水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。
by 佐野真吾、歩海
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カラスヘビ
先日、侍従会メンバーの今井さんから和歌山県で捕まえたというカラスヘビの写真を撮らせてもらいました。
〈カラスヘビ〉
カラスヘビとは主にシマヘビの黒化型のことを言います。メラニスティックといって、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患により黒化が起こります。
シマヘビの眼は赤いのが特徴ですが、この個体は眼まで黒くなっていますね。美しすぎる!!
上でも書いたようにカラスへビとは主にシマヘビの黒化型を言いますが、ヤマカガシやアオダイショウなど他の種でも黒化型は現れ、それらをひっくるめてカラスヘビという場合もあるようです。
子どもの頃、岐阜県の山中で、見たこともない黒いヘビを見つけ、おまけに銅が太く、「これは間違いなくツチノコだ!!」と思って捕獲したことがありました。しかし、持ち帰り日数が経つと銅は通常のヘビと同じように細くなってしまいました。しかし、黒くて見たことがないヘビだったので、ヘビに詳しい侍従会会長の山田陽治さんに見てもらうと、正体はヤマカガシの黒化型とのことでした。銅が太かったのは恐らく何か餌を飲んだあとだったのではないかと言われました。
〈御蔵島にて,黒味の強いシマヘビ〉
カラスヘビは伊豆諸島の大島や御蔵島で多く見られるそうです。以前御蔵島に行った時に一度見かけました。完全な黒化型はそう多くはありませんでしたが、半分黒い個体など、多くの個体は黒味が強い傾向にあるのかなぁと感じました。
ちなみに上の写真は黒味の強いシマヘビです。しかしよく見るとシマヘビにしてはずいぶん大きいですね。御蔵島の個体は主に鳥の卵などを食べているようで、大型になりやすいそうです。

カラスヘビとは主にシマヘビの黒化型のことを言います。メラニスティックといって、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患により黒化が起こります。

上でも書いたようにカラスへビとは主にシマヘビの黒化型を言いますが、ヤマカガシやアオダイショウなど他の種でも黒化型は現れ、それらをひっくるめてカラスヘビという場合もあるようです。
子どもの頃、岐阜県の山中で、見たこともない黒いヘビを見つけ、おまけに銅が太く、「これは間違いなくツチノコだ!!」と思って捕獲したことがありました。しかし、持ち帰り日数が経つと銅は通常のヘビと同じように細くなってしまいました。しかし、黒くて見たことがないヘビだったので、ヘビに詳しい侍従会会長の山田陽治さんに見てもらうと、正体はヤマカガシの黒化型とのことでした。銅が太かったのは恐らく何か餌を飲んだあとだったのではないかと言われました。

カラスヘビは伊豆諸島の大島や御蔵島で多く見られるそうです。以前御蔵島に行った時に一度見かけました。完全な黒化型はそう多くはありませんでしたが、半分黒い個体など、多くの個体は黒味が強い傾向にあるのかなぁと感じました。
ちなみに上の写真は黒味の強いシマヘビです。しかしよく見るとシマヘビにしてはずいぶん大きいですね。御蔵島の個体は主に鳥の卵などを食べているようで、大型になりやすいそうです。
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by shingo-ayumi
| 2015-10-19 22:21
| 両生類・爬虫類
|
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