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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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2019年 04月 21日 ( 1 )

Cybister guerini

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Cybister guerini, カンボジア〉
 「Cybister guerini」と書きましたが、これが本当に正しい学名なのかははっきりしていません。Hendrich・Brancucci (2013)でも「Cybister guerini」と「Cybister limbatus(←日本にも分布するフチトリゲンゴロウ)」が混同されていることを指摘しており、この論文では「Cybister limbatus」に統一して扱っています。しかし、日本にいるフチトリゲンゴロウCybister limbatusとは別の種がいることは確かで、今回このブログで紹介するのはその別種の方です。というわけで、このブログではその別種を「Cybister guerini」として扱うことにしました。
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 C.gueriniは、日本にいるフチトリゲンゴロウC.limbatusとよく似ています。
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 腹面はワインレッドのものや黒いものがいて、体長は、今回私が見つけた個体に関しては33mm~37mmでした。日本のフチトリゲンゴロウC.limbatusとは一見区別がつきにくいのですが、C.gueriniの方が丸っこく若干小型で(中にはフチトリと変わらない大きい個体もいますが)、数を見ていると、だんだん外見でも区別がつくようになってきました。もっとも雄交尾器を見れば確実です。
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 ちなみに時々日本で「フチドリゲンゴロウ」や「ニセフチトリゲンゴロウ」と呼ばれている海外産の種のほとんどは本種だと思われます。
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〈生息地の様子〉
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 今回採集したのは、水草が繁茂したいかにもゲンゴロウがいそうな水辺から、水草が何もない池、落ち葉が堆積するような暗い池、休耕田、水田脇の水路、川まで、本当に様々な環境で採集されました。フチトリゲンゴロウに比べて選好性が低いのでしょうか?ただ、低山地では他種に比べて最も多い優先種だったのに対して、平地では少なく、ヒメフチトリゲンゴロウやコガタノゲンゴロウが優先していたので、本質的には丘陵地や里山的な環境が好きな種なのかもしれません。
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 フチトリゲンゴロウには2種類いる!というのが分かったのは、学生時代、指導教員で師匠であるK先生と一緒に東南アジア産のゲンゴロウの標本を見ている時でした。その後、博物館の標本庫で「C.guerini」という名を知り、ひたすら交尾器を抜いて撮影しました。それから約10年。今まで東南アジアの国を旅してきて今回ようやく生きたC.gueriniを野外で観察することができました。私にとって、これらアジアのゲンゴロウ属のことを調べていくことが生涯の課題です。
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C.gueriniの素揚げ〉
 最後に、市場でもらったC.gueriniの素揚げです。

 タイワンタガメの素揚げを買ったらサービスでゲンゴロウも付けてくれました!笑


by shingo-ayumi | 2019-04-21 23:05 | ゲンゴロウ | Comments(0)