水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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観音崎自然博物館


三浦半島の里山(2018年12月)

 少し前の話になってしまいますが、三浦半島の里山で子どもたちと一緒に保全作業をしてきました。
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 12月にもなると谷戸はひんやりとして寂しい風景になります。
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 これまで現場で鍛えられてきた子どもたちもそろそろ保全の現場を!という山田陽治さんの意向で、池堀や伐採を一緒にやりました。
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 すぐ飽きるかと思いきや、みんな意外と気合いが入っていました!
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 こんな小さな穴でも、春になるとサンショウウオが産卵してくれます。
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〈コシボソヤンマ〉
 沢の調査も少ししました。
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〈左:ミルンヤンマ/右:コシボソヤンマ〉
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〈コヤマトンボ〉
 源流域である当地ではあまり見かけないのですが、この日はコヤマトンボの幼虫も採れました。時々こういう環境にも入ってくることがあります。
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〈モンキマメゲンゴロウ〉
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〈ノウサギの糞〉
 みんなが掘った場所にちゃんと産むかどうか確認するために、また見に行かなきゃいけませんね☆


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# by shingo-ayumi | 2019-01-12 17:52 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

正月の観音崎周辺(2019年1月)

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 年末年始は蓄膿症で寝込み、4日にようやく少し外に出ました。上の写真は狩野神社。
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 浦賀湾にある港
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 この日は暖かくナナホシテントウが元気に活動していました。
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 鴨居港の前にある神社には地元の人が多く来ていました。
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# by shingo-ayumi | 2019-01-11 00:48 | 観音崎周辺 | Comments(0)

正月の称名寺(2019年1月)

 正月、去年の3月に引っ越して以来、久しぶりに金沢区の称名寺に行ってきました。
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 着いたのは夕方でしたがたくさんの人が来ていました。
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 正月らしく
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 3月まで住んでいたアパートを見に行くと新しい一軒家が建っていました。少し寂しい気がしましたが、こうやって地域は変わっていくんですね。
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# by shingo-ayumi | 2019-01-11 00:36 | 称名寺 | Comments(0)

コオロギとカイコを食べる

 先日、職場のジュニア生物調査隊スタッフのみんなと新年会をしました。その際、上司の山田和彦学芸員から怪しい差し入れがあり、みんなで食べてみました。
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〈左:コオロギ/右:カイコ〉
 山田さんの知り合いの方がタイのお土産でくれたそうです。タイからお土産ということなので、コオロギはフタホシコオロギかと思いきやイエコオロギっぽい感じがしますね。食べてみると、味付けがスコーンのような感じでサクサクと行けました。ちなみに現地では人気で、普通におやつとして食べられているそうです。

 一方カイコは、やや苦味がありパサパサしていて、正直ちょっと…という感じでした。
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 虫を食べる人たち。この表情からカイコの味が伺えます。
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 というわけで、今年もいろいろ活動をしていきたいと思います!


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# by shingo-ayumi | 2019-01-08 17:55 | 自然を食す | Comments(0)

神奈川県西部の里山(2018年12月)

 あけましておめでとうございます。年末からちくのう症になり、年末から新年早々寝込んでいました。

 さて、少し前の話ですが、このブログではおなじみの山田陽治さんと一緒に県西部の里山をいろいろ回ってきました。
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〈モズのはやにえ〉
 モズにはやにえにされたコバネイナゴがそこらじゅうで見られました。
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撮影する山田さん
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 モズはエサをはやにえにしておいて、後からやってきて食べるという説がありますが、実際再び食べにくることは少なく、なぜはやにえにするのかよく分かっていないそうです。
 この日はコバネイナゴのはやにえしか見かけませんでしたが、時にカエルやヘビのはやにえも見られます。
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〈オオムラサキの幼虫〉
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 山田さんと二人で這いつくばって探し、ようやく1匹見つけました。
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 田んぼがある里山にやってきました。
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〈オオミドリシジミの卵〉
 斜面に生えたコナラのひこばえに産み付けられていました。個体数が多い場所だとあまり選ばずどこでも産むことがありますが、基本的には樹の位置やひこばえの状態、高さなど、結構産む場所を選んでいる印象があります。

 雪見だいふくみたいでかわいいですね☆
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〈ハラビロカマキリの卵鞘〉
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 ここにもハラビロカマキリの卵…と思いきや!ややや!白っぽくてなんか違うぞ!!
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〈ムネアカハラビロカマキリの卵鞘〉
 外来種のムネアカハラビロカマキリの卵鞘でした!

 5年くらい前は見なかったのに!普通のハラビロカマキリと同所的に見られました。これからハラビロカマキリはムネアカに圧されていってしまうのでしょうか…。ムネアカの卵鞘は複数見られました。

 このあと、カヤネズミの巣を探しにアシ原に移動し、油断しました!僕はアシから出る粉に非常に弱く、いつも鼻がグズグズになるのですが、今回も見事にやられました。

 こうして鼻をやられた結果辛い年末を迎えることになったのでした…トホホ。
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# by shingo-ayumi | 2019-01-03 17:41 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

アルキデスヒラタクワガタ

 先日、中学生時代の同級生のKさん(いや!今は結婚されているのでMさんと呼ぶことにしましょう!)から、「旦那が見たこともないクワガタを拾ってきたんだけど分かる?」と、連絡をいただきました。 

 送ってもらった写真を見てビックリ!なんとスマトラ島に生息するドルクス・アルキデス(通称:アルキデスヒラタクワガタ)でした!もちろん人が放した外来種ですが、こんなに大きなクワガタが身近なところで見つかるとは驚きです。
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〈アルキデスヒラタクワガタ Dorcus alcides, 横浜市〉
 連絡をもらった時は地方に出張中だったので、帰宅してからふと思い出し「標本にして記録に残したいから死んだらもらえない?」と、再びMさんに連絡してみました。すると、まだ生かしてあるとのことで譲ってくれることになりました。
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〈勝手なイメージ〉笑 
 Mさんに採った時のことを聞くと、ある日Mさんの旦那さんがお子さんと一緒にゴミ捨てに行くと、路上でクワガタを発見!大学時代植物の研究をされていて、生き物にも興味があった旦那さんは、すぐにMさんに「持って帰ってもいいか?」と興奮気味で電話をかけたそうです。 
 帰宅後旦那さんは、「これはもしかしてオオクワガタではないか!?」と調べたそうです。しかし、なにか違うし、調べても出てこなかったそうで、それでも気になって僕に連絡をくれたそうです。
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 まだ、外国産のクワガタの輸入がおこなわれていなかった時代、子どもの頃持っていた昆虫図鑑に「クワガタ界の横綱、オオズヒラタクワガタ」というのが載っていました。現在、このオオズヒラタはアルキデスも含めて以下の3種に分類されているようです。

D. alcides(アルキデスヒラタ)
D. eurycepalus(ユーリケファルスヒラタ)
D. thoracicus(トラキクスヒラタ)

 3種はそれぞれ、アルキデス=スマトラ島、ユーリケファルス=ボルネオ島、トラキクス=ジャワ島に分布し、中でもアルキデスが最も大型になるそうです。
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 というわけで、先日、Mさんのお家までクワガタをいただきに行ってきました。Mさんと会うのは中学を卒業して以来約15年ぶりです。虫のことで同級生に連絡をもらえるなんて嬉しい限りです☆ 
 いただいたアルキデスは、生きているうちは観音崎自然博物館で展示しようと思っています。


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# by shingo-ayumi | 2018-12-24 17:25 | 外来種 | Comments(0)

ヒメケシゲンゴロウ

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〈ヒメケシゲンゴロウ Hyphydrus laeviventris laeviventris SHARP,1882, 新潟県〉
 写真を撮った時は、「うんよし!」と思ったのに、PCで見ると目立つ毛のような物が写っていてちょっと残念な写真になってしまいましたが、でも大雑把な僕は「もういいや!」と開き直りアップしました…
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 ヒメケシゲンゴロウは、大学1年生の時に初めて採って、喜んで師匠のK先生のもとへ見てもらいに行った記憶があります。思えば初めて採ったのも新潟県でした。
 
 今回採ったのは、ずいぶん前に見つけた生息地で今も健在で安心しました。
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 今回は、他に新たな生息地を見つけました。ヒメケシゲンゴロウは水田や湿地などでも見られるそうですが、僕は落ち葉が堆積するような暗い池でしか見たことがありません。生息地では個体数も多くなく、ゴチャッとたくさん採れるイメージはありません。 

 ヒメケシゲンゴロウは比較的珍しく、個人的には「良い虫」です☆


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# by shingo-ayumi | 2018-12-14 18:14 | ゲンゴロウ | Comments(0)

里山の取材(2018年12月)

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 先日、里山の取材に関するお仕事をいただいて、各地の棚田や田んぼをご案内させていただきました。
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 この地域は「冬水田んぼ」と呼ばれる、冬でも水を溜めておく農法がおこなわれています。秋のうちに耕耘して、代掻きまで終わらせ、次の年の春にはそのまま田植えをおこないます。
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 この時は、3日間のうち2日間は雨でした。本来ならもうこの時期には雪が降るのですが、今年はまだ一度降っただけで積もらなかったそうです。本格的な冬はこれからです。
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 冬水田んぼの中には、たくさんの水生昆虫がいます。
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〈ツブゲンゴロウ〉
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〈オオヒメゲンゴロウ〉
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〈マルガタゲンゴロウ〉
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〈コガシラミズムシ〉
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 標高が高い山の斜面につくられた棚田。
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 池の取材もしてきました。
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〈ガムシ〉
 少しの時間でしたが、池に網を入れてみるとガムシやオオコオイムシ、ルリボシヤンマの幼虫などが採れました。
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〈ジュンサイ〉
 池と人とのつながりについても取材をするということだったので、この地域で食べられているジュンサイも見てきました。ジュンサイは池に生える水生植物です。
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〈メススジゲンゴロウ〉
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 この地域でのメススジゲンゴロウは7、8年前くらいに見つけました。

 本種は、湿原や原生林の池、落ち葉が堆積した貧栄養な池等に生息することが多いのですが、ここでは里山の棚田の中にある池にいるのです。
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〈池干し中の池〉
 今度は少し場所を移動しました。ここでは各地で池干しがおこなわれていました。
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 また、この地域の棚田は、冬水田んぼではなく、一般的な農法として水を抜いていました。
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〈メダカ〉
 田んぼの横の水路にはメダカやオオコオイムシが見られました。
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〈オオコオイムシ〉
 さてさて、これからも取材は続くそうです。どんな取材がおこなわれるのか楽しみですね。次回行くのは来年の春になりそうです。


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# by shingo-ayumi | 2018-12-10 02:00 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

横浜西部の田んぼ(2018年11月)

 今日は久しぶりに夫婦で横浜市西部の田んぼを散歩してきました。
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 横浜市内の水生昆虫調査をしていた時は散々行った場所でしたが、調査が終わってから早数年が経ち、ずいぶん久しぶりに来た感じがしました。
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 冬が近くなって虫たちの姿もずいぶん少なくなりました。
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 この日はいろいろな赤とんぼの写真を撮りたかったのですが、残念ながらアキアカネしか見られませんでした。
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〈アキアカネ〉
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 捕まえたー!

 この時期になると、アキアカネも寒さや老熟で鈍っていて素手でも簡単に捕まえられます。
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 違う田んぼに移動しました。
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 秋の田んぼには、上の写真のようにとんがり帽子がたくさん並んでいることがあります。
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 これは「つづみ」といいます。収穫後のイネの藁を束ねて乾燥させているのです。こうして並んでいると可愛いですね。
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 格式高そうなお寺の横には小さな小川が流れていました。横浜市内では貴重な風景です。
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 カキがたくさんなっていました。
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 ん?何かいるか?
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〈センチコガネ〉
 地面に落ちて潰れたカキにはセンチコガネが来ていました。
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 というわけで、久しぶりに横浜市内の田んぼを散歩してきました。
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# by shingo-ayumi | 2018-11-23 22:36 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

黒バック写真を撮る

 今年は黒バックの写真を撮る練習をしました。個人的には白バックより難しくいろいろ試行錯誤しました。小さなホコリも結構目立ってしまいます。
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 白っぽくて輪郭がはっきりしている生き物は比較的撮りやすい気がします。
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 透明な生き物も映えやすくて撮りやすいです。
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 一方輪郭がはっきりしない生き物や暗い色をした生き物は難しかったです。でも上手な人たちの写真を見るとまだまだです。皆さんはどうやって撮影しているんだろうなぁと気になるところです。
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# by shingo-ayumi | 2018-11-19 17:36 | その他 | Comments(0)

野生生物としてのハムスター

 このブログのイメージとはかけ離れたネタなのですが、我が家では2匹のハムスターを飼っています。ペットショップでは「クロクマハムスター」と「プディングハムスター」という名前で売られていました。個人的に愛玩動物は、可愛いとは思うのですが、生き物としてはあまり興味がないので、「ヘンな名前~」と思うくらいで、深く疑問に思ったことはありませんでした。しかし、いろいろ調べてみると野生動物としては結構面白いのではないかと思いました。


 ペットショップに行くと、「クロクマ」とか「キンクマ」とか「ロングヘア」とか「プディング」とか「サファイア」とかよく分からない名前がたくさん並んでいます。これらはみんな品種名であり種名ではないのです。日本で一般的に(?)売られているとされるハムスターは以下の5種だそうです。

ゴールデンハムスター Mesocricetus auratus
ジャンガリアンハムスター(和名:ヒメキヌゲネズミ)Phodopus sungorus
キャンベルハムスター (和名:キャンベルキヌゲネズミ)Phodopus campbelli
ロボロフスキーハムスター(和名:ロボロフスキーキヌゲネズミ) Phodopus roborovski
チャイニーズハムスター(和名:モンゴルキヌゲネズミ) Cricetulus griseus


 ジャンガリアンP. sungorus、キャンベルP. campbelli 、ロボロフスキーP. roborovskiは同属なので近い種のようですが、ゴールデンやチャイニーズは、属が違うので、種としては遠縁なのでしょうか。

 和名を見ると一気にネズミ感が出ますよね!笑 
さらに分布をみると↓


ゴールデンハムスター:シリア、トルコ
ジャンガリアンハムスター:シベリア、カザフスタン、中国北部
キャンベルハムスター:ロシア、モンゴル、中国
ロボロフスキーハムスター:カザフスタン、モンゴル、ロシア
チャイニーズハムスター:シベリア、中国北東部、朝鮮半島


 といった感じで結構寒い地域に分布しているようです。これだけ見ていると分布が重なる種もいるようですが、環境で棲み分けをしていたりすのでしょうか?気になるところです。
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〈クロクマハムスターのアズキちゃん〉
 ちなみに我が家のクロクマハムスターのアズキちゃんは、種としてはゴールデンハムスターになります。ゴールデンハムスターは、野生では乾燥した岩場や砂地に生息し、地面に巣穴を掘って生活しているそうです。また、分布域はシリアとトルコの国境周辺の限られた地域のみで、生息密度も薄く珍しい種だそうです。
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〈ブディングハムスターのヒノキちゃん〉
 一方プディングハムスターのヒノキちゃんはジャンガリアンハムスターになります。シベリアに多く分布し、冬になると毛色が変わるそうです。ゴールデンとジャンガリアンの2種を飼育していると分かりますが、行動や形態など、まったく別種であることがよく分かります。

 ちなみにハムスターは全般的に、野外では雑食性が強く、植物のみならず小型の動物や昆虫なども食べているようです。我が家でも床で遊ばせていると、偶然目の前を通りかかったハエトリグモを捕食していました!笑 思った以上に激しく飛びかかって捕食したので、これは面白いと思い、今度は家にいたゴキブリと戦わせようとしたら妻に怒られました…笑 でも出くわしたら普通に捕食するんでしょうね。

 ちなみにチャイニーズハムスターは、アメリカでは実験動物とて利用されてきましたが、それが野外で繁殖して、一部の地域では外来種問題となっているそうです。

 というわけで、ハムスターも野生生物として見ると結構面白そうだと思いました。是非野生で見てみたいですね。

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# by shingo-ayumi | 2018-11-14 19:26 | 我が家のいきもの | Comments(0)

観音崎周辺の地域を散歩(2018年11月)

 近所の道は知らない所がないようにしたいというのが自分のポリシーなのですが、観音崎周辺に引っ越してきてから半年以上経っているのに日々落ち着かず、いまだにちゃんと回りきれていません。仕事帰りにわざわざ遠回りをして知らない道を歩いてみたりしているのですが、すでに夕方だったり夜だったりして、暗くてよく分からなかったりもします。
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 近所の裏山
 
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 近所の道。ここをおりていくと港に着きます。
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 この日は、朝から歩きでいろいろ散策してきました。
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〈叶神社と浦賀城〉
 叶神社という神社を登ると浦賀城という城跡があります。天守などはありませんが、本丸があったと思われる頂上までは長い階段が続いています。ちなみに浦賀城は、戦国時代に北条氏康が房総半島の里見氏に備えるため、三崎城の出城として築いたそうです。さらなに江戸時代後期には、勝海舟が叶神社に来て航海の安全を祈願したそうです。この辺りは以外と歴史ある地域なんですよね!
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 誰かがお供えしたのでしょうか?
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 浦賀城の頂上のひらけたところにアキアカネがとまっていました。さて、浦賀城から裏道を使って下山して、今度は観音崎に行く道沿いの谷をすべて攻めてみることにしました。とは言っても谷の形状が残っているだけでほとんどは住宅街です。それでも一部沢が残っている場所もありました。
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 コンクリートの暗渠沿いに登っていくと、最後の最後に、僅か1m程の土畦の沢がありました。
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〈サワガニ〉
 沢に転がっていた岩をどけるとサワガニがいました。
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〈タブノキ〉
 また、何本もある入りくんだ脇道をかたっぱしから入っていると、一か所でタブノキの大木を見つけました。夏にはミヤマクワガタなんかがいそうですね~
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 ここは、岩から滴る水があふれ出ている場所です。
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 こんな所でもよく探せば生き物がいそうです。
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 カワニナがたくさんいました。
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 ミズムシもたくさんいました。本当は水生甲虫がいないかと期待したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
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 このあたりは、かつて水田があり水が豊富な地域だったそうです。しかし、現在はほとんどが暗渠になってしまったそうです。それでも各所から染み出した水は、人の目を盗むようにして数か所から湧き出て和田川という川に流れ込んでいます。
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和田川沿いに歩いて下流に進むとすぐに河口に出て鴨居港に着きます。
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〈ハラビロカマキリ〉
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 この辺りは、まだ外来種のムネアカハラビロカマキリは見かけません。
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 観音崎方面に行くと、また少し雰囲気が変わります。写真はイソギクの花を食べるトノサマバッタです。
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〈タカチホヘビ〉
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 というわけで近所を散策をしてきました。やはりちゃんと歩くと、車や自転車に乗っていては見えない風景が見られて良いですね。自分の足で歩くということはこれからも大事にしていきたいと思います。


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# by shingo-ayumi | 2018-11-10 00:32 | 観音崎周辺 | Comments(0)

トノサマバッタ

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〈トノサマバッタ Locusta migratoria, 横須賀市〉
 今日は、職場の庭にトノサマバッタがいたので写真を撮りました。
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 観音崎周辺では、少し前まではほとんど見られなかったそうですが、ここ1、2年で急激に増えたそうです。本来日当たりがよく背丈の低い草地を好むバッタなので、ここ1、2年におこなわれた近隣の整備が影響したのかもしれません。
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 職場の庭はそこそこ広い芝生で、庭内ではよく見かけます。上の写真はシバを食べている様子です。ムシャムシャとよく食べています。
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〈ツチイナゴ〉
 こちらはツチイナゴです。本当はトノサマバッタの飛翔を撮りたかったのですが、なかなか警戒心が強くすぐに飛び立ってしまうため、普通の写真を撮るのが精いっぱいで、飛翔写真を撮る余裕がありませんでした。そのためしかたなくツチイナゴを追い掛け回して撮影しました。
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 ここ数日は毎日夕焼けがきれいです(昨日、今日は曇りでしたが…)。虫の時期もそろそろ終わりですね。


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# by shingo-ayumi | 2018-11-05 17:26 | 虫いろいろ | Comments(0)

神奈川県西部の里山(2018年10月)

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 先日、突然予定が空いたので、神奈川県西部の里山を散歩してきました。
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〈ムネアカハラビロカマキリ〉
 一番の目的は、先の投稿でも書いたように、外来種のムネアカハラビロカマキリを観察することでした。
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 先月行った時は1個体も見られなかったのに、この日はたくさん観察することができました。
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 こんなコラボも!ヤラセじゃないです!笑
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 せっかく田んぼに来たのだから、赤トンボの写真も撮って来ました。
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〈マユタテアカネ〉
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〈ナツアカネ〉
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 この日は天気も良く、たくさんの赤トンボを見ることができました。
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 秋になり、昼間の照っている時間はなんとか半袖・サンダルで過ごしていますが、夜になるとさすがに冷えます。生き物が見られるうちにもっとフィールドに行きたいですね。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-31 00:05 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

ムネアカハラビロカマキリ

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〈ムネアカハラビロカマキリ Hierodula sp.,神奈川県〉
 外来種のムネアカハラビロカマキリを観察してきました。少し前に、神奈川県立生命の星・地球博物館の苅部さん・加賀さんの調査で、輸入された竹箒に付着した卵のうが孵化して広まったことが分かり、yahoo!ニュース等でも話題になりました。
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 ハラビロカマキリに近い種ですが、ハラビロカマキリより大型で、「ムネアカ」の名前の通り胸が赤っぽいのが特徴です。
 実際に野外で見ると、思った以上に大きい印象があり、さらにクリーム色っぽい黄緑色がかなり目立ちます。
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 ムネアカハラビロカマキリが侵入した地域では、普通のハラビロカマキリが駆逐されるそうです。
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 死体
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 苅部・加賀(2017)では、10月上旬から路上を歩く個体や轢死体を確認することが多くなったとされていますが、この日も路上を歩く個体が観察されました。
 
 9月中旬に同じ場所を訪れた時は1個体も確認できなかったのですが、10月下旬になるといたるところで見られました。上記の報告で言われているように、季節や成長の状態で行動に変化があるようです。
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 ちなみに、ムネアカハラビロカマキリは、ハリガネムシが出てきやすいことでも知られているそうです。 
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 数年前に苅部さん、加賀さんにムネアカハラビロカマキリの話を聞いて以来、地元でもチェックしていますが、横浜南部や三浦半島では今のところ普通のハラビロカマキリしか見かけないので、ムネアカハラビロカマキリはまだ侵入していないのではないかと思っています。

苅部治紀・加賀玲子, 2017. 神奈川県西部における外来種ムネアカハラビロカマキリの拡散状況
(おもに2016 年度夏季―秋季の調査から). 神奈川県立博物館研究報告(自然科学), (46): 71-77.


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# by shingo-ayumi | 2018-10-29 21:55 | 外来種 | Comments(0)

侍従川のクリーンアップ&調査(2018年10月)

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 今日は故郷の「ふるさと侍従川に親しむ会」の川掃除&調査に行ってきました。
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  今日は、生き物関係のお仕事をしている方が数人遊びに来ていただき会の活動も盛り上がりました。
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〈オオスズメバチ〉
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 子どもたちもなんだか皆たくましくなっていました。
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 イシガメだぁ~
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〈マハゼ〉
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アカテガニ
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 本日は、子どもたちが採れた生き物を並べて解説しました。
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 チチブの特徴を確認しています。
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 時々茶々を入れながら微笑ましく解説を聞く大人たち
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〈ミルンヤンマ〉
 午後は源流に行って調査をおこないました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-29 00:10 | 侍従川流域 | Comments(0)

伊豆大島の旅

 このブログではお馴染みの山田陽治さんと二人で伊豆大島を旅してきました。
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 初日は、川や沢など淡水域を探していろいろまわりました。伊豆大島は火山の島だけあって、水が溜まりにくく、沢も雨が降った後に一瞬だけ水が流れるだけで、すぐに染み込んでしまいます。そのため、ほとんどの沢は水がありません。
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 しかし、稀に岩盤の沢があり、岩盤上に水が溜まっています。
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 そこでは水生昆虫が見られました。
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〈ヤブヤンマ幼虫〉
 ヤブヤンマのヤゴがたくさんいました。生まれたての小さい幼虫から終齢幼虫まで見られました。また羽化して間もない成虫も目撃しました。
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〈オオシオカラトンボ幼虫〉
 オオシオカラトンボは幼虫だけで、成虫は見られませんでした。
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〈カトリヤンマ〉
 伊豆大島では初記録か!?と期待したのですが、すでに記録がありました。見つけた時はとにかくすぐに採集しなくてはと思ったのですが、のんびりホバリングしている様子を見て「これは撮影も採集もイケるんじゃないか??」と思い、撮影をした後に採集しました。まぁこういう欲張りは虻蜂取らずになることもあるので極力避けたいところですよね…
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 水溜りを覗き込む山田さん。何がいるのでしょうか?
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 いた!ゲンゴロウだ!
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 ゲンゴロウの正体はエゾヒメゲンゴロウです。今回見たかった生き物の一つです。

 伊豆諸島では、他に八丈島でも記録されています。
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〈エゾヒメゲンゴロウ〉
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〈エゾヒメゲンゴロウ幼虫〉
 今回の旅で一番みたかったエゾヒメゲンゴロウを序盤で見つけることができました。

 ゆっくり撮影もして心に余裕ができたので、次は島を一周しながら他の水辺や良さげな林道を探してみることにしました。
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〈ホシホウジャク〉
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〈ウラナミシジミ〉
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 島のほとんどの沢は登っても下っても水がありませんでした。

 上の写真は滝です。ある沢の河口からずっと登って行った所にありました。かなり高さがありました。しかし残念ながら水はありませんでした。
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 ようやく見つけた水溜りでこんな生き物を見つけました。
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〈モリアオガエル〉
 国内外来種のモリアオガエルです。

 モリアオガエルは、よくいろいろな所に放流されて問題になっていますが、まさかこんなところにまで入っているとは思いませんでした。
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 モリアオガエルを撮影する山田さん
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 海も少し見てきました。

 ここはトウシキという海岸で、有名なシュノーケリングスポットだそうです。この時期はさすがに誰もいませんでしたがかまわず二人でエントリーしました!
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 沖の方は荒れていたので、手前の穏やかな場所で泳ぎました。
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 透明度はかなり高く、魚もたくさん見られたのですが、さすがに10月の曇り日の海は寒かったです!

 山田さんはウェットスーツを着ていましたが、僕は海パンのみだったので30分くらいで限界を迎えました…。
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 さて、夜は山田さんの要望もあり、毎晩、赤マムシを探して林道をまわりました。
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 ヒキガエルは見つかりましたが、残念ながら赤マムシは見ることができませんでした。
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 最終日は、岡田港周辺と元町港から南にかけての林道を散策しました。
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 岡田港周辺
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 ここは岡田港から徒歩5分くらいの所にある八幡神社です。
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源頼朝の祖父にあたる源為朝が保元の乱で敗れ、島流しになった際、ゆかりのあった神社だそうです。
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 赤マムシには出会えなかったけれど!アオダイショウの幼蛇と戯れる山田さん
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〈キョン〉
 キョンとは、中国や台湾に生息する小型のシカの一種です。伊豆大島では、1970年代に台風被害で動物園の柵が壊れて、そこから逃げ出した個体が野生化したとされています。現在は、農作物や希少植物への被害から特定外来生物に指定され、罠を用いた駆除がおこなわれていますが根絶には至らず、今回の旅でもいたるところで見かけました。
 ちなみに上の写真は、罠にかかった個体です。近づくとピーと鳴きながら暴れ回っていました。鳴き声を聞くとかわいそうになってしまいますが心を鬼にしてそのままにしてきました。ちなみに、大島では、他にも外来種のタイワンザルやタイワンリスを多く見かけました。
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 というわけで、3日間の旅をしてきました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-18 02:21 | | Comments(0)

テナガエビの仲間とヌマエビの仲間を食べる

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 少し前の話になりますが、仲間たちとテナガエビの仲間とヌマエビの仲間を採ってきて食べてみました。
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 中央はミナミテナガエビで、その他はヒラテテナガエビです。
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 こちらはヌマエビの仲間です。一番上だけスジエビです。
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 さて、種類による違いはあるでしょうか?笑
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 テナガエビの仲間の素揚げテナガエビの仲間は、さすがに大きいので食べごたえがありました。味もとても美味しいです!

 一方ヌマエビの仲間は味はとっても美味しいのですが、種類による味の違いはまったく分かりませんでした!笑 お酒のツマミに良さそうな感じでした☆


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# by shingo-ayumi | 2018-10-14 19:16 | 自然を食す | Comments(0)

ハナダカダンゴムシとアズキガイ

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〈ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatum, 神奈川県〉
 前々回の投稿の続き?です。前回ご紹介させていただいたダンゴムシ屋さんの先崎さんには、アギトアリに続きハナダカダンゴムシの生息地も案内していただきました。ハナダカダンゴムシはヨーロッパ産の外来種です。
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 丸まったかたちは、オカダンゴムシに比べていびつで、きれいな丸になりません。
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〈左:ハナダカダンゴムシ/右:オカダンゴムシ〉
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〈生息地の様子〉
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 ハナダカダンゴムシは、比較的明るい環境を好むそうで林縁から路上に溜まった落ち葉の下で見られました。先崎さんは市内に生息するダンゴムシを調べるために、相当歩き回ったそうで、ダンゴムシに関する熱い話をしてくれました。

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〈アズキガイ Pupinella rufa
 そしてもう一つはコイツです。
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 本来、本州中部以西に分布する種ですが、国内外来種として神奈川県でも確認されています。タニシのようにフタがあります。ハナダカダンゴムシと同所的に見られました。
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 西日本では、県によって絶滅危惧種になっている地域もあるようです。神奈川県ではどれくらいの範囲で広がっているか分かりませんが、地元でも見つけたので案外広い範囲でいるのかもしれません。というわけで、外来種を巡る旅をしてきました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-12 17:45 | その他 | Comments(0)

キタコマルガムシ

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〈キタコマルガムシ Crenitis hokkaidensis (Nakane,1966), 岩手県〉
 流水性の小さなガムシの1種です。
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 最初、雄交尾器を確認した時、過去の文献とてらし合わせたもののコマルガムシでもないし、キタコマルガムシでもないし、アサヒナコマルガムシにも似ているし何なんだ??と疑問に思いましたが、コマルガムシ属の研究をしているM先生に伺ったところ、キタコマルガムシだとおしえていただきました。現在分類の再検討がおこなわれている最中だそうです。
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 生息地は標高の高い産地の源流域で、沢の周りにできた湧水が僅かに流れ込む水溜りで見られました。
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〈生息地の様子,岩手県〉
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 ちなみに当地は、大雨の後、水溜りがなくなってしまい、それ以降は、まとまって採れる場所がなくなってしまいました。


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# by shingo-ayumi | 2018-10-11 21:59 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)