次女の侍従川デビュー

　少し前の話になりますが、9月の終わり頃、子ども二人を連れて故郷である侍従川に行ってきました。この日はふるさと侍従川に親しむ会の活動日でした。次女のホトはこの日が侍従川デビューでした。ネーネのマネをしながら川に入りました。　6歳になったネーネはさすがに採集が上手く、ちゃんと魚やヤゴを採ってきます。胴長も様になっています。妹は川の中を歩くのがやっとでまだまだ採集は上手じゃありません。ネーネが採った網の中から一生懸命魚を採り出していました。そして結局最後は泳いでしまいました。お姉ちゃんの時と一緒です！笑
〈シマヨシノボリ〉

　僕が親であるため、この子たちに珍しい生き物を見せたり、スゴイ場所に連れていくことは簡単です。しかし、まずは地元の身近な場所で、自分たちの手で採ったり遊んだりして欲しいなと思います。最初から珍しい生き物を採らせて、スゴイ場所に連れていくのは、最初からゴールを見せて連れて行っているようで段階を飛ばして伸びしろがなくなるというのが僕の持論であり教育方針です。〈左からアサヒナカワトンボ、コシボソヤンマ、コオニヤンマ、コヤマトンボ〉

　2000年代から2010年代頃、横浜の各所の川で多く見るようになったコヤマトンボですが、再び多くない種になっているような気がします。侍従川でもいるにはいますが少ないです。特段人が手を加えていなくても環境は常に変化します。それによって増減の波はあるのかもしれません。