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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。Kanagawa, Japan


by 佐野真吾、歩海

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オオマダラゲンゴロウ

オオマダラゲンゴロウ_b0348205_22505910.jpg
〈オオマダラゲンゴロウ Sandracottus mixtus, ベトナム〉
 アジア、アジアを中心に分布するSandracottus属のゲンゴロウで、大きさはシマゲンゴロウやハイイロゲンゴロウくらい(個体によってはもう少し大きい個体もいる)の中型種です。実は日本にも記録があり、最近沖縄でも発見されました。日本のものはS.hunteriとされていますが、各国、各地域でどのような分類がなされているのかはまだまだ未整理なのだと思います。
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_14595689.jpg
〈オオマダラゲンゴロウ, カンボジア〉
 ちなみにいろいろ調べたところ、ペット名「オオマダラゲンゴロウ」、「ミナミオオマダラゲンゴロウ」、「コハクゲンゴロウ」という名で日本でも売られていることがあるようです。私が最初に観察したのはベトナム北部で、模様は「コハクというよりイナズマっぽいよな~」と思ったのですが、その後いろいろな地域で観察する中で、模様には地域や個体によって多様性があることに気付きました。
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_23135008.jpg

〈オオマダラゲンゴロウ, ラオス〉
 これまでベトナム、カンボジア、ラオス、タイ(これは標本のみ)の個体を見てきましたが、地域によって黒い部分の模様に大きな変化が見られたり、黄色い部分がオレンジっぽい個体などがいたり、色彩変異の大きな種なのだと思います。また、同じ場所にいる個体でも色のパターンは様々で個体差も大きい種です。
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_17530079.jpg
〈オオマダラゲンゴロウの幼虫〉
 幼虫は独特な形態をしています。成虫は明るい開放的な水辺で見られることも稀にありますが、幼虫はいずれも林の中にできた干上がりそうな小規模な水溜まりや、原生林の中の沢、下の写真のような小さな池で見られ、環境を選んで繁殖している印象でした。どのくらいで成虫になるのか、何を食べているのかは不明です。
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_22513780.jpg
〈ベトナム北部,生息地の様子〉
 ベトナムでは標高1500mを超える高山地帯の池で、牛のお風呂になっている汚い池で成虫・幼虫ともに見られました。必ずしも標高の高い地域を選んでいるというわけではなさそうで、低標高の地域でも見られます。ただオオイチモンジシマゲンゴロウとは好む環境が好む印象もあり、標高である程度棲み分けをしているのではないかと勝手に考えています。ちなみに上の写真の池ではハイイロゲンゴロウも採れました。ハイイロゲンゴロウの方が1500mの池にいることに驚きでした!
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_23032295.jpg
 翅を広げてよく飛び、飛翔性が高そうです。感覚的にはオオイチモンジシマゲンゴロウに性格が似ている種だなと感じます。ただ東南アジアではオオイチモンジシマゲンゴロウよりもオオマダラゲンゴロウの方が優先している印象があります。東南アジアのオオイチモンジシマゲンゴロウ(ヤンバルオオイチモンジや琉球オオイチモンジに似た種)はより樹林性が高く、棲み分けをしている可能性があるのではないかと思います。ただ東南アジアにはルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウというまた少し性格の違う種がいるので、その辺の関係性を調べたら面白そうだなと思っています。
オオマダラゲンゴロウ_b0348205_22520236.jpg
 ベトナムの生息地。小さな水溜まりでたくさん見つけることができました。

by shingo-ayumi | 2015-05-12 23:05 | ゲンゴロウ | Comments(2)
Commented at 2015-06-24 17:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by shingo-ayumi at 2015-06-25 00:47
>シャウラさん
ご指摘ありがとうございます。大変勉強になりました。Sandracottusで検索すると確かに本種が出てきました。
というわけで早速訂正させていただきました。感謝申し上げます。