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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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タガメとゲンゴロウを食べる

 先日、大学時代の相棒まっつんから、「横浜でタガメとゲンゴロウが食べられる店があるんだってよ!」というラインが来ました。タガメやゲンゴロウは、中国や東南アジアでは食用とされており、僕も以前台湾やタイ、バングラデシュなどの市場で探したことがありました。やはり水生昆虫屋としては、経験として食べておきたかったのです。しかし現在は昆虫食の文化そのものがなくなりつつあるようで、結局現地では食べられず、いまだに未経験のままでした。
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〈珍獣屋の前で珍獣になったまっつん〉
 まっつんから話を聞いた僕は、早速お店に電話をして予約をとり、当日は師匠である北野先生と奥様、まっつん、歩海奥様、僕の5人で横浜のゲテモノ料理屋「珍獣屋」に向かいました。
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〈ゲンゴロウの素揚げ〉
 まず最初に出されたのは念願のゲンゴロウの素揚げでした。そしてここで興奮が抑えられない虫屋組(先生と僕)は、出されたゲンゴロウの種類で盛り上がります。

「え?トビイロ?」
「いやフチがちゃんとあるぞ!」
「コガタノか?」
「ヒメフチでしょ?」
「このデカイのはフチトリじゃない?」
「いやこいつはグエリーニっぽくないですか?」
 
 はて何の会話やら…と、他の3人はポカーンとするなか、僕と先生は大いに盛り上がります。

「よし佐野!交尾器を抜け!」
「ウス!!」
 
 結局、その場で解剖をした結果、出されたゲンゴロウの種類はヒメフチトリゲンゴロウだと思われる種(Cybister rugosusCybister ventralis)とCybister guerini(フチトリゲンゴロウに似ている種)であることが判明しました。

「ゲテモノ食いにくる人はそもそも珍しい客だろうけど、出されたものを解剖して種類を調べ始める人は最強に珍しい客だよな(笑)」とまっつんは呆れていました。
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 ちなみに気になるゲンゴロウのお味の方は、内部の筋肉にあたる部分は普通に美味しかったです。しかし、翅など硬い部分は、ゲンゴロウが出す液(薬のような独特の匂いをした液)の味がしました…。
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〈タイワンタガメの素揚げ〉
 次はタガメです。タガメは東南アジアに広く分布しているタイワンタガメという種類でした。出された個体は雌で、お腹に卵が入っていました。
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 タガメも普通に食べられる部分は筋肉の部分と卵で、なんというか、ハーブのような味でした。
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 タガメとゲンゴロウを食べさせ合う僕とまっつん。
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 虫が苦手な先生の奥様も頑張ってタガメを食べてくれました☆とっても美味しそうな顔でお食事なさっていますね!(笑)
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〈オオグソクムシ〉
オオグソクムシも食べてみました。
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 グソクムシは、基本的には甲殻類っぽい味ですが、なんというかフナムシ臭いというか、やはりエビ・カニには勝てないなぁ~といった印象でした(笑)
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 ちなみにこの日はウーパールーパーの唐揚げとカンガルーの肉も食べましたが、この二つは普通に美味しかったです! 
 ちなみにゲンゴロウについて店員さんに聞いてみると、タイから冷凍で送られてきたものを調理しているそうです。ゲンゴロウについて思わずいろいろ質問攻めをしてしまいました。

佐野「他にも結構いろいろな種類が入っているんですか?」
店員さん「いえ1種類だけです!」
佐野「いや!今調べたら2種類入ってました!ヒメフチとグエリーニですね!」
店員さん「あ…はい…(笑)」
まっつん「佐野!普通の人は分からないから!(笑)」
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 最後に、お店で解剖したゲンゴロウの交尾器だけを持ち帰ってきて撮影しました。左がCybister guerini(日本のフチトリゲンゴロウによく似た種)で、右がヒメフチトリゲンゴロウ Cybister rugosusCybister ventralisと呼ばれている種(ヒメフチトリとの分類がよく分からない種)であることがよく分かりました。

というわけで、今回は面白くすばらしい経験ができました☆

by shingo-ayumi | 2015-03-03 01:18 | 自然を食す | Comments(3)
Commented by onoda at 2015-03-03 04:37 x
Cybister gueriniだったのですか。輸入許可いらない種で一安心ですな。ごく稀にフチ混ざってそうだけど。
Commented by まつざわ at 2015-03-03 20:18 x
よく考えたら、看板に噛みついてるの、お店の人に見られたら怒られるんじゃ…!笑
Commented by shingo-ayumi at 2015-03-05 00:50
小野田さん>limbatusとgueriniは見た目での同定が困難なのがなかなか難しいところですね。

まっつん>まっつんが責任もって怒られてくれよ!笑