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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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陸生貝を探しに

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 上司である山田和彦学芸員は海の魚が専門なのですが、貝類も好きでいろいろ調べています。そんな山田さんが、最近仕事で陸生貝類を調べ始めました。でも本人曰く、「陸生貝のことはホントに分からないよ!水生昆虫の方が分かるくらいだよ!」とのこと。しかし、先日、キセルモドキという陸貝が、三浦半島では観音崎周辺で記録されていて、そのポイントがどうやら我が家の近くの森なのでは?ということで、先日山田さんと事務のアンナちゃんと3人で探しに行ってきました。
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 我が家に車を停めて、3人で陸生貝を探しに行きました。

 ちなみにキセルモドキとはキセルガイに似た種なのですが、キセルガイは左巻きなのに対して、右巻きなのだとか!しかし、キセルモドキがどんな環境にいるのかもよく分からず、とりあえず闇雲に探してみることにしました。
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 落ち葉や石、朽ち木の下など探してみると、種類は分かりませんが、キセルガイの仲間がいろいろ見つかりました。
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 他にもカタツムリの仲間が見つかりました。
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 山田さんに駅まで送ってもらうつもりでついてきたのに、とんだ寄り道となってしまったアンナちゃんも楽しそうに(?)陸生貝を集めていました。ちなみに彼女は、この後買い物に行く予定だったそうなのですが、斜面からすべってドロドロになっていました…笑 この後買い物には行ったのでしょうか?笑
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 陸生貝を探していると、ダンゴムシやワラジムシ、タマヤスデ、ヤスデなど、他にもいろいろな土壌生物が見つかります。
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 キノコ?
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 というわけで、結局キセルモドキは見つかりませんでしたが、個人的には知らない世界に触れられて結構楽しかったです☆

 帰宅すると、留守番をしていた妻が、「そういえばウチの風呂の中によくキセルガイいるよね?」と!そういえば確かに!我が家の風呂の中で結構大きめのキセルガイがよく闊歩しているのを思い出しました。すぐに風呂場を見てみましたが、その時はいませんでした。また暖かくなったら出てきますかね。


# by shingo-ayumi | 2020-01-28 15:47 | その他 | Comments(0)

オオクワガタが産んでいた!

 2019年の夏にオオクワガタのメスを採集しました。「卵を産んでくれないかな~」と産卵木を入れておいたのですが、3か月くらい経っても木をかじった様子はなく、なんだ交尾してなかったのか~とあきらめていました。

 しかし、先日、久しぶりにオオクワガタの入ったケースを開けてみると、産卵木が柔らかくなっていて、「もしや!?」と思い、木を割ってみました。
オオクワガタが産んでいた!_b0348205_17535368.jpg
 すると、1個体だけ幼虫が出てきました!やったー!!いつのまに産卵していたのでしょうか?
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 クワガタの生態はあまり詳しくないので何とも言えませんが、1個体だけというのは、野外で交尾をした親が少しだけ卵を持っていたのでしょうか。それとも発見が遅れたために食い合ってしまったのでしょうか。はたまた、メスはある程度の期間、卵を体内で維持することができて、採集してからしばらく経ってから産卵したということなのでしょうか。
 いろいろ謎は深まるのですが、何はともあれ幼虫が得られたことは嬉しく思います☆
# by shingo-ayumi | 2020-01-25 19:48 | 我が家のいきもの | Comments(0)

ミナミヒメガムシ

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〈ミナミヒメガムシ Sternolophus inconsphicuus
 国内では南西諸島に分布するガムシの一種です。本州から南西諸島まで普通に見られるヒメガムシとよく似ています。
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〈左:ミナミヒメガムシ/右:ヒメガムシ〉
 ミナミヒメガムシとヒメガムシは大きさもよく似ているうえに、同所的にいることもあるので、一見間違えやすいのですが、腹側を見ると見分けられます。

 ミナミヒメガムシは腹板突起が短いことに加えて、脚が黒っぽいのが特徴です。慣れてくると、裏っ返さなくてもこいつはミナミヒメガムシっぽいな!と感覚的に思うようになります。なんとなくミナミヒメガムシの方がガタイが良いイメージがあります。
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 ミナミヒメガムシは、南西諸島や東南アジアに広く分布していますが、生息地は局地的でどんな環境を好むのか正直よく分かりません。水草が豊富にある貧栄養な池にいたかと思うと、畑の汲み置きのバスタブやコンクリ水路で採ったこともあります。ただ、たくさんいることはあまりなく、見つけると少しだけラッキーな虫です。


# by shingo-ayumi | 2020-01-24 19:31 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

チンメルマンセスジゲンゴロウ

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〈チンメルマンセスジゲンゴロウ Copelatus zimmermanni
 国内では本州から南西諸島まで分布するセスジゲンゴロウの一種です。北は東北地方まで記録があり、分布は広いのですがかなり局地的で珍しい種です。ちなみに私は南西諸島でしか見たことがありません。他のセスジゲンゴロウ属に比べて細長い印象があります。
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 古い文献では「ツインメルマンセスジゲンゴロウ」と表記されています!こっちの方がカッコイイ!笑
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 あまり多くの生息地を知らないのですが、水生植物が豊富で貧栄養な浅い水辺で見ることが多い気がします。


# by shingo-ayumi | 2020-01-23 19:50 | ゲンゴロウ | Comments(0)

トビイロゲンゴロウ

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〈トビイロゲンゴロウ Cybister sugillatus
 日本の南西諸島からアジアに分布するゲンゴロウです。
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 フチトリやヒメフチを探していた頃は雑魚扱いして真面目に調べてきませんでしたが、同じく南方系で大型種のコガタノゲンゴロウに比べると、生息環境の選好性が強く、決して雑魚ではなくなりつつある種だと思っています。
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〈左:トビイロゲンゴロウ/右:クロゲンゴウ〉
 ちなみに九州以北の国内全域に分布するクロゲンゴロウとよく似ています。アジアには、黒系のゲンゴロウ属が4種類いますが、日本ではトビイロゲンゴロウとクロゲンゴロウの2種が分布しています。
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 トビイロゲンゴロウの特徴は、前胸背の縁がオレンジ色っぽい(鳶(とび)色)をしています。これが和名の由来にもなっています。
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〈生息地の様子,ベトナム〉
 さきほど、生息環境を選ぶ種だと書きましたが、本種は水生植物が豊富な湿地のような環境を好みます。池や水田でも見られますが、いずれも水生植物が繁茂している環境で見られます。これは国内に限らず、東南アジア全体でも共通しています。
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〈ベトナムで採集したトビイロゲンゴロウ〉
 日本の南西諸島では、多くのため池がコンクリートやゴムシート化されつつあり、各島の生息地点数をみると決して普通種ではありません。また、過去に記録があった島でも、現在は見られなくなってしまった島もあります。フチトリやヒメフチなどの派手な種に霞んでいますが、トビイロも結構珍しい種になりつつあるのではないでしょうか。
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〈台湾のタイモ水田〉
 上の写真は、台湾ランユイ島のタイモの水田です。ここではたくさんのトビイロゲンゴロウが見られました。
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 タイモにくっ付いて甲羅干しをしているトビイロゲンゴロウを見つけました。
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 ちなみに、上の写真は、台湾高雄市の大都会にあった公園のビオトープなのですが、ここでもトビイロゲンゴロウを見つけました。日本の南西諸島では、街中近くの池で見かけることはほとんどないので驚きました。


# by shingo-ayumi | 2020-01-22 21:18 | ゲンゴロウ | Comments(0)

コガタガムシ

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〈コガタガムシ Hydrophilus bilineatus cashimirensis
 コガタガムシは普通のガムシより一回り小さいですが、それでもかなりの大型種です。本州の一部と四国、九州、南西諸島に分布していますが、南西諸島以外の地域ではかなり珍しいと思います。
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 腹面のトゲが長いのが特徴です。
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 ゲンゴロウやガムシを見てゴキブリだと言う人がいますが、確かにガムシはしょうがない気もしますね…笑
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 近年、南西諸島でも減少が著しい印象があります。私が南西諸島に行き始めた2005年頃から比べても、見られなくなったところがたくさんあります。
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〈生息地の様子,西表島〉
 上の写真は西表島の池です。この池にはコガタガムシがたくさんいましたが、現在この池はありません。基本的には水草がわしゃわしゃあるような池で見られます。


# by shingo-ayumi | 2020-01-21 19:31 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

与論島の旅(2020年1月)

 沖永良部島を出港した私たちは、次なる島、与論島へ向かいました。沖永良部島から与論島までは船で2時間程です。旅に行く前に妻が、昔、沖永良部にザトウクジラを見に行ったと言っていました。さらに今ちょうど良い時期なのでは?というので、ザトウクジラを一目見ようと寒さに耐えながらデッキで探したのですが、結局クジラは見られず・・・そればかりかデッキで昼寝をしていた仲間二人と共に寒さに耐えきれなくなり、結局3人で船内に戻り爆睡してしまいました。
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 さて、与論島に着いた私たちは、早速水生昆虫の調査をおこないました。

 与論島もまた、10年前に師匠たちが調査をしているのですが、やはりダメダメだったという情報を得ていました。しかし、何を隠そう与論島には、あの幻のタイワンコオイムシの記録があるんです!ダメダメだと聞いていてもやはり夢が膨らみます。しかし、師匠たちの話に嘘はありません。いざ回ってみるとご覧の通り↓
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ほぼ全部の池がコンクリートかゴムシート池でした…。
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〈コガタノゲンゴロウ〉
 コンクリートの池でしたが、僅かに植物が生えているところには少し水生昆虫がいました。
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 ちなみにコガタノゲンゴロウは、コンクリート池にもいることがあるのでよく見る必要があります。
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 川にも行ってみました。しかし、3面コンクリートで、テナガエビの仲間やトゲナシヌマエビが少しいるだけでした。
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〈ヒラテテナガエビ〉
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〈スクミリンゴガイの卵塊〉
 調査中に特徴的なオタマジャクシを見つけました。「えぇ?これシロアゴガエルじゃない?」などど話をしていたのですが、案の定・・・。途中に立ち寄った川の近くの林の中から聞きなれない泣き声が聞こえてきたので車を止めました。やはりシロアゴガエルがいた!シロアゴガエルは特定外来生物に指定されているカエルで、島内各地で確認されているそうです。今回は泣き声だけで姿は見られませんでした。

 さて、与論島に着いた日は、雨が降っていて、途中から本降りになってしまったので、早めにあがって、最終日くらい飲みにいこうということになりました。

 数日前、奄美で仕事をしていた時に、与論に行くなら「与論献奉」という儀式的な飲酒方法があるので気を付けた方が良いですよ!と言われました。「与論献奉」とは、一般的には、お客さんをもてなす儀式で、客人全員が口上を述べてから酒を一気に飲み干し、杯を裏返し、飲んだことを示すものだそうですが、酒の場が激しくなってくると恐ろしい与論献奉になるそうです。そんな話を後輩たちにしながら、二軒ほど飲み屋を回ったのですが、そんなノリにはならず、普通に3人で盛り上がって宿に戻りました!笑
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 最終日は少し晴れ間がのぞきました。
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〈リュウキュウカジカガエル〉
 街中でリュウキュウカジカガエルを見つけました。ちなみにこの島には、ハロウエルアマガエル、ヒメアマガエルもいるそうです。
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 与論島の海岸はやたらきれいだなぁと思ったら海岸清掃をしているそうです。さすが観光地ですね。
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 オーム!?・・・と思いきやニシキエビのかけらです。
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というわけで、1週間程かけて奄美群島を旅してきました。


# by shingo-ayumi | 2020-01-20 19:30 | | Comments(0)

沖永良部島の海

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 沖永良部島では、私は海浜性昆虫、ぎゃんだくんは釣りを目的に海にもいきました。
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 浜で釣りをするぎゃんだくん
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 でかいアオヤガラが釣れた!
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 ぎゃんだくんが釣ったヤガラと戯れるサキちゃん
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 いつきくんも何かいたのかな?
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 やったー釣れた!良い笑顔☆
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 いつきくんはムラサメモンガラ、ギンガメアジ等を釣っていました。
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 アオヤガラを次々と釣り上げるぎゃんだくん
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 結局ぎゃんだくんは、30分くらいのうちにアオヤガラ9匹、カンモンハタ、ギンガメアジを釣りました。すげぇ!!
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 海の中
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〈ケシウミアメンボ〉
 一方私は、目的の虫は採れず、ケシウミアメンボの撮影をしていました。
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 交尾をするケシウミアメンボ
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 サキちゃんがフィルムケースに入ったムラサキオカヤドカリを見つけました。
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 夜も釣りやら採集やらいろいろやりました。
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 ライトを持って漁港を歩いていると、ダツが突っ込んできました。そして、ここでも先輩がギャグの手本を披露します。自ら率先してギャグをかましつつ、お世辞でも笑ってくれる後輩たちを見て、私はいった何歳までこんなことをやるのだろうか・・・と、悲しくなりました・・・。笑


# by shingo-ayumi | 2020-01-19 21:29 | | Comments(0)

沖永良部島の旅(2020年1月)

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 仕事が終わった後、私はプライベートで沖永良部島に残りました。そして、大学・大学院時代に所属していた研究室の後輩たちと現地で合流しました。
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 今回一緒に旅をしたのは、ぎゃんだくん、サキちゃん、いつきくんです。みんな年齢は違いますが、同じ研究室を卒業した生き物仲間です☆
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 とりあえず序盤は水生昆虫調査をおこないました。沖永良部島は私の師匠たちが10年前に調査をしましたが、その時すでにヒドイ状態だったそうです。そんな話を聞いていたので期待はしていなかったのですが、それでも少しは望みを持って池を回りました。しかし・・・
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 池は、アメリカザリガニ、グッピー、プラティ、ティラピア、ライギョ、フナ、コイ等の外来種のオンパレード…。おまけに100か所近くある池のうち、8割はコンクリートかゴムシート池でした。
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 また、時々良さげな池があっても、採れるのはウスイロシマゲンゴロウやヒメガムシなどド普通種ばかり・・・。師匠たちのおっしゃる通りヒドイ状態でした。
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 ちなみに沖永良部島にはオキナワオオミズスマシの記録があります。川や湧水の池なども狙いに行ったのですが、残念ながら見つけられませんでした。
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 大きなコンジンテナガエビ
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 先輩として体を張るところを後輩たちに見せなくてはなりません!
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 エビモが生えた見た目はきれいな小川ですが、はやり中は外来種だらけ・・・
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 研究室のお家芸「人間フラワー」
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 沖永良部島は石灰岩で被われた島です。また、多くの鍾乳洞があることでも知られています。昇竜洞や水鏡洞など、有名な鍾乳洞以外にも、森の中に入ると、所々に小さな鍾乳洞の入り口らしき穴が見られました。
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 鍾乳洞の中にいたカマドウマの一種
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 さて、水生昆虫調査はあまり良い成果が得られなかったので、しかたなくクワガタ探しをすることにしました。沖永良部島にはオキノエラブヒラタクワガタやオキノエラブノコギリクワガタなどの固有亜種が生息しています。とは言っても1月という時期にクワガタを探すというのは時期外れもいいところです。ただ、ヒラタクワガタであれば冬でも採れることがあるので、クワガタがいそうなミカン畑を探してみることにしました。

 車を走らせていると、ちょうどミカンの収穫をしている農家さんを見つけたので、声をかけて畑の中に入れさせていただきました。そして、ありがたいことに収穫中のミカンもいただきました。見た目が傷だらけで堅そうだったので、げげっ超絶すっぱいミカンじゃないか!?と思ったのですが、食べてみると驚くほど甘くめちゃくちゃ美味しかったです。職場のデスクにミカンをため込むほどミカン好きの私としてはとっても嬉しいプレゼントでした。農家さんありがとうございました!しかし、結局ここでクワガタは見つけられず、山の方に移動しました。
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 山に登って、林道に転がっていた朽ち木を割ってみると、出てくる出てくる!オキノエラブネブトクワガタの幼虫です。
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 オキノエラブネブトクワガタと、わずかにオキノエラブヒラタクワガタも見られました。
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 暗くなるまで朽ち木を割るいつきくん。
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 というわけで、沖永良部島には2泊し、釣り目的だったぎゃんだくんを一人沖永良部に残し、私たち3人は与論島に向かいました。
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# by shingo-ayumi | 2020-01-19 19:09 | | Comments(0)

奄美群島の旅(2020年1月)

仕事で奄美群島に行ってきました。空いてる時間で、少しだけ生き物の写真を撮ってきました。
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 南西諸島ではちょっとだけ珍しいマメゲンゴロウ
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 夜は一人で林道を徘徊しました。
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 この時期としては珍しく爬虫類・両生類を多く見かけました。今年は例年に比べて暖かいとのことでした。
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 飛行機の時間まで、浜でも生き物観察をしました!
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 今回の旅でアシブトメミズムシの良い採り方を覚えた気がします。

 この後は、プライベートで沖永良部に向かいました。次回へ続く


# by shingo-ayumi | 2020-01-18 22:39 | | Comments(4)

ジュニア生物調査隊 ~4団体交流(2020)~

 2020年1月5日、この日は、神奈川県東部で自然に関する活動をしている子どもたちの団体が集まって、交流会が行われました。

 集まったのは、ふるさと侍従川に親しむ会、二ツ池こどもエコクラブ、ジュニア生物調査隊です。(海の子森の子クラブは残念ながら欠席でした)大人たちからすれば各グループは身内感のある顔馴染みなのですが、子どもたちにとっては新鮮なイベントです。
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 集まって団体紹介をした後は、侍従会の山田さんがアイスブレイクからのグループ分けをしてくれました。もちろんグループ分けは全員ごちゃまぜです!グループ分けをした後は、各グループを観音崎公園内に放ち、見つけたものをマップに書き込んで、どのチームがどんなマップをつくるのか!?という内容でおこないました。
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 最初に砂浜に行ったグループは何か見つけたかな?
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 偶然にも女子チームが出来上がりました!スタッフのIくんは、一人だけ男子でタジタジ?笑
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 観音崎公園内は2019年の台風14号、19号に被害で倒木だらけです。そこについていたキノコを採集した二人!団体は違くても自然を通して仲良くなってくれてよかったです。
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 大人もガサゴソ!山田さんと島村さんが撮影しているのは?
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 カントウカンアオイの花です。根本に咲いているのでのぞき込まないとよく見えません。
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 このグループは団結力を発揮していました!
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 手すりに付いていたヒナカマキリの卵鞘です。よく見つけましたね~
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 ヤマアカガエルも見つけました。
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 ヤマアカガエルを見つけてドヤ顔の3人組!
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 女子チームの色鮮やかな虫かご。一方↓
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 男子チームの地獄のような虫かご…笑
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 ケケケ
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 昼ごはんを食べた後は、各班で発表の作戦会議
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 各班で見つけたものの発表会をおこないました。
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 キノコ、植物の実、漂着物の三味線?、ネコの頭骨、青いダンゴムシ、大量のザトウムシ、ヒナカマキリの卵鞘、ヒメゲンゴロウ、ヤマアカガエルなどなど、いろいろなものが見つかりました。というわけで、イベントは14時に終了し解散しました。
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 ちなみに夜は、ジュニア隊スタッフと一部の隊員とその保護者様と新年会をしました☆


# by shingo-ayumi | 2020-01-07 19:08 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

2020年最初のフィールドワーク

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 2019年最後の日、三浦半島で家族で写真を撮ろうかとフィールドに出かけました。しかし、どこに行っても吹っ飛ばされそうな強風で断念しました。写真は三浦市の諸磯です。
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 ひゃー飛ばされるーー
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 お気に入りの台場クヌギがある森の中なら大丈夫だろうと思いきやここも強風でダメでした…
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 年が明けて2020年1月1日、この日は妻の実家に行って挨拶をした後、妻子を実家に残し、私は一人妻の実家の裏山に行ってきました。上の写真は、ハイキングコースから外れた道を通らなければいけない池です。ゲンゴロウやヤゴを採って、次は毎年観察しているウラゴマダラシジミの卵を見に行きました。
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〈ハラビロカマキリの卵鞘〉
 ウラゴマダラシジミが産卵するイボタがある場所もまた、非常に分かりにくいところにあります。谷から登る時は分かるのですが、尾根から入ろうとすると入り口が分からなくなってしまうので、しかたなく、最近は一度尾根から谷に下りて、また登るという面倒くさいルートで行っています。(谷の下流側は私有地なので入れません)そして、登り途中の尾根から少し下りたところに谷とは別に原っぱのような場所があり、そこにイボタが生えているのです。
 この場所がそもそも何でこんな不思議な地形をしているのかよく分かりません。昔、何かが建っていた跡地なのでしょうか??

 しかし、苦労してたどり着いたにも関わらず、目的のイボタがバキバキに折れていました。2019年の台風にやられたのでしょうか。三浦半島では少なくなっているウラゴマダラシジミの貴重な産地だったのに…どこかで生き残っていれば良いのですが…。
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 さて、話は変わり、観音崎周辺では、ヤマアカガエルが産卵しました。
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〈ヤマアカガエル〉
 去年は2月4日に産んだので、今年はずいぶん早かったです。年末に何度も雨が降ったので、それが影響したのかもしれません。
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〈ヤブヤンマ〉
 というわけで、2020年もよろしくお願いいたします。


# by shingo-ayumi | 2020-01-03 20:53 | その他 | Comments(2)

今季の夜磯(2019年12月)

 少し前の話ですが、今季一回目の夜磯に行ってきました。
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 海の生き物のことはあまり詳しくありませんが、なんとなくダンゴウオ観察だけは毎年恒例になっています。
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 この日は本当に寒い日で、手の甲がシワシワになりました・・・笑


# by shingo-ayumi | 2019-12-30 21:31 | | Comments(2)

横浜・鎌倉・逗子の里山(2019年12月)

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〈横浜市南部の谷戸田〉
 最近、水生昆虫の調査で横浜市南部から三浦半島北部をウロウロしています。この日も冬の谷戸田や沢を巡ってきました。
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 寒そうな景色です。
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 アサヒナカワトンボの幼虫がいました。
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〈アサヒナカワトンボ幼虫〉
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 今度は鎌倉市の沢です。
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〈タイワンシジミ〉
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 川の淀みに溜まった落ち葉の下にはモンキマメゲンゴロウ、ミルンヤンマ、コシボソヤンマがくっ付いていました。ちなみに、ここでは、これまで三浦半島で記録のない昆虫が採れました。それについてはまたの機会に。
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 こんなカッコイイ風景もありますが、ここはあまり生き物がいませんでした。
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〈ミルンヤンマ〉
 ちなみにミルンヤンマとコシボソヤンマはよく似ていて、同所的にいることもあります。
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〈コシボソヤンマ〉
 2種の見分け方は、「ミルンヤンマはそらない」、「コシボソヤンマはそる」といった感じで、擬死の仕方で見分けられますが、時々そらないコシボソヤンマがいたり、若干そるミルンヤンマがいたりするので、頭の下の突起の有無で見分けるのがオススメです。
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〈左:ミルンヤンマ/右:コシボソヤンマ〉
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 上の写真は、逗子市の久木大池です。子ども頃からよく遊びにきた思い出の場所です。
 私が小学生だった1990年代にルアーフィッシングブームが到来し、アニメの影響もあり、小学生もこぞってブラックバス・ブルーギルを狙いに行きました。小学生だった私の活動範囲内にバスがいる池は少なく、1990年代中盤頃は金沢区の不動池と逗子市の久木大池でのみバスが見られました。特に久木大池は、バス・ギルだけではなく、ブラウントラトやカムルチー、ナマズなどの大型魚が放流されたこともあったようで、子どもだけでなく大人の釣り好きも多く見られました。

 生き物好きの私も、当然の釣りブームに感化されたのでしたが、アニメを参考に釣りをする子どもたちに魚が釣れるわけはなく、結局最後はガサガサで採った方が早いという結論にたどり着きました。当時は、おそらくバス・ギルが放たれてそれほど時間が経っていなかったようで、スジエビやドジョウ、モツゴ、フナ、コミズムシの仲間、モンキマメゲンゴロウ、ヤゴ類等が見られました。久木大池は池ですが、いくつも沢の水が流れ込むヵ所があり、流水性の種も池で見られたのです。
 個人的には池で採ったヤゴをウチワヤンマだと思い、喜んで持ち帰ったものの、調べたらダビドサナエでがっかりした記憶があります。もっとも今となってはダビドサナエも珍しいですけどね…。

 しかし、90年代も後半に近づくと、明らかにギルが爆増し、バスも簡単に稚魚が採れるようになり、モツゴやスジエビは激減しました。
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〈オオクチバス(ブラックバス)〉
 この日は、当時のモンキマメゲンゴロウとダビドサナエの記録を頼りに、久しぶりに池に入ってガサガサをしました。するとさっそくギル、バス、ウシガエルのオタマ、アメザリが採れました。そして在来の種は何も採れず…。
 
 また、沢の水も枯れていて、モンキマメゲンゴロウとダビドサナエもいませんでした。
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〈ブルーギル〉
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 ↑こちらは久木大池の一段上にある池です。

 当地は、90年代から(おそらくそれより前から)すでにザリガニだらけの池でした。しかし、推進と開放水面は結構あり、種類は覚えていませんが水生植物がグシャグシャと生えていて、ルアーが引っかかるので釣りをする人はいませんでした。

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〈2012年の様子,すでに外来植物に覆われている〉 
 幼稚園の頃(90年代前半)、祖父と実家の裏の山を越えてこの池に来て、黄色い大きな魚を見つけて、「見たことない魚だ!」と喜んだ記憶があります。その魚は調べるとライギョでした。しかし、その後、この池にもギルが入り、スイレンが入り、オオフサモが入り、遷移が進行し、2000年代にはすでのライギョは採れませんでした。ちなみにこの日も一応網を入れてみたのですが、掬う場所がほとんどなく、沢の出口でオニヤンマとミズムシ、アメザリが少し採れただけでした。

 というわけで、久しぶりに久木大池で採集をしました。池の周りを歩きに来たことは何度かありましたが、網を入れるのは約15年ぶりくらいでした。そして、小学生だった約25年前からずいぶん変化したなぁと思い、その記録としては不十分な記憶を残したいと思いブログに書きました。


# by shingo-ayumi | 2019-12-29 20:26 | 田んぼ・里山 | Comments(4)

ジュニア生物調査隊~企画展示(2019)~

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 先日から、観音崎自然博物館 ジュニア生物調査隊の企画展示が始まりました。子どもたちには事前に「ゴチャゴチャしたカオスな展示をしよう!」と言ったので、その通りゴチャゴチャした展示になっています。
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 多摩川に通って調査をしているKくん。虫屋もビックリ!多摩川の最新情報が盛りだくさんです。
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 普段はわんぱくで破天荒なTくんは、そのキャラとは裏腹にしっかりした展示をつくりました。子どもらしい内容である一方、結構興味深い内容でもあります!彼にこんな一面があったのか!?と、発表する場をつくって初めて気づかされることがあったりして嬉しく思います。
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 なんだかんだ合宿は楽しかったようで、合宿について展示する子が多かったです。
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 さきほどのKくん、貴重な東京都産のコシマゲンゴロウ等、自慢の標本も展示!
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 ジュニア隊の鱗翅ガールことTちゃんは、今回一番多くの展示物を用意してくれました。ジュニア隊以外にもたくさん活動をしている注目のエースです!展翅も上手!
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 また、今回はいつもお手伝いしていただいている、ジュニア隊スタッフのみんなにも全面的に協力をしていただきました。
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 スタッフ隊は、こんな子どもたちの面白エピソードも展示にしました。ちなみに上の作品のあと、Rちゃんは作り直して、下の写真の作品を展示しました!笑
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 他にも、「鶴見駅路上ライブ襲撃事件」や「いつも寝てる事件」など、活動中に起こった(やらかした?笑)珍エピソードを「ジュニア隊事件簿」として紹介しています。
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 上の写真は、映像展示をしたいと言ったKくん。いろいろ考えて、約3分の動画を撮影することに!ちなみに動画はスタッフ隊が編集しましたが、その完成度の高さに驚かされ、笑える内容になっています!

 というわけで、展示は3月1日までおこなっています。ジュニア生物調査隊に興味が方は是非見にきてください☆


# by shingo-ayumi | 2019-12-25 20:50 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

境川流域めぐり(2019年12月)

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 先日、境川流域で活動をしているTさんとIさんに声をかけていただき、境川流域巡りをしてきました。

 境川は県中部を流れ、江ノ島付近を河口に持つ、神奈川では比較的大きな河川です。境川の本流は、三面コンクリの場所が多いのが特徴的です。
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川の中
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 それでも、網を入れればいろいろな生き物が見つかります。
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 採れた生き物を確認しました。
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 ナマズ
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 後から調べてもらったところ、トウヨシノボリではないかとのことでした。神奈川の川は、カワヨシノボリやオウミヨシノボリなど、ヘンな種が採れることがあるので、同定には自信がありません。
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 こちらは支流です。
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 何が採れたかな?
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 オナガサナエ、ミヤマサナエ、ダビドサナエ、ヤマサナエ、ハグロトンボが見られました。私が中学生くらいまでは、オナガサナエやミヤマサナエは相模川まで行かないと採れませんでしたが、ここ10数年でずいぶん広まってきたなと思います。
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〈ドンコ〉
 近年、ドンコが増えているそうです。誰が放流したのか、止水域にも侵入して、一部の池ではヨシノボリが激減したそうです。困ったものです。
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 最後にナガエミクリの群落を案内していただき、この日は解散しました。


# by shingo-ayumi | 2019-12-23 21:43 | | Comments(0)

外国産オオクワガタの産卵

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(リツセマオオクワガタの♀)
 夏の終わりに、リツセマオオクワガタとホペイオオクワガタを飼い始めました。せっかく飼うことになったので、勉強のために繁殖をさせてみようと思い、産卵を試みていました。
 しかし、9月になっても10月になってもまったく産卵する気配はなく、時間が過ぎていきました。 

 クワガタの繁殖は、子どもの頃や大学生の頃に本州、せいぜい南西諸島の種を雑に繁殖させたことがあるくらいで、外国産の種については完全に素人です。
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〈ホペイオオクワガタの卵,2019年11月27日〉
 2種は、産卵木をかじることもなく、まったく産卵する気配がなかったので、じゃぁちょっといろいろ試してみようと思い、インキュベーターに入れて、1週間おきに温度を変えて飼育してみることにしました。
 すると、ホペイオオクワガタは25℃前後で朽ち木をかじり産卵してくれました。しかし、リツセマオオクワガタはそれでも産卵する気配がありません。
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〈ホペイオオクワガタの幼虫〉
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〈リツセマオオクワガタの卵,2019年12月18日〉
 そして、さらに温度を落とすこと23度!ついに、リツセマオオクガタも産卵しました。
 東南アジアに生息する種なのに、中国に生息するホペイオオクワガタより低い温度を好むのでしょうか。
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〈洞から出てこないリツセマオオクワガタ〉
 でも考えてみると、東南アジアに生息しているとは言え、標高の高い原生林のような環境に棲んでいるのですから、高温はきらいなのかもしれません。クワガタなので、こんなことはおそらくとっくに研究されていることなのでしょうけれど、面白いなぁと思い思わず投稿してしまいました。


# by shingo-ayumi | 2019-12-19 18:12 | 我が家のいきもの | Comments(0)

冬に羽化したホンサナエ

 この時期は、ブログのネタが少なくて、投稿も間が空いてしまいます。
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 本日、11月に採って飼っていたホンサナエが羽化しました。

 春先に羽化する種が、温かい部屋の中で飼っていると冬に羽化してしまうというのはよくある話です。しかし、この個体は、11月に見つけた時点で翅芽が膨らんでいて、まさかこれから羽化するのか?と思って採ってきた個体でした。

 とは言え、部屋の中も寒いので、翅芽が膨らんだ状態のまま羽化する様子はなく、このまま死ぬのかと思っていたところが、ここ数日で急激に体の色が透けだしたり、歩き回ったり、変化があり本日羽化しました。

 野外では、生活排水などの温水が流れて、ヤゴが勘違いしてしまうこともあるのでしょうか。

# by shingo-ayumi | 2019-12-16 21:59 | トンボ | Comments(2)

冬の森たんけん(2019)

 
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 先日、故郷である、ふるさと侍従川に親しむ会のイベント「冬の森たんけん」に行ってきました。 
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 故郷の森は今年の台風15号、19号の被害を受けてそこらじゅうがメチャクチャになっていました。 
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 でも、台風によってなぎ倒された笹薮がとなりのトトロのトンネルのようになっている所もあり、子どもたちは楽しそうでした。 
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 フユイチゴ 
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 横浜市金沢の風景 
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 山の頂上でお弁当を食べた後は、毎年恒例の弓矢づくりです。 
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 竹を割る山田さん 
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 割った竹をきれいにして切れ込みを入れて、弦を付けて、危なくないように矢の先にビニールテープを巻いて完成です。この作業は子どもたちが自分でやります。 
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 放てー!!  
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 富士山もよく見えました。 
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 この日は紅葉がとてもきれいでした。
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 冬の川での生き物採集も毎年恒例です。さて何が採れるかな?
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〈ヤマトクロスジヘビトンボ〉
 寒くてほとんど動きませんでした。
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〈モンキマメゲンゴロウ〉
 こちらは寒さに負けず元気に泳ぎ回っていました。
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〈ヤマサナエ〉 
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 採集した生き物は集めて、みんなで何が採れたか確認しました。
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〈ヤマトヌマエビ〉
 今年はヤマトヌマエビの数がやたら多い印象を受けました。
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〈テナガエビ〉
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〈ヒラテテナガエビ〉
 この場所では上の3種に加えてヌマエビが生息しています。
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〈シマヨシノボリ〉 
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 砂をジッと見つめて何を探しているのかというと? 
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 アリジゴクことウスバカゲロウの幼虫です。
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 わっ!つついたら怒った!笑 毎年参加している子どもたちはこの場所にアリジゴクがいて、採り方も知っているので、すぐに見つけていました。

 というわけで、久しぶりに侍従会に参加してきました。


# by shingo-ayumi | 2019-12-09 21:19 | 侍従川流域 | Comments(0)

ジュニア生物調査隊 ~展示準備(2019)~

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 12月から、観音崎自然博物館でジュニア生物調査隊の企画展示をおこないます。
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 内容は、1年間の活動で採集した生き物の標本展示、活動紹介、各自がおこなっている活動の展示等です。
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 みんなが自分で採ってつくった標本もようやく完成しました。
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 ジュニア隊の活動外で活動している子たちはそれぞれ自分の調査報告を展示してもらいます。上の写真はKくんの多摩川調査のまとめです。分かりやすくてすばらしい!
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 普段から会っている私としても「いつのまにこんなことやってたの!?」と、驚かされる子もいました。上の写真は、Tちゃんのノートです。普段からジュニア隊の記録を付けて、自分の標本と標本リストまで作っていて「なになに!?めっちゃやってるじゃん!」とビックリしました。素晴らしすぎる!
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 今回はスタッフも展示をします!スタッフの展示は活動内で起こった面白エピソード等々です!
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 上の絵は、バスの中で美しく爆睡してしまったRくんです!笑


 というわけで、子どもたちにもスタッフにも「カオスな展示をしよう!」と言ったので、ゴチャゴチャよく分からないけど、面白い展示を目指そうと思っています。興味がある方は是非遊びにきてください。
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 12月になり、観音崎周辺は毎日美しい夕焼けが見事に出ています。
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 いよいよ寒くなってきましたね。寒さに負けず頑張らなくてはいけませんね!


# by shingo-ayumi | 2019-12-05 18:31 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)