水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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野生生物としてのハムスター

 このブログのイメージとはかけ離れたネタなのですが、我が家では2匹のハムスターを飼っています。ペットショップでは「クロクマハムスター」と「プディングハムスター」という名前で売られていました。個人的に愛玩動物は、可愛いとは思うのですが、生き物としてはあまり興味がないので、「ヘンな名前~」と思うくらいで、深く疑問に思ったことはありませんでした。しかし、いろいろ調べてみると野生動物としては結構面白いのではないかと思いました。


 ペットショップに行くと、「クロクマ」とか「キンクマ」とか「ロングヘア」とか「プディング」とか「サファイア」とかよく分からない名前がたくさん並んでいます。これらはみんな品種名であり種名ではないのです。日本で一般的に(?)売られているとされるハムスターは以下の5種だそうです。

ゴールデンハムスター Mesocricetus auratus
ジャンガリアンハムスター(和名:ヒメキヌゲネズミ)Phodopus sungorus
キャンベルハムスター (和名:キャンベルキヌゲネズミ)Phodopus campbelli
ロボロフスキーハムスター(和名:ロボロフスキーキヌゲネズミ) Phodopus roborovski
チャイニーズハムスター(和名:モンゴルキヌゲネズミ) Cricetulus griseus


 ジャンガリアンP. sungorus、キャンベルP. campbelli 、ロボロフスキーP. roborovskiは同属なので近い種のようですが、ゴールデンやチャイニーズは、属が違うので、種としては遠縁なのでしょうか。

 和名を見ると一気にネズミ感が出ますよね!笑 
さらに分布をみると↓


ゴールデンハムスター:シリア、トルコ
ジャンガリアンハムスター:シベリア、カザフスタン、中国北部
キャンベルハムスター:ロシア、モンゴル、中国
ロボロフスキーハムスター:カザフスタン、モンゴル、ロシア
チャイニーズハムスター:シベリア、中国北東部、朝鮮半島


 といった感じで結構寒い地域に分布しているようです。これだけ見ていると分布が重なる種もいるようですが、環境で棲み分けをしていたりすのでしょうか?気になるところです。
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〈クロクマハムスターのアズキちゃん〉
 ちなみに我が家のクロクマハムスターのアズキちゃんは、種としてはゴールデンハムスターになります。ゴールデンハムスターは、野生では乾燥した岩場や砂地に生息し、地面に巣穴を掘って生活しているそうです。また、分布域はシリアとトルコの国境周辺の限られた地域のみで、生息密度も薄く珍しい種だそうです。
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〈ブディングハムスターのヒノキちゃん〉
 一方プディングハムスターのヒノキちゃんはジャンガリアンハムスターになります。シベリアに多く分布し、冬になると毛色が変わるそうです。ゴールデンとジャンガリアンの2種を飼育していると分かりますが、行動や形態など、まったく別種であることがよく分かります。

 ちなみにハムスターは全般的に、野外では雑食性が強く、植物のみならず小型の動物や昆虫なども食べているようです。我が家でも床で遊ばせていると、偶然目の前を通りかかったハエトリグモを捕食していました!笑 思った以上に激しく飛びかかって捕食したので、これは面白いと思い、今度は家にいたゴキブリと戦わせようとしたら妻に怒られました…笑 でも出くわしたら普通に捕食するんでしょうね。

 ちなみにチャイニーズハムスターは、アメリカでは実験動物とて利用されてきましたが、それが野外で繁殖して、一部の地域では外来種問題となっているそうです。

 というわけで、ハムスターも野生生物として見ると結構面白そうだと思いました。是非野生で見てみたいですね。

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# by shingo-ayumi | 2018-11-14 19:26 | 我が家のいきもの | Comments(0)

観音崎周辺の地域を散歩(2018年11月)

 近所の道は知らない所がないようにしたいというのが自分のポリシーなのですが、観音崎周辺に引っ越してきてから半年以上経っているのに日々落ち着かず、いまだにちゃんと回りきれていません。仕事帰りにわざわざ遠回りをして知らない道を歩いてみたりしているのですが、すでに夕方だったり夜だったりして、暗くてよく分からなかったりもします。
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 近所の裏山
 
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 近所の道。ここをおりていくと港に着きます。
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 この日は、朝から歩きでいろいろ散策してきました。
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〈叶神社と浦賀城〉
 叶神社という神社を登ると浦賀城という城跡があります。天守などはありませんが、本丸があったと思われる頂上までは長い階段が続いています。ちなみに浦賀城は、戦国時代に北条氏康が房総半島の里見氏に備えるため、三崎城の出城として築いたそうです。さらなに江戸時代後期には、勝海舟が叶神社に来て航海の安全を祈願したそうです。この辺りは以外と歴史ある地域なんですよね!
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 誰かがお供えしたのでしょうか?
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 浦賀城の頂上のひらけたところにアキアカネがとまっていました。さて、浦賀城から裏道を使って下山して、今度は観音崎に行く道沿いの谷をすべて攻めてみることにしました。とは言っても谷の形状が残っているだけでほとんどは住宅街です。それでも一部沢が残っている場所もありました。
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 コンクリートの暗渠沿いに登っていくと、最後の最後に、僅か1m程の土畦の沢がありました。
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〈サワガニ〉
 沢に転がっていた岩をどけるとサワガニがいました。
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〈タブノキ〉
 また、何本もある入りくんだ脇道をかたっぱしから入っていると、一か所でタブノキの大木を見つけました。夏にはミヤマクワガタなんかがいそうですね~
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 ここは、岩から滴る水があふれ出ている場所です。
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 こんな所でもよく探せば生き物がいそうです。
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 カワニナがたくさんいました。
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 ミズムシもたくさんいました。本当は水生甲虫がいないかと期待したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
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 このあたりは、かつて水田があり水が豊富な地域だったそうです。しかし、現在はほとんどが暗渠になってしまったそうです。それでも各所から染み出した水は、人の目を盗むようにして数か所から湧き出て和田川という川に流れ込んでいます。
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和田川沿いに歩いて下流に進むとすぐに河口に出て鴨居港に着きます。
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〈ハラビロカマキリ〉
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 この辺りは、まだ外来種のムネアカハラビロカマキリは見かけません。
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 観音崎方面に行くと、また少し雰囲気が変わります。写真はイソギクの花を食べるトノサマバッタです。
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〈タカチホヘビ〉
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 というわけで近所を散策をしてきました。やはりちゃんと歩くと、車や自転車に乗っていては見えない風景が見られて良いですね。自分の足で歩くということはこれからも大事にしていきたいと思います。


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# by shingo-ayumi | 2018-11-10 00:32 | 観音崎周辺 | Comments(0)

トノサマバッタ

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〈トノサマバッタ Locusta migratoria, 横須賀市〉
 今日は、職場の庭にトノサマバッタがいたので写真を撮りました。
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 観音崎周辺では、少し前まではほとんど見られなかったそうですが、ここ1、2年で急激に増えたそうです。本来日当たりがよく背丈の低い草地を好むバッタなので、ここ1、2年におこなわれた近隣の整備が影響したのかもしれません。
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 職場の庭はそこそこ広い芝生で、庭内ではよく見かけます。上の写真はシバを食べている様子です。ムシャムシャとよく食べています。
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〈ツチイナゴ〉
 こちらはツチイナゴです。本当はトノサマバッタの飛翔を撮りたかったのですが、なかなか警戒心が強くすぐに飛び立ってしまうため、普通の写真を撮るのが精いっぱいで、飛翔写真を撮る余裕がありませんでした。そのためしかたなくツチイナゴを追い掛け回して撮影しました。
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 ここ数日は毎日夕焼けがきれいです(昨日、今日は曇りでしたが…)。虫の時期もそろそろ終わりですね。


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# by shingo-ayumi | 2018-11-05 17:26 | 虫いろいろ | Comments(0)

神奈川県西部の里山(2018年10月)

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 先日、突然予定が空いたので、神奈川県西部の里山を散歩してきました。
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〈ムネアカハラビロカマキリ〉
 一番の目的は、先の投稿でも書いたように、外来種のムネアカハラビロカマキリを観察することでした。
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 先月行った時は1個体も見られなかったのに、この日はたくさん観察することができました。
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 こんなコラボも!ヤラセじゃないです!笑
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 せっかく田んぼに来たのだから、赤トンボの写真も撮って来ました。
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〈マユタテアカネ〉
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〈ナツアカネ〉
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 この日は天気も良く、たくさんの赤トンボを見ることができました。
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 秋になり、昼間の照っている時間はなんとか半袖・サンダルで過ごしていますが、夜になるとさすがに冷えます。生き物が見られるうちにもっとフィールドに行きたいですね。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-31 00:05 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

ムネアカハラビロカマキリ

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〈ムネアカハラビロカマキリ Hierodula sp.,神奈川県〉
 外来種のムネアカハラビロカマキリを観察してきました。少し前に、神奈川県立生命の星・地球博物館の苅部さん・加賀さんの調査で、輸入された竹箒に付着した卵のうが孵化して広まったことが分かり、yahoo!ニュース等でも話題になりました。
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 ハラビロカマキリに近い種ですが、ハラビロカマキリより大型で、「ムネアカ」の名前の通り胸が赤っぽいのが特徴です。
 実際に野外で見ると、思った以上に大きい印象があり、さらにクリーム色っぽい黄緑色がかなり目立ちます。
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 ムネアカハラビロカマキリが侵入した地域では、普通のハラビロカマキリが駆逐されるそうです。
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 死体
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 苅部・加賀(2017)では、10月上旬から路上を歩く個体や轢死体を確認することが多くなったとされていますが、この日も路上を歩く個体が観察されました。
 
 9月中旬に同じ場所を訪れた時は1個体も確認できなかったのですが、10月下旬になるといたるところで見られました。上記の報告で言われているように、季節や成長の状態で行動に変化があるようです。
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 ちなみに、ムネアカハラビロカマキリは、ハリガネムシが出てきやすいことでも知られているそうです。 
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 数年前に苅部さん、加賀さんにムネアカハラビロカマキリの話を聞いて以来、地元でもチェックしていますが、横浜南部や三浦半島では今のところ普通のハラビロカマキリしか見かけないので、ムネアカハラビロカマキリはまだ侵入していないのではないかと思っています。

苅部治紀・加賀玲子, 2017. 神奈川県西部における外来種ムネアカハラビロカマキリの拡散状況
(おもに2016 年度夏季―秋季の調査から). 神奈川県立博物館研究報告(自然科学), (46): 71-77.


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# by shingo-ayumi | 2018-10-29 21:55 | 外来種 | Comments(0)

侍従川のクリーンアップ&調査(2018年10月)

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 今日は故郷の「ふるさと侍従川に親しむ会」の川掃除&調査に行ってきました。
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  今日は、生き物関係のお仕事をしている方が数人遊びに来ていただき会の活動も盛り上がりました。
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〈オオスズメバチ〉
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 子どもたちもなんだか皆たくましくなっていました。
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 イシガメだぁ~
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〈マハゼ〉
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アカテガニ
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 本日は、子どもたちが採れた生き物を並べて解説しました。
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 チチブの特徴を確認しています。
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 時々茶々を入れながら微笑ましく解説を聞く大人たち
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〈ミルンヤンマ〉
 午後は源流に行って調査をおこないました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-29 00:10 | 侍従川流域 | Comments(0)

伊豆大島の旅

 このブログではお馴染みの山田陽治さんと二人で伊豆大島を旅してきました。
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 初日は、川や沢など淡水域を探していろいろまわりました。伊豆大島は火山の島だけあって、水が溜まりにくく、沢も雨が降った後に一瞬だけ水が流れるだけで、すぐに染み込んでしまいます。そのため、ほとんどの沢は水がありません。
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 しかし、稀に岩盤の沢があり、岩盤上に水が溜まっています。
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 そこでは水生昆虫が見られました。
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〈ヤブヤンマ幼虫〉
 ヤブヤンマのヤゴがたくさんいました。生まれたての小さい幼虫から終齢幼虫まで見られました。また羽化して間もない成虫も目撃しました。
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〈オオシオカラトンボ幼虫〉
 オオシオカラトンボは幼虫だけで、成虫は見られませんでした。
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〈カトリヤンマ〉
 伊豆大島では初記録か!?と期待したのですが、すでに記録がありました。見つけた時はとにかくすぐに採集しなくてはと思ったのですが、のんびりホバリングしている様子を見て「これは撮影も採集もイケるんじゃないか??」と思い、撮影をした後に採集しました。まぁこういう欲張りは虻蜂取らずになることもあるので極力避けたいところですよね…
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 水溜りを覗き込む山田さん。何がいるのでしょうか?
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 いた!ゲンゴロウだ!
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 ゲンゴロウの正体はエゾヒメゲンゴロウです。今回見たかった生き物の一つです。

 伊豆諸島では、他に八丈島でも記録されています。
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〈エゾヒメゲンゴロウ〉
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〈エゾヒメゲンゴロウ幼虫〉
 今回の旅で一番みたかったエゾヒメゲンゴロウを序盤で見つけることができました。

 ゆっくり撮影もして心に余裕ができたので、次は島を一周しながら他の水辺や良さげな林道を探してみることにしました。
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〈ホシホウジャク〉
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〈ウラナミシジミ〉
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 島のほとんどの沢は登っても下っても水がありませんでした。

 上の写真は滝です。ある沢の河口からずっと登って行った所にありました。かなり高さがありました。しかし残念ながら水はありませんでした。
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 ようやく見つけた水溜りでこんな生き物を見つけました。
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〈モリアオガエル〉
 国内外来種のモリアオガエルです。

 モリアオガエルは、よくいろいろな所に放流されて問題になっていますが、まさかこんなところにまで入っているとは思いませんでした。
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 モリアオガエルを撮影する山田さん
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 海も少し見てきました。

 ここはトウシキという海岸で、有名なシュノーケリングスポットだそうです。この時期はさすがに誰もいませんでしたがかまわず二人でエントリーしました!
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 沖の方は荒れていたので、手前の穏やかな場所で泳ぎました。
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 透明度はかなり高く、魚もたくさん見られたのですが、さすがに10月の曇り日の海は寒かったです!

 山田さんはウェットスーツを着ていましたが、僕は海パンのみだったので30分くらいで限界を迎えました…。
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 さて、夜は山田さんの要望もあり、毎晩、赤マムシを探して林道をまわりました。
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 ヒキガエルは見つかりましたが、残念ながら赤マムシは見ることができませんでした。
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 最終日は、岡田港周辺と元町港から南にかけての林道を散策しました。
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 岡田港周辺
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 ここは岡田港から徒歩5分くらいの所にある八幡神社です。
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源頼朝の祖父にあたる源為朝が保元の乱で敗れ、島流しになった際、ゆかりのあった神社だそうです。
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 赤マムシには出会えなかったけれど!アオダイショウの幼蛇と戯れる山田さん
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〈キョン〉
 キョンとは、中国や台湾に生息する小型のシカの一種です。伊豆大島では、1970年代に台風被害で動物園の柵が壊れて、そこから逃げ出した個体が野生化したとされています。現在は、農作物や希少植物への被害から特定外来生物に指定され、罠を用いた駆除がおこなわれていますが根絶には至らず、今回の旅でもいたるところで見かけました。
 ちなみに上の写真は、罠にかかった個体です。近づくとピーと鳴きながら暴れ回っていました。鳴き声を聞くとかわいそうになってしまいますが心を鬼にしてそのままにしてきました。ちなみに、大島では、他にも外来種のタイワンザルやタイワンリスを多く見かけました。
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 というわけで、3日間の旅をしてきました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-18 02:21 | | Comments(0)

テナガエビの仲間とヌマエビの仲間を食べる

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 少し前の話になりますが、仲間たちとテナガエビの仲間とヌマエビの仲間を採ってきて食べてみました。
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 中央はミナミテナガエビで、その他はヒラテテナガエビです。
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 こちらはヌマエビの仲間です。一番上だけスジエビです。
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 さて、種類による違いはあるでしょうか?笑
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 テナガエビの仲間の素揚げテナガエビの仲間は、さすがに大きいので食べごたえがありました。味もとても美味しいです!

 一方ヌマエビの仲間は味はとっても美味しいのですが、種類による味の違いはまったく分かりませんでした!笑 お酒のツマミに良さそうな感じでした☆


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# by shingo-ayumi | 2018-10-14 19:16 | 自然を食す | Comments(0)

ハナダカダンゴムシとアズキガイ

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〈ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum, 神奈川県〉
 前々回の投稿の続き?です。前回ご紹介させていただいたダンゴムシ屋さんの先崎さんには、アギトアリに続きハナダカダンゴムシの生息地も案内していただきました。ハナダカダンゴムシはヨーロッパ産の外来種です。
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 丸まったかたちは、オカダンゴムシに比べていびつで、きれいな丸になりません。
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〈左:ハナダカダンゴムシ/右:オカダンゴムシ〉
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〈生息地の様子〉
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 ハナダカダンゴムシは、比較的明るい環境を好むそうで林縁から路上に溜まった落ち葉の下で見られました。先崎さんは市内に生息するダンゴムシを調べるために、相当歩き回ったそうで、ダンゴムシに関する熱い話をしてくれました。

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〈アズキガイ Pupinella rufa
 そしてもう一つはコイツです。
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 本来、本州中部以西に分布する種ですが、国内外来種として神奈川県でも確認されています。タニシのようにフタがあります。ハナダカダンゴムシと同所的に見られました。
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 西日本では、県によって絶滅危惧種になっている地域もあるようです。神奈川県ではどれくらいの範囲で広がっているか分かりませんが、地元でも見つけたので案外広い範囲でいるのかもしれません。というわけで、外来種を巡る旅をしてきました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-12 17:45 | その他 | Comments(0)

キタコマルガムシ

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〈キタコマルガムシ Crenitis hokkaidensis (Nakane,1966), 岩手県〉
 流水性の小さなガムシの1種です。
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 最初、雄交尾器を確認した時、過去の文献とてらし合わせたもののコマルガムシでもないし、キタコマルガムシでもないし、アサヒナコマルガムシにも似ているし何なんだ??と疑問に思いましたが、コマルガムシ属の研究をしているM先生に伺ったところ、キタコマルガムシだとおしえていただきました。現在分類の再検討がおこなわれている最中だそうです。
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 生息地は標高の高い産地の源流域で、沢の周りにできた湧水が僅かに流れ込む水溜りで見られました。
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〈生息地の様子,岩手県〉
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 ちなみに当地は、大雨の後、水溜りがなくなってしまい、それ以降は、まとまって採れる場所がなくなってしまいました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-11 21:59 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

アギトアリ

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〈アギトアリ Odontomachus monticola, 神奈川県〉
 先日、ダンゴムシの研究者で生き物仲間の先崎さんに、アギトアリの生息地を案内していただきました。ちなみに先崎さんは「土の中の生きものからみた 横浜の自然 ダンゴムシ・大型土壌生物・ササラダニ」の著者で、ダンゴムシ以外にも土壌生物を広く調査されています。
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 大顎が180度開き、ピンセットを顔の前に近づけると「カツン」と音が鳴る程の勢いでアタックしてきます。アギトの名はダテじゃありません!
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 アギトアリが大顎を動かすスピードは非常に速いことで知られ、顎を開いたところでロックし、閉じるまでのスピードは動物界最速だと言います。
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 案内していただいた先崎さんには、もともと他の用事でお世話になったのですが、「そういえばアギトアリも見ていきます?」と言われ「おぉ!見ます!!」という感じで案内していただきました。
 僕は、アギトアリを見るのが初めてだったので、「こいつ噛んだり刺したりしないんですか?」と先崎さんに尋ねると「噛むし刺すよ!」と言いながら素手で捕まえてくださいました!笑


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# by shingo-ayumi | 2018-10-10 18:30 | 虫いろいろ | Comments(0)

ガサガサ&水族館づくり

 先日、職場主催で、川の生き物を採って観察をするイベントをおこないました。
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 タイトルの「ガサガサ&水族館づくり」というのは、ガサガサ=タモ網で生き物採り&水族館=採った生き物を並べて観察というものです。
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 みんな楽しそうに生き物を探していました。
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 四葉のクローバーをゲット!今日はなんか良いことがあるかも!?
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〈クロヨシノボリ〉
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 いろいろ採れました。写真に写っているのは、クロヨシノボリ、シマヨシノボリ、ボウズハゼです。この日は生き物好きな子どもが多く、僕も楽しくやらせていただきました。
 
 また、個人的に嬉しかったのは、普段から顔を合わせているジュニア隊の子どもたちが一般参加の子たちより生き物をしっかり採集していることでした。今回参加してくれた子たちは全体的にレベルが高く、一般参加の子でも知識・経験があって「この子良い味出してるなぁ~」と、有望そうな子が多かったのですが、採集に関してはその子たちを抑えて、ジュニア隊の子たちが一番良い採集をしている印象を受けました。
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 このエビは何だろう?

 この日は淡水エビの種類も豊富でした。
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 このあたりでは珍しいルリヨシノボリも見つけることができました。ほっぺたの瑠璃色のそばかすが美しいですね!
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〈ルリヨシノボリ〉
 ルリヨシノボリは、今回探した川では非常に珍しく、2年に1回くらい偶然見られる印象だったのですが、この日は1日で数匹見つかり驚かされました!

 四葉のクローバーのおかげでしょうか?笑 ラッキーでした☆
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〈上からシマヨシノボリ/ルリヨシノボリ/クロヨシノボリ〉
 あとは、個人的に皆さんに見てもらいたかったヨシノボリ3兄弟!

 ほっぺたの模様等で見分けられます。小さな川なのにもかかわらず、実はよく見ると3種類のヨシノボリが棲んでいるということをお話しさせていただきました。
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 最後はボランティアスタッフをしてくれたみんなと記念撮影をして帰宅しました。ちなみにこのポーズはテナガエビを表現しているそうです!笑


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# by shingo-ayumi | 2018-10-09 15:03 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

トゲバゴマフガムシ

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〈トゲバゴマフガムシ Berosus lewisius SHARP,1873, 神奈川県〉
 本日、職場近くの水溜りで見つけました。あらゆる水辺で見られるいわゆる普通種ですが、より開放的な水辺に多い傾向があると思います。これはゴマフガムシの仲間の特徴ですが、触ったり刺激を与えると「キューキュー」と鳴きます。
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 飛翔性が高く、多様な水辺に入って来ますが、平地の水田や休耕田、湿地などで多産する様子をよく見かけます。本日見つけた場所は、ここ最近の雨で一時的に水が溜まったようなところでした。どこかから飛んできたのでしょう。
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 お腹に空気を貯めるトゲバゴマフガムシ
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 トゲバゴマフガムシは和名の通り(トゲバ=刺翅)、翅の下側にトゲ状の突起があります。ちなみに似ている種にニッポントゲバゴマフガムシというのがいますが、それは雄の交尾器で見分けられます。
 一時期、地元横浜・三浦にもニッポントゲバがいないかなぁと期待を込めて、かなり念入りに採集して交尾器をひたすらチェックしましたが、残念ながら見つかりませんでした。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-03 22:53 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

西伊豆の海(2018年9月)

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 職場の仲間や生き物仲間と伊豆に生き物を採りに行ってきました。台風の影響で海は荒れていたので、普段とは少しずらした場所で探しました。
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 ウツボは逃がしました!笑
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〈キリンミノカサゴ〉
 キリンミノカサゴの幼魚が採れました!
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 かわいい!!

 採れた生き物はこれから職場で展示する予定です☆


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# by shingo-ayumi | 2018-09-30 17:01 | | Comments(0)

アベハゼ

 先日、侍従川流域の止水域の調査で見つけたアベハゼです。嫌気的な堆積物による泥底や、排水によって他の魚類が生息できないような汚濁した環境でも生きていくことができるとよく言われるハゼで、「アベハゼがいる=汚い環境」とか、「海や河口が汚い神奈川ではどこにでもいる」というようなことを言う人が多いのですが、実際はどうなのだろうか?と疑問に思っています。
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〈アベハゼ Mugilogobius abei
 侍従川では90年代から2000年代初頭くらいは下流域の汚い場所でよく見られましたが、最近は川がきれいになったので少なくなった印象があります。むしろアベハゼはそういう泥っぽいところを好んでいるため(?)、どこでも川がきれいになってきたことにより少なくなっているのではないか?と勝手に思っています。ちゃんと調査をしたわけではなく、印象だけで言っているので適当なコメントですが…笑

 今回は大潮の時だけ海の水が入り込むという池で見られました。採った時は泥まみれになっていてよく分かりませんが、きれいな水で写真を採ると結構かっこいいハゼだと思っています。


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# by shingo-ayumi | 2018-09-30 16:47 | 侍従川流域 | Comments(0)

中部地方の旅(2018年9月)

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 先日、中部地方を旅してきました。
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〈ヤマカガシ〉
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 池にはイモリがたくさんいました。
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〈ゲンゴロウ〉
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〈クロダハゼ〉
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〈ヒメドジョウ〉
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 初日は夜までいろいろ回って、適当に車中泊し、朝は池で写真を撮りました。
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〈アキアカネ〉
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〈キトンボ〉
 この日は、キトンボの産卵を撮影するのが目的でした。
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 連結したキトンボが湿地にやってきました。
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 少し曇っていましたが、個体数はそれなりに多くゆっくり観察することができました。
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〈ムネアカセンチコガネ〉
 7月下旬から9月中旬くらいまでは忙しない毎日だったので、そろそろ生き物生活に戻していこうと思っています。


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# by shingo-ayumi | 2018-09-29 22:17 | | Comments(0)

カノシマチビゲンゴロウ

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〈カノシマチビゲンゴロウ Oreodytes kanoi (Kamiya,1938)〉
 先日、大学時代の後輩であるTくんに案内していただいてカノシマチビゲンゴロウを探しに行ってきました。
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 ものすごい渋滞にハマり、朝8時に出たのに現地に着いたのは15時でした。

 着いて早々、Tくんにおしえてもらった場所に行ってみたのですが、どうもピンポイントが分からず、日没まで頑張ったもののカノシマチビは見つけられませんでした。そこで、Tくんに連絡をすると、今ちょうど仕事が終わったので案内してくれるとのことで合流しました。

 この時すでに18時を回っており辺りは真っ暗でした。標高は1000m以上あり山に囲まれているので、暗くなるのも早く気温も一気に下がりました。
 「しかしまぁ仕事帰りなのに胴長と網を車に積んでるのはさすがだね!笑」「常備してます!笑」
 しかし、案内すると言いながら肝心のライトを持っておらず、スマホのライトを片手に「ここクマ出没ポイントなんですよね」と言いながら渓流に向かって歩き出すTくん。完全になめた装備だなと思いながら「まぁ二人いるから何とかなるべ!」と川に入りました。
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〈暗闇の渓流を登るTくん〉
 渓流を登っているとカワネズミに出会い二人で感激しました。

 しかし、目印だという赤い橋はいっこうに見えてきません。そのうち「こんな場所あったかなぁ…」と不安げに呟きだすTくん。まじか!結構登ってきたけど…と思いながら案内人に文句は言えないのでひたすら付いていきます。

 川に入ってから30分くらいしたところで、「あった!赤い橋!」とTくんが叫びました。ん?赤じゃなくて茶色じゃない?と思いつつもツッコみは言わず付いていくと、「あれ…違うかもしれません…」と再び不安そうに呟き出しました。
 
 しかし、橋の上流に行ったところで、「いた!いました!」とTくんがカノシマチビを見つけました。
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〈見つけた時の様子〉
 カノシマチビゲンゴロウはたくさん群れていました。「いやぁいてよかったです!」とやけにホッとした様子のTくん。「やっぱ夜は暗くて分かりにくいよね。でもここであってたんでしょ?」「いや…ここじゃないです…笑 たぶん車停めた所より下流です」「え、そっから違うの!?…結果的によかったパターン!?」「はい…笑」
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〈カノシマチビゲンゴロウ,水中で撮影〉
 こうして小さな冒険をしましたが、結果見つけられたのでよかったです!笑
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 何個か採り、その後は写真を採ったり、少し上流でまたたくさんいる所を見つけたり、ゆっくり観察することができました。

 Tくんありがとう☆
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〈カノシマチビゲンゴロウ♂〉
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〈カノシマチビゲンゴロウ♀〉
 さて、カノシマチビは、流水域に生息するマルガタシマチビゲンゴロウOreodytes属に属するゲンゴロウです。近縁のシマチビゲンゴロウNebrioporus属とは、前胸背両側の基部に各1条の溝があることで区別することができます。
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〈左:オス/右:メス〉
 また、カノシマチビと言えば翅の下側が特徴的です。特にメスは強く張り出すように突起するのでカッコイイですね!
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〈左:エゾカノシマチビゲンゴロウ/右:カノシマチビゲンゴロウ〉
 ちなみに北海道には近縁のエゾカノシマチビゲンゴロウが生息しています。
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〈エゾカノシマチビゲンゴロウの黒味が強い個体〉
 また、中にはカノシマチビのように黒味の強いエゾカノシマチビも見られます。上の個体は、以前生き物仲間のウチダくんからいただきました。


 ただ生息している環境は似ておらず、カノシマチビが標高の高い渓流にできた水溜りのような所で見られるのに対して、エゾカノシマチビは平地の川の砂の中や石の下、植物の根際等で見られます。生息環境を見てもやはり2種は違うなぁ~と感じます。というわけで、久しぶりに長々と書かせていただきました。

 生息地を案内してくれたTくん、ありがとうございました☆


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# by shingo-ayumi | 2018-09-26 18:35 | ゲンゴロウ | Comments(0)

子どもたちとヨシノボリ

 先日、職場で結成したジュニア生物調査隊の活動がありました。

 今回の活動は、ある川に棲む3種のヨシノボリ(シマヨシノボリ、クロヨシノボリ、ルリヨシノボリ)の分布を調査し、分布マップをつくろう!というものでした。マップはボードに地図を書き、そこにシマヨシノボリなら赤シール、クロヨシノボリなら青シールというふうにシールを貼っていき、最後にボードをつなげて分布図にするというものです。
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〈クロヨシノボリ〉
 子どもたちとは毎月顔を合わせているのですが、8月におこなった合宿を終えて、今回は著しく成長した姿が見られました。なんというか、フィールドでの動き方やメンタル、採集技術が伸びたなぁと感じました。
 最初の頃は「もう疲れた~」とダレていた子もいたのに、今回は心身ともに余裕を持って活動している様子がうかがえました。この活動の裏のテーマは、「強くたくましく!」なので(笑)、隊長としては嬉しい限りです!☆
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 夏合宿前までは、「ぜんぜん採れな~い」と嘆いていた子も今回はちゃんと採集できていましたし、当初から採集が上手だった子たちは、大人の調査にも混ざれるんじゃないか?というくらいにしっかり採集し、種の同定までこなしていました。

 予習なしで行って、現場でヨシノボリ3種を見分けさせるというのは、正直難易度が高いかなぁ?と心配していましたが、やっているうちに皆だんだん覚えていき、小さい幼魚を見て「これはどっちだろな~…小さくてよく見えないなぁ」と悩んでいる私を横目に、「よく見てよ!ほっぺたに赤い模様があるからシマヨシじゃん!」と指摘してくる子もいたり!笑 「やるでねぇか!」と驚かされました。
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〈ルリヨシノボリ〉
 まとめは、この日採れた生き物の紹介と、ヨシノボリマップを完成させました。その後生き物を逃がして岐路につきました。マップは、下流にシマヨシ、上流にクロヨシ・ルリヨシというふうに分かりやすく棲み分けが出来ました。マップは博物館に展示したのでよろしければご覧ください。

 子どもたちと付き合っていると、何かがきっかけで急に成長して驚かされることがあります。そんな様子を見る度に自分も頑張らなきゃ!と思います。また、そんな子どもたちの中から将来仲間になる人が出てきてくれたらいいなぁと期待しています☆


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# by shingo-ayumi | 2018-09-18 18:11 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

観音崎周辺の生き物(2018年9月)

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 観音崎周辺は、9月に入った途端、一気に気温が下がり秋っぽくなりました。
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〈クロアゲハとヒガンバナ〉
 ヒガンバナには黒系のアゲハがよく似合います。ヒガンバナ=彼岸花、黒い蝶は神様や魂の使者と言われることもあり、ちょっと暗いイメージもあるのですが、それでも個人的には美しい組み合わせだと思っています。
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 夏場は干上がっていた湿地ですが9月の雨で水が溜まりました。カイミジンコがたくさんわいていました。
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〈ギンヤンマ〉
 池ではギンヤンマが産卵していました。
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〈オオシオカラトンボ〉
 オオシオカラトンボも産卵していました。
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〈チャイロスズメバチ〉
 雑木林の中も少し覗いてみました。
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〈ゾウムシの一種〉
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〈コクワガタ〉
 夏休みが終わって、小さなハンターたちがいなくなったからなのか、この日はクワガタの姿を多く見かけました。


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# by shingo-ayumi | 2018-09-14 18:06 | 観音崎周辺 | Comments(0)

ケシゲンゴロウ

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〈ケシゲンゴロウ Hyphydrus japonicus Sharp,1873,茨城県〉
 今さらですがケシゲンゴロウです。もっとも近年ではケシゲンゴロウも普通種ではなく、私の地元神奈川県では絶滅危惧種です。
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〈ケシゲンゴロウ,北海道北部〉
 丸っこくてかわいらしいゲンゴロウだと思います。模様にも様々なパターンがあります。
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〈生息地の様子,茨城県〉
 生息地は、池や湿地、田んぼなどで見られることもあります。


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# by shingo-ayumi | 2018-09-13 12:16 | ゲンゴロウ | Comments(0)