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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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ジュニア生物調査隊 ~標本づくり~

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 先日、ジュニア生物調査隊で標本づくりをやりました。一期生は去年もやったのですが、二期生は今回が初めてです。標本づくりをあの子たちとやるというのはとても大変で、いまだに自分の中で良い方法が確立できていません。そのため、活動の写真を撮る余裕もなく、スタッフの大久保さんに写真をいただきました。


 さて、私が標本づくりを通して子どもたちに要求したいことは、とにかく活動外でも標本をつくる習慣を持ってほしい!ということです。生き物好きの人は、生き物を捕まえて飼うまではしますが、その後どうするかというと、死んだ生き物は、たいてい埋葬されるか捨てられるかのどちらかです。自然史や博物学に携わる博物館のジュニア生物調査隊としては、それではいけません!記録に残し、標本として保管することが博物館の役割であり、活動にも活かしたいところです!そのため、そのことを口をすっぱく言いつつ、彼らが自宅で一人でもできるように「100均でもそろえられる道具で標本をつくる!」というテーマでやっています。
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 春から秋までの活動内外で、自分たちが採った虫を用いて標本づくりをしました。しかし、いざ始めると、「これでどう?」「こっち来て!」とあちこちから呼ばれるし、図まで書いてあれほどしつこく説明したのに、展脚用のマチ針で昆虫に刺す、台紙に貼る向きを間違える、昆虫が破壊される、針が折れるなどなど、20数名それぞれがトラブルを起こし、開始数分で収集がつかなくなり私もパンクします!さらに、ようやく展脚が終わったと言われチェックに行くと、どこを展脚したの?…と、衝撃的なクオリティに絶望します…。最初の説明で悪い例を話したときにおまえたちは笑ってたじゃねーか!!と、ツッコむことが多すぎてもう…笑 

 もちろん中には丁寧にやる子、センスの良い子、すでに独自にやっていて完成されている子もいるのですが、とにかく準備の大変さ、スキルと美意識を伝える難しさは、標本づくりという活動で最も苦労するポイントです。
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 まぁとは言え、私も小学校1 ,2年生の頃に作った標本は、虫に針を刺しただけのものでした。自分でやっていくうちに、もっとカッコよくしたい!とか、図鑑の標本を真似てみたりとか、工夫するようになるものです。とにかく、まずは自分なりにいろいろ考えながらやってみることが大切ですね。
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 というわけで、活動後は絶望的なクオリティの展脚板がずらりとならびました。スタッフのみんなとは、一瞬途方にくれましたが、一人一人がつくったものを大切に保管し乾燥させ、次回はラベルを付けて箱に収めたいと思っています。



# by shingo-ayumi | 2019-11-19 00:20 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

アキアカネの産卵

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〈アキアカネ,三浦市〉
 この日はお仕事がお休みだったので、今年も迷入トンボが来てないかな~と期待しながら、家族で三浦市の城ケ島に行ってきました。
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 城ケ島の潮だまり
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 城ケ島は上の写真のように雨水の水たまりが点在していて、トンボに限らずいろいろな水生昆虫が見られます。
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 結論から言えば、迷入トンボは採れませんでした。しかし、アキアカネがたくさん産卵していたので、ゆっくりと撮影をしてきました。
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 連結している個体の邪魔をするオス。追いかけっこをしている写真です。この日は11月とは言え気温も高く、トンボの数も多く、活発に産卵をしていました。
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 産卵
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 ミー坊は島デビューでした!島と言っても、城ケ島は橋で繋がっているんですけどね!笑
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 妻が「ほら!アキアカネが産卵してるよ!ほらほら!」とミー坊に言っていましたが、まったく無反応でした。まだ少し早いですかね!笑  
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 帰りは商店街でマグロ丼を食べて帰りました。お店のおばさんが親切な人で、エアコンを付けてくれたり、トコロテンをサービスしてくれたり、うむ!やはり赤ちゃん効果は絶大なのか!?と思いました!笑
# by shingo-ayumi | 2019-11-15 22:10 | トンボ | Comments(0)

11月の観音崎とウラナミシジミ

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 観音崎周辺は爽やかな日々が続いています。
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 観音崎自然博物館のお庭から
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 博物館の周辺ではイソギクが満開です。
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〈ツマグロキンバエ〉
 イソギクが咲くと様々な昆虫が集まってきます。この時期は咲く花が少なくなっているので、最後のラッシュですね。
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 ツマグロキンバエはよく見るとゴツくてメタリックでかっこいいハエです!
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〈ウラナミシジミ〉
 ウラナミシジミもこの時期はとても多いですね。
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 博物館の庭にはウラナミシジミがたくさんいるので、撮影していると、ミヤコグサの周りにたくさん集まっていることに気が付きました。そういえばウラナミシジミはマメ科が食草だよなぁ~と思いだし、観察していると!?
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 おぉ!産んでる産んでる!
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 葉上にある白いものが卵です。
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 ウラナミシジミはマメ科植物を広く食草にします。
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 夕焼けも最近はとってもきれいです。
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 博物館の開館時間は17時までなのですが、この時期なら夕焼けが見られると思います。博物館の庭からの景色は最高です☆


# by shingo-ayumi | 2019-11-14 23:24 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)

世界のクワガタムシ大図鑑

 少し前に、今年はクワガタに熱を入れた1年だったという話を書きましたが、浮気もさすがにそろそろ飽きる頃だろうと思いきや、さらに加速している今日この頃です。そしてその勢いで、今更ながら月刊むしの昆虫大図鑑シリーズの「世界のクワガタムシ大図鑑」を入手してしまいました!
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 少し前に外来種のクワガタが採集されたので、それについて報文を書こうと思ったのですが、外国産のクワガタが載っている本はたくさん売られているものの、形態や産地、生態などの詳細が載っているものがなかなかなく、それを口実にこの図鑑をほしいと思ってしまいました。この図鑑は、藤田宏さん著の2010年に発行されたもので、1994年に出た「世界のクワガタムシ大図鑑(水谷哲郎・永井信二著)」のグレードアップバージョンです。そして1414種が載っているという日本最大のスーパー大図鑑なのです。

 注文して、家に届くまで、なんだかとってもワクワクしました!本を買うことでこんなワクワクするのは久しぶりです。

 さて、数日で図鑑は届き、さっそくパラパラとページをめくると、なんとまぁ!世界にはこんなにもたくさんのクワガタがいるのだと驚かされました。子どもの頃見に行った博物館のクワガタ・カブトムシ展や大手のペットショップなんかでも見たことのないような種がたくさん掲載されています。これはすげぇ!そして、図鑑を眺めているうちに「以前海外で見つけた地味なクワガタの種類も、この図鑑なら分かるかも?」と思いました。海外ではさすがに水生昆虫の採集に集中していて、クワガタはほとんどスルーなのですが、いくつかは採っていたり、撮影していたり、記憶にあったりしていて、その中でもDorcus titanus fafnerNeolucanus sinicus opacusは同定することができました。こういう地味な種はペットショップには出てこないだろうし、素人にはなかなか同定が難しいですよね。
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Neolucanus sinicus opacus

 というわけですばらしいアイテムを手に入れて、いっそう浮気に熱が入りそうな今日この頃です。


# by shingo-ayumi | 2019-11-13 22:57 | その他 | Comments(0)

レジェンドカフェ 2019

 先日、観音崎自然博物館では「レジェンドカフェ」というトークイベントが行われました。レジェンドゲストは元横須賀市人文・自然博物館の田辺悟先生(海村民俗学)、林公義先生(魚類学)、元葉山町しおさい博物館の池田等先生(貝類学)です。
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 三浦半島のニホンカワウソの話や東京湾のクジラの話、また林先生にいたっては小学生の頃は泳いで猿島まで渡っていたという話など、レジェンドトークが繰り広げられました。
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 懇親会後の記念写真の様子。みなさんわちゃわちゃ(笑)

 個人的には懇親会での話がとても興味深かったです!ちなみに今回のイベントは、お客さんの中にもレジェンドがチラホラ!そんなレジェンドの一人で、侍従川の会つながりで子ども頃からお世話になっている工藤孝浩さんとゲストの池田先生との話の中で出た、漁師さんたちが話をしたという海でおこる不思議な話は大変面白かったです。カニ籠の中に、物理的には入らないサイズのツボや、同じ柄の皿が2枚入っていることがあったとか、下半身がない不思議な遺体が網にかかったとか、漁師が風や波を読む感覚は中学生からやらないと見につかないとか、海の幽霊の話とか、海獣の子共(漫画)に出てきそうな話がたくさんありました。

 そういう話って、懇親会になってから出てくるものですよね!笑 おかげさまでとっても面白いイベントになりました☆その日の写真はコチラにアップしてあります


# by shingo-ayumi | 2019-11-12 00:57 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

ヒメサナエとオジロサナエの幼虫

 観音崎自然博物館 ジュニア生物調査隊のKくんが調査をしている場所にジュニア隊有志メンバーと、このブログではお馴染みのサカマッキー、少し前に博物館実習に来ていたHくんという珍しいメンバーで調査に行ってきました。そして、下の写真は調査中に採れたヒメサナエとオジロサナエのヤゴです。
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〈ヒメサナエ Sinogomphus flavolimbatus
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〈オジロサナエ Stylogomphus suzukii
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〈左:オジロサナエ/右:ヒメサナエ〉
 この2種は、属は違うのですが近い仲間でよく似ています。しかし触覚の形で見分けることができます。ヒメサナエの触覚は楕円形なのに対して、オジロサナエの触覚はおにぎり型をしています。2種ともヤゴが流下することで知られ、このヤゴたちも初夏に羽化したあとは上流へ飛んでいくのでしょう。
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 この日は、すでに水は引いていましたが、それでもいまだに台風の爪痕が生々しく残っていました。
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 途中で、ジュニア隊のKくんとほぼ同地域で水生昆虫の調査をしていたことが発覚した高校生のIくんが合流してくれました。さすが高校生!よく調べていて私たちもいろいろおしえてもらいました。学校が終わった後にわざわざ来てくれてありがとうございます☆
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 一方、ジュニア隊のKくんも相当な頻度で調査をしているせいか、一か月前に一緒に調査に行った時に比べてまた少し腕を上げていて、自分のフィールドをものにしている感じでした。すばらしい!
 ジュニア隊の子どもたちが、博物館の活動の外で独自に調査をして、今度はその場所を案内してくれるというのは本当にうれしいことです☆


# by shingo-ayumi | 2019-11-09 23:55 | トンボ | Comments(0)

冬が近づく

 冬が近づくとブログのネタが少なくなってきます。
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 写真は観音崎自然博物館の庭から撮ったたたら浜の朝と夕方です。上の写真は8:30、下の写真は16:30です。きれいな風景ですが、冬が近づいている感じが少しさみしくなりますね。

# by shingo-ayumi | 2019-11-05 16:54 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

餌生物としてのヤゴ

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〈オオアオイトトンボ,横須賀市〉
 仕事でゲンゴロウ属の飼育を始めました。ゲンゴロウの繁殖を真面目にやるのは大学・大学院時代以来です。家庭でも職場でも子育てに奔走するイクメンぶりには感心しますね 笑

 さて、ゲンゴロウの幼虫にはヤゴを大量に与えなくてはなりません。そのため、あらかじめ職場の屋上にあった大型水槽にトンボが産卵するように仕向け、それを毎日採って幼虫に与えています。職場の屋上では、ウスバキトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマが産卵するように数タイプの水槽を仕掛けました。これらの種は、冬に死滅したり、個体数が多く他地域からの供給も多かったりする種なので、エサとして大量に採集しても罪悪感も大きくなく、環境へのダメージも少ないことが大事なポイントです!

 しかし、大型になり攻撃性が高いギンヤンマやクロスジギンヤンマが入ってほしくない水槽に入ってしまうと、大変なことにもなります。学校でよくおこなわれるプールのヤゴとりでもそうですが、ギンヤンマやクロスジギンヤンマが産卵できる環境を作ってしまうと、狭い環境下では他のヤゴを食い尽くしてしまうのです。しかし、ギンヤンマ属が入らない水辺を作ったり、早い段階で取り除いてやると、発生時期の長いショウジョウやシオカラが次々と生まれて育ち、秋には大小様々な個体が見られるようになります。
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〈クロスジギンヤンマ(大)とギンヤンマ(小)のヤゴ〉
 しかし、それでもゲンゴロウの幼虫が50匹くらいまで増えてくると他地域でのヤゴの調達を考えなくてはなりません。ゲンゴロウはペットではなく保全目的で飼育しているとは言え、ヤゴを大量に採ることで地域のトンボに打撃を与えるほど採るのはよろしくありません。他地域でヤゴを採る時はいろいろ気を使っています。一か所で集中して採らないようにしたり、採っても水辺の生態系にダメージが少ない種を選んだり!
 職場の近くだとクロスジギンヤンマやヤブヤンマが多く見られます。しかし、多いからと言って根こそぎ採ってはいけません。クロスジギンヤンマは春産卵なので、この時期はほとんどが終齢幼虫で、個体数には限りがあります。ヤブヤンマは初夏から秋まで産卵しますが、小さな水溜りで発生するので、採りきろうと思えば採りきれてしまうので気を付けなくてはなりません。そのため、最近は、外来種のカワリヌマエビやアメリカザリガニと代わりばんこに与えるようにしています。
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〈ヤブヤンマのヤゴ〉
 以前、知り合いの動物園の飼育員さんと、野生の生き物をエサ生物として採るなら、採る地域の生き物のことをよく知って、生物資源としての見方を持つことが大事ですよね!という話をしたことがありました。ペットとして生き物を飼っている人はたくさんいますが、野生生物をエサとして与えている人は、地域の生態系や種の存続に大きな影響を与えていないか?と気を使う気持ちを持つことが大切だと思っています。


# by shingo-ayumi | 2019-11-04 19:07 | トンボ | Comments(0)

ダブルヤマダ企画

 先日、久しぶりに侍従川で活動をしてきました。 
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 この日はふるさと侍従川に親しむ会に観音崎自然博物館のお魚講座がお邪魔するという活動で、山田陽治さん(侍従川)×山田和彦さん(観音崎)という「ダブルヤマダ企画」でした!笑
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 観音崎博のお魚講座は学芸員の山田和彦さんの企画で、毎月おこなわれているのですが、この日のテーマは「保全」ということで、侍従川の川づくりについて学びました。
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 僕はというと、侍従会であり観音崎博であり、ということで、この日は大人しく道案内や写真撮影や片付けをしていました!笑
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〈シマヨシノボリ〉
 侍従川では、3月に土手を削る浚渫工事がおこなわれたのですが、やはり予想していた通り、ウキゴリ、シマヨシノボリ、チチブの3種は激減しました。石の下に産卵するこれらのハゼは、土砂が流れることで、石が埋まってしまい影響が出てしまうのです。特に産卵期ドンピシャだったウキゴリへの影響は大きく、これまで何百と簡単に採れたものが、この日は2個体しか確認されませんでした。まぁそれだけ聞くととんでもない話だ!となるのですが、一部の地域住民の方たちにとっては土手を削らないと川が溢れるのではないか?という心配もあるようで、それを考えていくこともまた川の保全をしていく上で難しい問題だという話を山田陽治さんがしました。
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〈スミウキゴリ〉
 こちらはスミウキゴリです。スミウキゴリはウキゴリより産卵期が早いため、難を逃れた個体も多かったようです。この日もそれなりの個体数が確認されました。

 上の個体はお腹がパンパンですね。侍従川では、11月末頃から1月頃にかけて産卵します。たくさん産んで回復してほしいものです。
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〈モクズガニ〉
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〈コクワガタ〉
 なぜかガサガサで採れました!笑
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〈コオニヤンマ〉
 ハゼ類には大きな影響を及ぼした工事でしたが、ヤゴにはそれほど大きな影響は見られずにいます。
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〈ダビドサナエ〉
 ダビドサナエも2000年代初頭までは、年に1回見つかるか見つからないかというくらい珍しい種でしたが、現在は毎回1個体くらいは見られます。横浜市内では貴重な生息地の一つです。
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 採集をした後は、侍従会の中学生・小学生たちがみんなに生き物の解説をしました。
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 みんなフィールド経験だけでなく、知識の方もなかなかのものです☆
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〈ゴクラクハゼ〉
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〈ビリンゴ〉
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〈スミウキゴリ〉
 というわけで、久しぶりに侍従川に行ってきてました。やはり故郷の川は良いものですね☆夏の間は忙しくてなかなかいけなかったのですが、冬は行けるようにしたいと思います。


# by shingo-ayumi | 2019-10-29 18:06 | 侍従川流域 | Comments(0)

ナチュラリスト養成講座 ~マニアックな水生昆虫を学ぶ~

 今日は、このブログではおなじみの山田陽治さん主催のナチュラリスト養成講座の講師として「マニアックな水生昆虫を学ぶ」という講座をやらせていただいてきました。
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しかし、前日の大雨により川は濁流!!果たして水生昆虫はちゃんと採れたのでしょうか?
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〈アキアカネ〉
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〈ハラビロカマキリ〉
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 濁流の川でもキベリマメゲンゴロウはいつも通りたくさん見つかりました。
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 こちらはツマキレオナガミズスマシです。
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 どこかから流されてきたのか、タイコウチも見つかりました。タイコウチはやはり子どもたちに人気がありました!笑
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 この日、皆さんに知ってもらいたかったことの一つして「こんな場所にも水生昆虫はいる!」というのがありました。コモンシジミガムシは、上の写真のような河川敷にできた水たまりや掘ったら水が湧くような場所でたくさん採集できます。
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 というわけで、小さな水たまりにみんなで集まってコモンシジミガムシ採集をしました。
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〈コモンシジミガムシ〉
 数ミリのガムシですが、皆さんちゃんと探してくれました。ちなみにこの時点ではコモンシジミガムシだということは言わず、その後、交尾器を抜いて、小さい虫でも交尾器を見れば同定ができるというお話をさせていただき、交尾器の取り出しと、他のシジミガムシ属との比較を実践しました。
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〈コモンシジミガムシの雄交尾器〉
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 交尾器の話の後は、白バック写真の撮り方を実践しました。
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〈キベリマメゲンゴロウ〉
 というわけで、コンディションが悪かったこともあり、種類は多く採れなかったのですが、楽しくやることができました。小さい虫について人に伝えるのは、自分の中であまり自身がなかったのですが、今回やっていて、自分なりに次回はこうしてみよう!これをやったらウケそうだ!などなど、良い勉強になりました。
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# by shingo-ayumi | 2019-10-27 00:10 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

ハセガワセスジダルマガムシ

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〈ハセガワセスジダルマガムシ Ochthebius hasegawai, 神奈川県〉
 体長2mm程の小さな虫です。2015年から継続して河川の水生昆虫を調査しているのですが、普通にガサガサをしているとなかなか採れない虫です。というのは、こいつらは水面に出ている石や岩の水際近くにすんでいるからです。なので、調査中に偶然網に入ることはあるのですが、水面上の石や岩を真面目に見ていない私は、見落としが多く、結局調査対象から外していました。
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 先日、台風の後にしぶき立つ激流の際にあった石にくっついている本種を見つけました。きっとこの石も完全に流れに浸かっただろうに、水際に棲むこいつらはどこで過ごしているのだろうと不思議に思います。
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 ちなみにこいつらが好む藻が生えた石や岩、コンクリ等には、以外にもいろいろな昆虫が見られます。ハネカクシの仲間やゴミムシの仲間、トビムシの仲間、ハエの仲間などなど、まったく種類は分かりませんが、こういう場所が好きなやつらがいるんですね!


# by shingo-ayumi | 2019-10-23 17:57 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)

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〈モンキマメゲンゴロウ Platambus pictipennis (Sharp,1873), 横浜市〉
 先日、実家の近くの森を歩いてきました。まだ柔らかく翅がペコペコしたモンキマメゲンゴロウの新成虫がたくさんいました。
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 ここは鎌倉市の沢をずっと奥まで登って行ったところです。
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 三浦半島のモンキマメゲンゴロウは、沢の落ち葉が溜まっているようなところで見られます。
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〈モンキマメゲンゴロウ,鎌倉市〉
 水中で撮影してみました。
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 前々から思っていたのですが、神奈川県東部におけるモンキマメゲンゴロウの分布は限られ、三浦半島は貴重な産地だと思われます。また、半島内でも、分布は三浦丘陵沿いの沢に限られ、実際どのくらいの範囲に生息しているのか調べた人はいません。前から調べよう調べよう!と思っているのですが、モンキマメだけのために沢回りするのもなぁ~と面倒くささもあり、まだ真面目に調査していません。
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 川底に空いた穴に集まっていたモンキマメゲンゴロウ
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きれいですね☆
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 また、モンキマメゲンゴロウは個体変異が大きく、さまざまな色彩パターンがあります。それもこのゲンゴロウの魅力の一つです!
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 さて、話は変わり、地元の森の中は先の台風の影響で大荒れでした。
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 ここまでひどく木が倒れたのは初めてではないでしょうか。台風15号による被害です。
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 木が倒れて、森の中にできたギャップの中をミルンヤンマが飛んでいました。ここまでひどいと、片付くまで時間がかかりそうです。
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 ちなみに上の写真は、この日最後に行った横浜市の侍従川流域の生息地…だった場所です。この水路がうまい具合にせき止められて、モンキマメゲンゴロウの多産地になっていたのですが、先の台風による土砂崩れの整備のため、水路はきれいに掃除され、土嚢置き場にされてしまっていました。当然モンキマメゲンゴロウは暗渠を伝って侍従川本流の中流域まで流されてしまったでしょう。なんてこったとショックでした。
 
 侍従川流域は横浜市内では非常に貴重な生息地です。ですが、それもちゃんと知られないまま一つ生息地が失われてしまいました。やはり、ちゃんと調査して県東部のモンキマメがどれほど貴重なのかということを証明していかないといかんなぁ~としみじみ思いました。


# by shingo-ayumi | 2019-10-19 21:47 | ゲンゴロウ | Comments(4)

ジムグリ

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〈ジムグリ Elaphe conspicillata, 鎌倉市〉
 先日、ジムグリ2匹とシロマダラとマムシとアオダイショウが同時に現れて、まずシロマダラを捕まえて、次にジムグリに手をかけ、手をかけたジムグリ噛まれながらもう一匹のジムグリをつかみ、次はマムシだと足で押さえつけた夢を見ました!笑 なんて楽しい夢なんでしょうかね!  

 そんな夢を見たのも偶然ではなく、夢を見た前日に現実世界でジムグリと出会い写真を撮っていました。
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 神奈川県では珍しいジムグリですが、ここひと月の間に何度かジムグリに出くわしています。ジムグリは夏場に絶食をします。ネズミやモグラの子どもを好んで食べることから、それら小型哺乳類が子どもを産む春と夏に活性化し盛んに摂食をおこないます。しかし、エサが少なくなることに加え、気温が上がり活性が鈍る夏場は絶食するのです。
 そのため、この時期はようやく涼しくなり活性を取り戻し、おまけに絶食明けでお腹を空かせてエサを探し回るようで、見つけやすくなるというわけです。
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 ヘビにカメラを正面から向けるとファイティングポーズを撮ることが多いと思います。レンズに反応しているようです。
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 夢の中でジムグリに噛まれましたが、現実でも噛まれました。ジムグリはよく噛みつく印象があります。
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 こちらは横須賀市で見つけたジムグリです。もう成蛇で美しい模様も消えています。
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〈シロマダラ,三浦市〉
 ちなみにシロマダラもここひと月の間に数件情報が入ってきました。

私が見た夢は、現実世界で起こったことの集大成だったんですかね!笑


# by shingo-ayumi | 2019-10-17 21:13 | 両生類・爬虫類 | Comments(0)

ジュニア生物調査隊(2019)~観音崎調査(海辺編)~

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 台風19号が通り過ぎた翌日、観音崎自然博物館ジュニア生物調査隊は、ホームである観音崎の浜で、海浜性昆虫の調査をおこないました。  
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 風と波は少し残っていましたが、爽やかに晴れて過ごしやすい1日でした。 
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見つかるかな~?
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〈フチトリケシガムシ〉
 岩をひっくり返すとフチトリケシガムシが見つかりました。前日、砂浜はすべて波をかぶっているはずなのに、海浜性昆虫はちゃんと見つかります。石や漂着物にくっ付いてじっとしているのかもしれません。
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 生首!?・・・ではありません。マネキンです!笑

 台風の後の浜にはいろいろなものが落ちています。
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 トンネルを通って
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 たたら浜でも調査をおこないました。
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 台風時、たたら浜は全面波をかぶります。そして台風が去った後は足跡のない美しい砂浜になります。最初に足跡を付けるのはなかなか気持ちの良いものです☆  
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 その写真をとる様子 笑
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 なかなか全員合わない・・・そして結局全員合わない・・・笑 
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 浜辺でシュノーケルを見つけたアンナちゃん
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 すべて洗い流されたと思われた砂浜ですが、海浜性昆虫はちゃんと採集できました。どこでどうやって過ごしていたのか気になりますね。
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〈ハマベエンマムシ〉
 打ちあがったクサフグの死体の中からハマベエンマムシが出てきました。
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 何か見つけたか?
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 打ち上げられた漂着物の中にハネカクシやガムシと一緒にいたイチョウガニの1種
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 気持ちが良いね~  この日は、ハネカクシ類、ガムシ類、ハサミムシ類、ゴミムシダマシ類、ゴミムシ類、ゾウムシ類等の海浜性昆虫の他に、台風で飛ばされてきたのか流されてきたのか、コクワガタやヒナカマキリなどの昆虫も採集されました。
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 午後は採集した昆虫を確認し、次回の標本づくりの準備をしました。 
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 昼過ぎ、少し時間が余ったので、観音崎公園の旧噴水広場で虫とりをして遊びました。
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 さすがみっちゃん!画になる男!!
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 ツノの先のアキアカネ 
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 だぁーー! 笑 
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 この日は、台風で飛ばされてきたのかいつもよりアキアカネの数が多く、みんなで観察しました。
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 ツチイナゴがYくんの顔を真似ているのか、Yくんがツチイナゴの顔を真似ているのか!笑 虫もYくん良い笑顔だねー☆

 というわけで、今回も充実した活動をすることができました。次回はこれまで採集してきた生き物で標本づくりをおこないます。
ちなみに今回の活動はコチラ「観音崎自然博物館どたばた学芸日誌II」でも紹介しています。


# by shingo-ayumi | 2019-10-15 22:00 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

アキアカネを産卵させてみた

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〈アキアカネ,横須賀市観音崎〉
 台風19号が通り過ぎた翌日、観音崎自然博物館のジュニア生物調査隊は、ホーム観音崎で活動をおこないました。この日はどこからか飛ばされてきたようで、アキアカネがいつもよりたくさん見られました。
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ゲット!
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 よく見ると、メスの腹の先には卵が付いています!
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 水につけてみると、プリプリたくさん卵を産み落としました。
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〈アキアカネの卵〉
 ↓こちらは卵を産み落とす動画です☆

# by shingo-ayumi | 2019-10-14 20:59 | トンボ | Comments(0)

台風19号迫る!

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 10月12日、神奈川県に台風19号が迫っていました。観音崎周辺も翌日から激しい雨と風が吹きつけていました。
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 職場の屋上で一匹のオオカマキリが雨に打たれていたので一時的に保護してあげました。
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 せっかく助けてあげたのにそんなに怒るなよー!
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 道路まで波が打ち上っていました。
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 たたら浜も浜がなくなっていました。
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 15号の時は停電や倒木など大きな被害が出ましたが、今回は大丈夫でしょうか。


# by shingo-ayumi | 2019-10-12 22:42 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)

10月の観音崎(2019年10月)

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〈観音崎たたら浜〉
 今は台風が接近していますが、少し前までは毎日爽やかな日が続いていました。
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 夏が過ぎて涼しくなったので、休みの日は子どもを連れて博物館やたたら浜まで歩いてお散歩するようになりました。
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〈ハマユウ〉
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〈ソナレマツムシソウ〉
 ソナレマツムシソウがたくさん咲き始めました。
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 ソナレマツムシソウからひょこりイチモンジセセリが顔を出しています!可愛いですね☆
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〈ヒガンバナ〉
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〈アキアカネ〉
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 今年はアキアカネの出現が少し遅かった気がします。
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〈シマヘビの共食い〉
 この日は、休みの日でしたが博物館に遊びに行くと、館長の河野さんがシマヘビの幼蛇同士が共食いをしている様子を撮影したと写真をいただきました。珍しい光景ですね☆
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んん??
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 最後はたたら浜で海浜性昆虫を観察してから帰宅しました。 そういえば、少し前に地元観音崎でお宮参りに行ってきました。本当は生後30日後くらいに行くものですが、7月は雨が続いていて、8月は暑くて、結局こんな時期になってしまいました。でも、お宮参りというのは地域の神様に挨拶に行くという意味合いもあるそうなので、地元の神社に行ってきました。 
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 みー坊も3か月でずいぶん大きくなりました。あのオバケズッキーニも今では小さく見えます。
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 最後は少し子どもネタになってしまいました!笑


# by shingo-ayumi | 2019-10-11 02:35 | 観音崎周辺の自然 | Comments(2)

ウミアメンボ ~幻の三浦半島産を追って~ その2

 先月の投稿で、三浦半島の幻のウミアメンボを探しに行った話を書きました。1924年に三浦半島から新種記載されて以来記録のないウミアメンボを求めて探しに行きましたが、今回はその続きです。

 あのあと、博物館に戻って学芸部長の山田和彦さんにその話をしたところ、山田さんがいつも魚類の定例調査をしている場所がいいんじゃないかと言われました。なんでもウミアメンボが好みそうなマングローブ風の環境があり、さらにマングローブでよく見られるオニカマスやフエダイの仲間など、南の魚が多く見られるそうです。ただ陸路はないから泳いで行くしかないよ!と言われました。では寒くなる前に案内してください!とお願いし、先日連れて行っていただきました。
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 入り江の小さな港。確かに岸沿いに木が覆いかぶさっていて雰囲気があります。
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 この日は、普段山田さん個人も博物館としてもお世話になっている現地のHさんにお世話になり、エントリーさせていただきました。
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 さぁ出発だー!
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 写真だと分かりにくいのですが、船着き場の周りにはケシウミアメンボがたくさんいました。

 10月の曇った日の海は結構寒かったです。特に当地は入り江の奥にあるため停滞しやすく水温が低いそうです。
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 岸沿いに近づいてみると、山田さんの行った通りマングローブのような風景が広がっていました。
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 木の一部や枝が海に漬かっていて、こんなところだったらウミアメンボがいそうです。
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 岸沿いを泳いで湾の出口まで行きましたが、残念ながらウミアメンボは見つかりませんでした。しかし、Esaki(1924)では、7月に採れていると書かれているので時期的に少し遅い可能性があります。
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 さて、せっかくカメラを持ってここまで泳いできたので、水中も覗いてみることにしました。
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〈サツキハゼ〉
 サツキハゼの群れが泳いでいました。サツキハゼは八重山諸島のマングローブの中でも見かける種です。
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〈ゴンズイ〉
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〈タイワンガザミ〉
 良い写真が採れなかったのですが、山田さんが言った通り、オニカマスやフエダイの仲間なども見られました。
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 私がウミアメンボを探している間、山田さんは自分の魚類調査をしていました。
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 こちらは山田さんの成果
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 というわけで、ウミアメンボは見つかりませんでしたが、良い下見になりました。何より、三浦半島にはこんな場所があったんだ!?ということに驚かされました。お世話になったHさんには、来年の7月にリベンジしたいので!とお願いしてきました。約100年ぶりとなる再発見は果たしてあるのでしょうか。夢が広がります。

Esaki, T., 1924. On the genus Halobates from Japanese and Formosan coasts (Hemiptera: Cerridae). Psyche, 31: 112-118, pl. 5.


# by shingo-ayumi | 2019-10-09 21:23 | 水生半翅 | Comments(0)

ホーペイオオクワガタとリツセマオオクワガタ

 少し前の話になりますが、ホームセンターで、夏の終わりの模様変えセールのような感じで、カゴに乗って外国産のクワガタ・カブトが乱雑に置かれていました。

 見ると、ひっくり返ってすでに死んでいる虫が入ったケースやメスだけしか入っていないケースなど、余り物セールといった感じで、それらが好きなの2ケースで2000円で売られていました。
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 その中に、中国福建省北峰産と書かれたホーペイオオクワガタ Dorcus hopei hopeiと、インドネシアのスマトラ島ベンクール産と書かれたリツセマオオクワガタ Dorcus ritsemae volscensがありました。

 子どもの頃から憧れて、現地でも簡単には採集できないような種が、こんな雑な扱いをされていて悲しくなります。虫は自分で採集したいので、ペット目的で購入することは好きではないのですが、結局購入してしまいました。
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〈ホーペイオオクワガタDorcus hopei hopei,中国福建省産〉 
 とは言え、持ち帰っていじくったり、写真を撮ったりするとやはりかっこいいなと思います。ホーペイオオクワガタ D.hopeiは分類としては日本のオオクワガタ D.hopei.binodulosusの亜種になります。昔はクルビデンスオオクワガタ Dorcus curvidensの亜種(D.c.hopei)とされていましたが、現在は別種とされています。地域によっては2種が混生していることもあるそうです。日本のオオクワガタより大顎が太く湾曲する傾向がありますが、地域によっては大顎が非常に太くなる個体もいれば、日本のオオクワガタとの違いがよく分からないような個体もいるようです。
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〈リツセマオオクワガタ Dorcus ritsemae volscens,インドネシア スマトラ島産〉 
 リツセマオオクワガタは、日本のオオクワガタとはずいぶん形態が異なり、特にスマトラやボルネオの個体群は日本のコクワガタのような形態をしています。本種は分布域によって7亜種に別けられていて、亜種によって形態は大きく異なります。
 ちなみに今回購入した個体はスマトラ島産なのでD.r.volscensになります。リツセマオオクワガタは昔「パリーオオクワガタ」と言われていて、子どもの頃から憧れていましたが、1998年に分類が変わりD.parryiは消滅してパリーオオクワガタからリツセマオオクワガタと言われるようになりました。個人的にはD.r.volscensが、特殊な形態をしていて一番好きです☆
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 思わず購入してしまったので、ペットで終わらせないようにしようと思い写真を撮って比較してみたり、繁殖をやってみようと思い、いろいろトライしてみることにしました。
 外国産のクワガタ・カブトは、子どもたちに聞くと名前だけはよく知っていますが、分類や分布、生態等を聞いても答えられる子は多くありません大事なのはそこなんだよ!というのを少し勉強して言えるようにしたいと思います!笑
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 ちなみにメスは比較してみても正直よく分かりません…笑 こりゃ混ざってしまったらわけわからなくなりそうです!

 というわけで、自分なりに虫を買ってしまったことに目的(いいわけ)を付けて、外国産のオオクワガタを飼い始めました。でもやはり、いつかは現地で採集してみたいものですね!


# by shingo-ayumi | 2019-10-08 18:17 | 虫いろいろ | Comments(0)

ガサガサ&水族館づくり(2019)

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〈ルリヨシノボリ〉
 先日、観音崎自然博物館で「ガサガサ&水族館づくり」というイベントをおこないました。
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〈ジムグリ〉
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 この日のお客さんは生き物好きが多く、採集も上手だし、生き物愛もあるし、主催者側としてはとっても楽しかったです☆
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 採れた生き物は並べて水族館づくり。この時、子どもたちは自分で採った生き物を分類ごとに自分で仕分けます。この作業が大事なのです!
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〈シマヨシノボリ〉
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〈ルリヨシノボリ〉
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〈クロヨシノボリ〉
 仕分けをした子どもたちは、3種のヨシノボリをちゃんと見分けていました。すばらしいですね☆というわけで、今回も楽しい観察会をすることができました。

 ちなみに観察会の詳しい報告やヨシノボリの見分け方等は博物館のブログ「どたばた学芸日誌II」に書いてあります。よろしければそちらもご覧ください☆


# by shingo-ayumi | 2019-10-07 11:20 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)