水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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タガメの観察(2018年7月)

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〈卵塊を保護するタガメ〉
 先日、毎年観察をおこなっているタガメの生息に行ってきました。当地には通い始めて12年目になりますが、変わらずたくさんのタガメが見られました。
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 杭に産みつけられた卵塊。しかしよく見ると割れています。すでに孵化した後のようです。
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 こちらはまだ孵化していない卵塊です。
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 卵塊の下の水中には、保護者のお父さんタガメがいました。タガメはオスが卵塊の世話や保護をおこないます。
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 水中から
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 メスの姿もありました。

 お腹を見るとぺっちゃんこだったので、最近産卵したばかりの個体だと思われます。
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 タガメの幼虫の死体にヒメアメンボが群がっています。
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〈タガメの終齢幼虫の死体〉
 近くには、終齢幼虫を捕食している新成虫がいました。写真を撮ろうとカメラを向けると、エサを放して逃げてしまいました。
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 終齢幼虫になるとかなり大きく敵も少なくなりますが、それでもタガメ同士の共食いやゲンゴロウの終齢幼虫、鳥などに食べられることがあります。終齢まで育ったのにもったいない!
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〈タガメの終齢幼虫〉
 近くの田んぼでも幼虫の姿がありました。しかし、見ていただくと分かるように、中干しなのか、渇水なのか分かりませんが水がほとんどありません。こういう場合、タガメの幼虫は田んぼを出て、歩いて近くの水辺に移動することがあります。
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〈チャイロシマチビゲンゴロウ〉
 さて、タガメの観察は昼過ぎに引き上げて、数十キロ離れた標高の高い所にある川に移動しました。狙いは流水性のゲンゴロウです。
 
 ところが、17時頃まで粘ったにもかかわらず、満足のいく成果はなく、最後に対岸に見えた支流の溜まりだけ探してみようと荷物を置いて激流の川を渡りました。しかし、そこも成果はイマイチで、暗くなってきたしそろそろ帰ろうと再び川を渡ろうとしたその時、対岸に黒いものがウロウロしていることに気が付きました。

「げげっクマだ!!」
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 正直、この川に下りた時からクマが出そうだなぁとは思っていたのですが本当に出てしまいました。

 荷物が対岸にあるんだけどなぁ~と思いながら、少し待ってみましたが、クマはいっこうに去る気配がありません。しかたなく上流や下流で対岸に渡れる場所はないか探してみることにしましたが、結局見つけられず元の場所に戻ってきてしまいました。

 クマの方を見るとうずくまったように腕に顔を乗せてくつろいでいます。「くそっ…さっさと行けよ…」と思いつつ待ってみましたが変化がないまま空が暗くなってきてしまいました。

 私もだんだんイライラしてきて、結局「どけコラァ!そっち行くぞぉ!だぁー!!」と怒鳴りつけながら網を振り上げて川を渡るそぶりを見せました。すると、「はぁ~うるさいなぁ~」と気だるそうな態度でクマは去っていきました。

 こうして岐路に着く予定だったのですが、今度は先ほどのタガメ池に水中カメラを忘れたことに気付き、しかたなく回収しに行くことにしました。
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 池に着いたのは19時半頃で、すでに辺りは暗くなっていました。せっかく戻って来たし、卵の世話をするタガメの様子を撮影しようと、再び池に入ることにしました。池に入ると、昼間水中にいたオスが水上に上がり卵塊に覆いかぶさっていました。
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 このようにして、オスは卵に水をかけ世話をします。
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 このオスは相当気合が入っています。カメラを向けると激しく威嚇してきました。

 卵を守るオスの行動は個体差があり、このように激しく威嚇する個体もいれば、無反応の個体もいます。また、ライトを当てただけで一目散に逃げだす個体もいます。
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〈タガメの1齢幼虫〉
 幼虫がエサを捕食している様子も多く見られました。上の写真は自分よりも大きなヌカエビを捕食するタガメの1齢幼虫です。

 というわけで、なんだかんだ長居してしまい、家には1時半頃帰宅しました。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-21 03:20 | タガメ | Comments(0)

ヒョウタンゴミムシ

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〈ヒョウタンゴミムシ Scarites aterrimus
 少し前、台風が来た時に地元観音崎にウミアメンボが上がっていないか見に行きました。結局ウミアメンボは見られなかったのですが、ヒョウタンゴミムシがたくさんいて驚きました。
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 ライトを当てると急いで穴に潜ろうとするヒョウタンゴミムシ
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 本種は神奈川県のレッドリスト(2006)では絶滅危惧II類に判定されています。観音崎は、人が頻繁に出入りする浜だけでなくあまり人が入らない浜もあるので、多く見られるのかもしれません。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-18 23:46 | 観音崎周辺 | Comments(0)

観音崎の海(2018年7月)

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 7月に入り、観音崎周辺の海は賑わっています。
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 しかし、海に入るとたくさんの生き物が見られます。
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 砂浜から少し海に入るとアマモが広がっています。
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 砂浜、藻場、岩場、泥場など小さな空間に様々な環境が見られます。
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〈アオウミウシ〉
 ウミウシの姿も多く見かけます。
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〈クロシタナシウミウシ〉
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〈サラサウミウシ〉
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〈シロウミウシ〉
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〈ウスイロウミウシ〉
 今年は仕事以外でも観音崎周辺の海に入って観察しようと思っています。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-17 23:44 | 観音崎周辺 | Comments(0)

7月に入って

 7月に入って仕事が繁忙期に入りました。アカテガニの胞仔にライトトラップにウミコオロギ捕獲の指令に、夜までいろいろ動き回っています。
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〈ハマガニ〉
 上の写真はアカテガニの観察会中に見つけたハマガニです。

 自然関係の活動をしている方はお忙しいと思いますが、大勢でわーっと飲みながら、そろそろ近況報告会をしたい~と、勝手に思っています。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-16 17:23 | その他 | Comments(0)

ヤエヤマセスジゲンゴロウ

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〈ヤエヤマセスジゲンゴロウ Copelatus imasakai MATSUI & KITAYAMA, 2000, 西表島〉
 石垣島、西表島、与那国島に分布するセスジゲンゴロウの仲間です。南西諸島に分布するセスジゲンゴロウの中では最も大きく黄色い斑紋も鮮やかでカッコイイ種です。
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 石垣・西表では、セスジゲンゴロウらしい薄暗い落ち葉が溜まった水溜りなどに多く、分布は局地的で数も少ないですが、与那国島では田んぼや池などで採れることも多く数もそこそこ多い印象があります。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-12 00:16 | ゲンゴロウ | Comments(0)

淡水エビを食べる

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 先日川に行った際に、川エビを採って来て素揚げにして食べました。仲間たちからは好評でした。
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 採ってきたエビは、上の写真の通り、左からヌカエビ、ヤマトヌマエビ、ヌマエビの3種です。味比べをしようと思いましたが、実際違いはよく分かりませんでした…笑


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# by shingo-ayumi | 2018-07-10 23:12 | 自然を食す | Comments(0)

夏合宿の下見

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 8月に職場で、子ども向けの合宿をおこなうのですが、この日は合宿に向けてスタッフの皆さんと現地の下見に行ってきました。
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 子ども向けの合宿とは言え、講座なのですでに何度も顔を合わせている子たちです。なので、観察会や体験学習とは違い、ガシガシとハードな合宿にするつもりです!

 講座の目的は、受講生が将来、仕事でもライフワークでも何かしら自然や生き物に関わる活動をするような人材を育てるというものなのですが、それはまだまだずっと先の話で、まずその前段階である、生き物や自然と関わるうえで大切な「強くたくましい子になってほしい!」というのが当面の目標です。

 絶対に出会いたい生き物を見つける時や生き物の生態や行動の瞬間に立ち会うには、時に強く野蛮な行動やメンタルが結果をもたらすことがあります。そういう行動をすることが偉いのでも勧めるのでもなく、生き物と向き合うという目的のためのたくましさを持ってもらいたいなと思っています。
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〈出発!!〉
 というわけで、この日は歩きでどこまで川をさかのぼることができるか?生き物は何が出ているか?というのを見るための下見でした。
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〈オオアメンボ〉
 日本最大のアメンボ、オオアメンボです。オオアメンボは簡単に採れますしインパクトもあるので、是非子どもたちにも見てもらいたい生き物です。
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〈オキナワイトアメンボ〉
 マイナーな生き物にもスポットを当てたいですね。
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 何かいるのかな?
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〈コオニヤンマの羽化殻〉
 春から初夏に出るアサヒナカワトンボやヤマサナエの姿をチラホラ見かけましたが、もうお終いといった感じで、これからの時期は夏のトンボが出現します。
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〈コシボソヤンマ幼虫〉
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〈コヤマトンボ幼虫〉
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 一休み
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 休憩ポイントや昼食ポイントもチェックしました。
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〈オナガミズスマシ〉
 貴重な生き物がなぜ貴重なのか?この地域では貴重なんだ!というようなことも伝えたいと思っています。
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〈オイカワ〉
 スタッフのお兄さんお姉さんたちは楽しく採集していました☆
 
 スタッフで参加している時はなかなかゆっくりできないので、この日はフィールドを楽しんでもらえた?のではないかと思います。
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 今回集まってくれたスタッフの皆さんは、各自普段からフィールドに行っているメンバーだったので、いろいろ生き物を見つけてくれました☆
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 帰りは少しだけ寄り道をして、棚田を見て帰りました。
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〈葉山町の棚田〉
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 皆さんお疲れさまでした。またよろしくお願いします☆


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# by shingo-ayumi | 2018-07-09 18:51 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

母校で授業(2018年7月)

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 今年も母校から声をかけていただき、授業をさせていただいてきました。
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〈オニヤンマの羽化殻〉
 今回の授業は3年生でしたが、子どもたちは生き物好きだし、先生方も親切だし、とても楽しい授業でした。教室も職員室も良い雰囲気で我が母校は変わらず良い学校だなぁと思いました☆
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 今回は、以前池に入れられてしまった外来種のオオカナダモと同流域から危険分散も兼て移入したホトケドジョウを例に「外来種について考えてみて?これからどうする?」と課題を投げかけてきました。

 次回の授業が楽しみです☆


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# by shingo-ayumi | 2018-07-08 22:40 | 侍従川流域 | Comments(0)

北関東のトウキョウサンショウウオ

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〈トウキョウサンショウウオ,茨城県〉
 北関東でトウキョウサンショウウオを観察する機会がありました。
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〈生息地の様子〉
 トウキョウサンショウウオは、田んぼ、休耕田、湿地、池、沢、水路等様々なところで見られました。
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 水路を覗くとすでに幼生が孵った後の卵嚢がたくさんあり、周りにはたくさんの幼生が見られました。
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 幼生が出た後の卵嚢
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〈トウキョウサンショウウオ,栃木県〉
 見た目や生息環境だけではまったく分かりませんが、DNAでみると北関東の個体群と南関東の個体群では大きな違いがあると言います。今後種が分けられることがあるのでしょうか。


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# by shingo-ayumi | 2018-07-05 00:08 | 両生類・爬虫類 | Comments(0)

オオマルケシゲンゴロウ

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〈オオマルケシゲンゴロウ Hydrovatus bonvouloiri SHARP,1882, 西表島〉
 マルケシゲンゴロウ属の中では最も大きく、他の種に比べて黒みが強いことからも野外で容易に同定することができます。
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 西日本から南西諸島に多く比較的水生植物が豊富な池沼、湿地、休耕田、水田などで見られます。
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〈生息地の様子,西表島〉
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# by shingo-ayumi | 2018-07-03 22:29 | ゲンゴロウ | Comments(0)

オオモノサシトンボ

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〈オオモノサシトンボ♂,未成熟個体〉
 数年前から関東某所で、オオモノサシトンボの保全活動に関わらせていただいているのですが、先月、6月中旬頃、ひょうんなことからまったく違う場所でオオモノサシトンボと出会う機会がありました。
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〈オオモノサシトンボ♀,未成熟個体〉
 メスの未成熟期に見られる赤みが強い脚がかっこいいと思います。
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〈オオモノサシトンボの幼虫〉
 東日本に分布する種ですが、関東に産地が集中しています。しかし、近年は減少が著しく、絶滅した産地も多くあります。今回出会った産地では、比較的多く、未熟個体が池の縁に複数個体とまっていました。



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# by shingo-ayumi | 2018-07-02 15:33 | トンボ | Comments(0)

北関東の里山(2018年5月、6月)

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 今年の5月後半から6月は、生き物仲間のウチダくん、クシイくんの案内で北関東に通っていました。ちなみに上の写真の田んぼは、見た目はきれいですがザリガニだらけでした…。
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〈カトリヤンマとシマゲンゴロウ〉
 地元神奈川では減少が著しい2種ですが、神奈川に比べればずいぶん残っている印象がありました。
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〈タガメの卵塊〉
 このあたりはタガメが広く分布しているのですが、驚いたのは、田んぼに設置された防獣ネットに産卵している光景が多く見られたことです。最近、多くの場所で防獣シートが張られるようになりましたが、タガメがシートに産卵するのは最近ならではの光景ではないでしょうか。
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〈休耕田に集まっていたタガメ〉
 休耕田に集まっていました。個体数をカウントして逃がしました。
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〈キイロサナエの幼虫〉
 田んぼの横の水路には、キイロサナエの羽化殻がたくさん見られました。水路を掬うとたくさんのヤゴが採れました。写真の個体は来年羽化するものだと思われます。
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〈オゼイトトンボ〉
 次は、湿地に移動しました。
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〈モートンイトトンボ〉
 もの凄い数のモートンイトトンボがいました。湿地のトンボです。
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〈ネクイハムイシの1種〉
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〈ウシガエル〉
 しかし、気になったのは、かなり広範囲でウシガエルやアメリカザリガニ等の外来種が入っていることでした。特に池はほとんどの場所に入っていて、タガメやゲンゴロウはよく生き残っているなぁと思いました。とはいえ、やはりウシガエルやザリガニがいる池でタガメやゲンゴロウは見られませんでした。
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 さて、今度はまた違う地域で、時期も6月下旬です。
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 この田んぼは見た目は良いのですが、近くに茶畑があるせいなのか(茶畑ではたくさんの農薬を撒きます)昆虫がほとんどいませんでした。
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〈オオイトトンボ〉
 クシイくんに案内していただき、池にやってきました。ウシガエルやザリガニが入っていない池です。
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〈モノサシトンボ〉
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〈ゲンゴロウの幼虫〉
 ゲンゴロウ(ナミゲンゴロウ)の幼虫です。
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 この日は、1齢から終齢までの幼虫が見られました。関東のナミゲンは、タガメよりも分布が限られるので貴重な生息地です。
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 前の投稿でも書きましたが、一見透明度の高い池でもカメラを沈めると意外にも浮遊物が多くうまく撮れないことがあります。止水域での水中撮影の難しさを感じています。
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〈コサナエ〉
 神奈川ではかなり貴重なコサナエですが、このあたりでは池があればだいたいの場所で見られました。外来種がいてもあまり影響はなさそうです。
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 採った生きものを撮影する山田さん
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〈タカネトンボの幼虫〉
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 農道にできたタイヤの跡に水が溜まっています。

 そこを覗くと↓
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 アカハライモリがいました。山田さんが「えぇー!ここは沖縄かぁ!」と叫んでいました。沖縄や奄美では、このような林道の水溜りにシリケンイモリがいます。
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〈オオオバボタル〉
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〈ニホンカワトンボ〉
 というわけで、今年はずいぶん通いました。まだまだいろいろ回って調査した場所はたくさんありますが、これから少しずつやっていきたいと思います。案内してくれたウチダくん、クシイくんに感謝です。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-30 21:12 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

ゲンゴロウがいる里山(2018年6月)

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 ある番組からご依頼をいただきゲンゴロウのいる里山に取材に行ってきました。※風景の写真は生息地ではありません。
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 夜、盛んに泳ぎ回っていたゲンゴロウ
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 田んぼの中にはアカネ属のヤゴやミズカマキリ、オオコオイムシ、ガムシ等がたくさんいました。
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 田んぼ脇の水路です。ここは希少な水生昆虫や水生植物が豊富な場所です。
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〈ゲンゴロウ〉
 普段は、主に池にいるゲンゴロウですが、この時期は水田や水路にやってきて繁殖します。
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〈ゲンゴロウの幼虫〉
 幼虫もいました。1齢から3齢まで、すべての齢期の幼虫が見られました。
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 オタマジャクシを捕食しています。

 水路の中は、上から見ると比較的透明度が高いのですが、カメラを鎮めると思った以上に濁っていてうまく撮れませんでした。
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 田んぼに線のようになった足跡が!?足跡の先にはガムシの幼虫がいました。これから蛹になるために上陸するようです。
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〈トウホクサンショウウオ〉
 移動中の路上でトウホクサンショウウオに出会いました。大きな個体です。
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〈アオダイショウ〉
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〈オニヤンマの羽化殻〉
 林道にはもうオニヤンマが飛んでいました。
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 溜め池も回ってきました。
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 ちょうどジュンサイの収穫の真っ盛りで、収穫中の方たちにいろいろ伺うことができました。
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 ここでは、自分で食べるだけのジュンサイを収穫しているそうです。収穫は今月いっぱいまでだそうです。
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 この地域に通い始めて11年目になりますが、11年前とそれほど大きく変わったことはなく安心します。地図上に載っている池はほとんど回り尽くしました。ジュンサイやヒシ、ヒルムシロが生えた池がたくさんある地域で羨ましく思います。
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〈コサナエ〉
 コサナエのメスが産卵にやってきていました。このあたりでは、ほとんどの池で見ることができます。
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 もちろんゲンゴロウもいます。

 ゲンゴロウがいる里山の取材は、これからも続く予定です。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-28 18:16 | 田んぼ・里山 | Comments(0)

キタノツブゲンゴロウ

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〈キタノツブゲンゴロウ Laccophilus vagelineatus ZIMMERMANN,1922, 茨城県〉
 コウベツブゲンゴロウ系の中では最も小さい種で、師匠である北野先生の名前が和名になっているゲンゴロウです。
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 10年以上前、私が大学生になったばかりの頃、先生にキタノツブの採集に連れて行っていただいたことがありました。当時は、小型種の知識・経験が浅く、いろいろおしえていただきながら採集した記憶があります。その時は、キタノツブも含め多種多様な小型種を見せていただき感激した記憶があります。この時の採集が小型種の採集にはまるきっかけになりました。
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〈キタノツブゲンゴロウ幼虫〉
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〈生息地の様子,茨城県〉
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 ツブゲンゴロウの仲間は、ゲンゴロウ属をそのまま小さくしたようなホルムで好きです。また、撮影をする時もピタッと静止してくれるので撮りやすいです。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-27 18:21 | ゲンゴロウ | Comments(0)

西表島のマングローブ

 西表島ではマングローブも見てきました。
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〈オキナワハクセンシオマネキ〉
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 マングローブの中は濁っているところが多いのですが、場所によっては透明度が高く写真を撮りやすいところがあります。
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 夕方の干潟
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# by shingo-ayumi | 2018-06-23 23:55 | | Comments(0)

ホソゴマフガムシ

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〈ホソゴマフガムシ Berosus pulchellus MACLEAY,1825, 石垣島〉
 ゴマフガムシの仲間はゴマフガムシ亜属とトゲバゴマフガムシ亜属に別けられますが、本種はその中でもゴマフガムシ亜属に属します。また、ゴマフガムシ亜属の中では最小です。
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 このホソゴマフガムシですが、写真を撮るのにすごく苦戦しました。というのは、上の写真のように、すぐに頭を下げてうつむいたような姿勢なってしまうからです。しつこく撮影したのですが、結局疲れてきてこのくらいで妥協しました。
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 石垣島、西表島では池や田んぼで見られました。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-22 00:34 | 水生昆虫いろいろ | Comments(0)

アマミチビゲンゴロウ

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〈アマミチビゲンゴロウ Hydroglyphus amamiensis (M.SATÔ,1961) , 西表島〉
 チビゲンゴロウとよく似ていますが、トカラ列島以南に分布しています。
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 池や湿地、水溜り、水田等、様々な水辺で普通に見られますが、より開放的な水辺を好み、水田などに多い印象があります。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-20 00:05 | ゲンゴロウ | Comments(0)

西表島の旅(2018年6月)

 さて、新城島を後にした私たちは、夕方5時頃に西表島に到着しました。
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 夜は林道巡りをする予定だったので、日が暮れるまで周辺をフラフラしました。
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〈ヤエヤマセマルハコガメ〉
 林道にヤエヤマセマルハコガメが歩いていたので写真を撮りました。
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 一度スーパーで買い出しをし、日が暮れたくらいに再び林道へ戻りました。
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〈ヒメアマガエル〉
 夜の林道ではたくさんの生き物たちと出会うことができます。
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〈タイワンサソリモドキ〉
 地元の活動仲間である山田さんはサソリモドキが大好きで、いつも採って来てと言うのですが、僕はこの手の生き物は苦手で(主にクモが苦手)、毎度「いなかった!」と嘘をついています!笑 夜の林道ではたいてい見られます!
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〈タイワンセスジゲンゴロウ〉
 林道に溜まった水溜りにはゲンゴロウの仲間も見られました。
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〈リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウ〉
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〈リュウキュウセスジゲンゴロウ〉
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〈コガタハナサキガエル〉
 近年、特別希少野生動植物種に指定されました。
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〈ミナミオカガニ〉
 ロードキルにあい潰れたカエルを食べていました。
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〈ヤシガニ〉
 今回の旅では比較的多く出会いました。
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〈西表島の朝焼け〉
 というわけで、各所を回りました。
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 朝から田んぼにいきました。
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〈タイワンヤツボシハンミョウ〉
 一見きれいな色をしたハンミョウですが、こいつは外来種なのです。西表島は在来種の宝庫だと思われている人もいますが、意外にも様々な分野で外来種の問題があるのです。
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〈アカスジベッコウトンボ〉
 本種もここ10年くらいの間に見られるようになったトンボです。

 昔、台湾に行った時に初めて見て感激した記憶がありますが、その直後に西表島や石垣島でも見られるようになり驚きました。本種は外来種ではなく、自然にやってきた種です。
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 移動の途中、車が3台くらい路上で渋滞していたので、なんだろうと思ってみてみると、路上をセマルハコガメが横断している最中でした。
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 林道にやってきました。
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 このように林道に水溜りが出来ていますが、このうような溜まりは、意外にも生きものたちの生活の場になっていることが多いのです。
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 オタマジャクシがいっぱい!
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 ここにもセマルハコガメがいました。今回の旅は、これまでになく何度もセマルハコガメと出会いました。
 
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〈チビセスジゲンゴロウ〉
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〈カンムリワシ〉
 カンムリワシはカエル等を食べているのを見かけます。
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  林道にて
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〈クロアゲハ〉
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〈サキシマキノボリトカゲ〉
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〈コナカハグロトンボ〉
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〈ホソアカトンボ〉
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〈オオハラビロトンボ〉
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〈リュウキュウカトリヤンマ〉
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〈ウエノチビケシゲンゴロウ〉
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〈オオゴマダラ〉
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〈サキシマカナヘビ〉
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 川にも行きました。
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 今回は、リュウキュウイノシシに何度も会いました。基本的には小さいので、威嚇しつつも向こうが離れていくのですが、一回は、群れでなかなか大きな個体が1頭いて、むかってくるんじゃないか!?というくらい威嚇されました。唸りながら近づいてきたので、「ストップ!!」と叫びながら手を前に出すと止まりました!そしてそのままお互い睨み合いが続きましたが、こちらが一歩踏み出すと、少しビビった様子が見てとれたので、「どけぇっ!!」と怒鳴ると林道からそれて山の方に去っていきました。
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〈コナカハグロトンボ〉
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〈ヒメホソサナエ〉
 それにしても今回、トンボが少なかったことが気になりました。この時期だと、本来なら上空にはイリオモテミナミヤンマが飛んでいて、川の上にはヒナヤマトンボなんかが見られるはずなのに、とにかく少なく、西表のトンボはどうなってしまったんだ!?と心配になりました。
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〈アトホシヒラタマメゲンゴロウ〉
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〈ナンヨウボウズハゼ〉
 一人川の中を歩き回り、お昼は川辺の岩に腰掛け、足を川の中に浸しながら弁当を食べたのですが、なにやら足元でチョコマカと動き回っている魚が!ナンヨウボウズハゼです!網で掬おうとするとなかなか素早いのですが、こちらがボーっとしていると自ら足にくっついてきて、しきりにモグモグと口を動かしています。足の角質を取ってくれたのかな?笑 
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 西表滞在中、私は淡水域、妻は海へとだいたい別行動でしたが、最終日は一緒に森へ入りました。
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 夕日の様子
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 星がきれいでした☆
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〈サキシマハブ〉
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 サキシマハブがサキシマヌマガエルを飲む写真や動画を撮りました。

 上の写真のハブは、まだ幼蛇で小さいですね。こういう場合、一度噛みついて毒で殺した後にゆっくり飲む様子が観察できました。こんな体格差があるエサを飲みこむのは無理なんじゃないか?と観察していましたが、しっかり飲みこみました!さすが、ヘビってすごいな~☆
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 最終日の夜、この日は最後の林道回りをしようと思い、7時くらいにはご飯を食べてしまおうと店に入ると、突然「サノシン!!」と声をかけられました。そこには若い兄ちゃんが立っていて、一瞬「誰や?」と思いましたが、彼は、地元ふるさと侍従川に親しむ会のAくんでした。なんでも半年前に西表に移住したとか!というわけで、林道巡りはやめて偶然再会した同郷の仲間と飲みながら語り合い、最終日を飾ったのでした。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-18 03:03 | | Comments(2)

アトホシヒラタマメゲンゴロウ

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〈アトホシヒラタマメゲンゴロウ Platynectes chujoi M.SATÔ,1982, 西表島〉
 八重山諸島の流水域に生息するゲンゴロウです。黄色い斑紋が目立つ美麗な種です。
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 10数年前に初めて西表島に行った時に偶然採集し、「これがアトホシヒラタマメか!」と一目で分かり、なんてきれいなゲンゴロウなんだと感激した記憶があります。
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 本種は、和名に「マメゲンゴロウ」と付きますが、マメゲンゴロウAgabus属でもモンキマメゲンゴロウPlatambus属でもないPlatynectes属に属します。
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〈生息地の様子,与那国島〉
 生息地は上の写真のような源流域から、ポットホールができるような川、染み出し水でできた僅かな流水まで、比較的様々な流水域に生息しています。


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# by shingo-ayumi | 2018-06-16 01:22 | ゲンゴロウ | Comments(0)

ウエノチビケシゲンゴロウ

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〈ウエノチビケシゲンゴロウ Microdytes uenoi M.SATÔ,1972, 西表島〉
 南西諸島の染み出し水などに生息するゲンゴロウです。
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 ユスリカの幼虫に群がるウエノチビケシゲンゴロウ
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 このような染み出し水で出来た水溜りや湿地に生息します。今回はこれまで採っていた場所とは違う地域で生息地を見つけました。
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 どこにいるでしょうか?笑
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 ウエノチビケシゲンゴロウは地下水性の種を除けば、日本最少のゲンゴロウなのではないでしょうか?とにかく小さいです!
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 野生にいるのを見ていると、結構忙しなく動き回っていました。

 昔、ゲンゴロウの師匠である恩師K先生に「西表島にしかいないゲンゴロウを見せてあげる!」と言われて生息地に連れて行ってもらったことがありました。今でこそ南西諸島に広く分布することが分かってきましたが、当時は、西表にしかいないとされていました。

 「いたいた!これだよこれ!」と見せられ、「え?どれ?」と思った記憶があります。そしてそれと同時に、「こんなに小さいんだ!?」と驚かされました。でも写真に撮ると結構可愛くきれいなゲンゴロウだと思っています!



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# by shingo-ayumi | 2018-06-14 02:24 | ゲンゴロウ | Comments(0)