水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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カラフトシマケシゲンゴロウ

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〈カラフトシマケシゲンゴロウ Hygrotus impressopunctatus (SCHALLER,1783), 北海道〉
 国内では北海道のみに分布する体長4mm程のゲンゴロウです。池や沼、比較的水生植物が多い湿地や池、水路、水溜りなどあらゆる水辺から見つけることができました。
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〈カラフトシマケシゲンゴロウ,道北産〉
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〈カラフトシマケシゲンゴロウ,道東産〉
 カラフトシマケシは普通のシマケシと比較して色が濃く、点刻が大きく密で、ツヤがないことが特徴だそうです。今回僕が北海道で採った個体はみんなそのような特徴が見られたので、すべてカラフトシマケシだと思っていたのですが、帰宅後、採集した個体を調べると、かなり多くの地点でカラフトシマケシと普通のシマケシが混生していることが分かりました。
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〈カラフトシマケシとシマケシが混生していた道東の湿地〉
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〈シマケシゲンゴロウ Hygrotus chinensis (SHARP,1882) , 道北産〉
 北海道産のシマケシは、本州産と比べて暗い色の個体が多いように感じます。 
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〈シマケシゲンゴロウ,道東産〉
 上の写真2枚は普通のシマケシゲンゴロウです。正直パッと見ではカラフトシマケシとの区別が付きません!
 ちなみにこれについては、図説 日本のゲンゴロウでも「北海道産のシマケシは、カラフトシマケシと区別が困難なものが見られる」と書かれていました。
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〈左:カラフトシマケシゲンゴロウ/右:シマケシゲンゴロウ〉
 上の標本は同産地のものです。こうして標本を並べてみると、まぁ確かにカラフトシマケシの方が点刻が大きく密でザラザラしているかなぁという印象を受けますが、中にはカラフトシマケシとシマケシの中間くらいの特徴を持った個体もいたりして、やはり見分けるのは困難な気がします。
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〈左:カラフトシマケシゲンゴロウ雄交尾器中央片/右:シマケシゲンゴロウ雄交尾器中央片〉
 しかし、こうやって雄交尾器中央片を比較すると違いがよく分かります。カラフトシマケシの方が細長くシャープな感じです。
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 さらによく見ると、シマケシには雄交尾器中央片の内側に毛が生えています!!

 これを見ると、一見同じように見える2種ですが、やっぱり別種なんだなぁと納得できました。


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by shingo-ayumi | 2016-09-30 23:06 | ゲンゴロウ | Comments(0)