぎタモ網を背負って沢の中に消えていきました…〈ミナミテナガエビとヤマトヌマエビ〉 ミーが採ってきた戦利品。意外と採集のセンスはよく、タモ網を持たせるとちゃんと採ってきます。 でもやっぱり寒かった…笑 この日は、観音崎自然博物館の活動にいつも参加してくれているお客さんたちもご家族で来てくれました。皆さんありがとうございます☆ 弓矢をつくりました!〈ウスバカゲロウの幼虫〉
アリジゴクを採った。 2019年の台風で森の杉林がバキバキになりましたが、そこにできたギャップにはたくさんの低木が生えてきていましたました。
ちなみにミー坊は自分の足で最後までしっかり歩き通し、終わった後は侍従川で魚とりをし、最後は公園で遊んでから帰りました。なかなかの体力です。最近ポケモンのゲームをやっているのですが、森たんけんで出会った先輩少年少女たちとポケモントークができたのが楽しかった!と言っていました(そこかい)笑 さて、冬の森たんけんから帰り、実家の近所に住む同級生の家にヒラタクワガタの死体をもらいに行ってきました。夏にみんなでクワガタ採りに行った時に採集したヒラタを同級生の娘ちゃんに預けていたのですが、死んでしまったようで標本として受け取りました。しかしここでも話題はポケモントーク!昨今の小学生・幼稚園児の中ではこれほどまでにポケモンが流行っているのか!?と認識し学んだ1日でした。
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