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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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カテゴリ:侍従川流域( 41 )

朝比奈の森の知られざる道

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 職場のボランティアスタッフの仲間たちと、僕の実家に近い金沢区~鎌倉を探検してきました。

 当地は子どもの頃から散々慣れして親しんできましたが、三浦丘陵の北側に位置し、面積が広く入り組んでいてまだまだ未開拓なところがありそうな森です。僕ら地元民は「朝比奈の森」と呼ぶことが多いのですが、朝比奈の森は、一般的なハイキングコースから外れたところに知られざる遺跡や道の痕などがたくさん残っています。そんな普通は入らない場所を歩いてきました。
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 金沢区側の朝比奈切り通しの入口から入ると、入り口に「見ざる聞かざる言わざる」で有名な三猿がいます。
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 少し歩いてからハイキングコースから大きく外れて湿地にやってきました。

 写真は、序盤から浸水するOさん!笑 僕が小学生だった1990年代頃は、ここは深い谷戸沿いにできた広い湿地帯でした。昔は田んぼだったのでしょう。90年代の時点ですでに道も田んぼもなく遷移が進んでいましたが、水面は所々にあり、子どもが入ると胸くらいまで沈む深い湿地でした。
 現在は乾燥化が進み、所々用水路の痕が残っていますが、Oさんが浸水する程度の湿地になっています。
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 湿地を横断して、少し歩くと大きな台場クヌギもあります。2000年代の中頃に、洞の中からヒラタクワガタの死体を見つけたことがあります。ボコボコ穴があいていて、今でも夏に来ればいるかもしれません。ただ、周りはアオキとササに覆われてしまっているので、今回は少し草刈をしてきました。
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 クヌギに付いていた蛾の1種
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 アシナガバチの巣痕
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 ウスタビガの繭
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 アオキと落ち葉に埋もれて見えなくなっていましたが、ここにも三猿がいます。苔むしていますがよく見ると分かります。
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 子どもの頃にこの像を見つけた時は、なぜこんな場所に三猿いるんだろう?入口にある三猿と関係があるんだろうか?と疑問に思いましたが、真相は分かりません。
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 とりあえずここでお昼休憩!みんなでお弁当を食べました。
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 なぜが女性陣がうんちトークで盛り上がっていたのでノウサギの糞をプレゼントしました!
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 昼食後は、90年代はギリギリ残っていた斜面沿いの道をたどることにしました。一見藪で、道が分からなくなっていましたが、アオキやササを掻き分けるとかろうじてたどっていけました。しかし、それでも途中から完全にたどれなくなり、あっちいったりこっちいったり迷いながら進みました。
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 道なき藪で見つけた石碑。石碑には「享保」と書いてあります。享保とは江戸時代(1700年代)の元号です。さすがに石碑が作られたのは江戸時代ではないと思いますが、江戸期に関係する道があったのかもしれません。

 10数年前、ハイキングコースから外れた山中で遺跡を調査しているという人と出会い話を聞いたことがあります。その人曰く、かつて軍事要塞だった鎌倉を観光地にするきっかけをつくったのは北条早雲なのだとか!鎌倉は入り組んでいて、軍事的拠点として使われると非常にやっかいで、観光地にすることで、軍事的機能を奪ったのではないか?とのことでした。そして、戦国時代から江戸にかけて様々なルートが開拓されたのではないかとおっしゃっていました。

 こんな場所で人に会うとは!とお互い驚き話をした記憶があります!笑
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 というわけで散々迷ったあげくなんとかハイキングコースに抜け出せました!みんなボロボロでした…笑 そして最後は熊野神社に行って休憩をしました。

 朝比奈の森は、今回行ったルートの他にもたくさんのルートがあります。ルートと行っても現在は道が無くなっている所がほとんどですが、途中に遺跡があったり、珍しい生き物がいたり、こんな場所に抜けられるのか!という場所があったり、まだまだ探検のし甲斐がある森です。


by shingo-ayumi | 2019-02-05 22:41 | 侍従川流域 | Comments(0)

侍従川のクリーンアップ&調査(2019年1月)

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 ふるさと侍従川に親しみ会の川掃除と調査に行ってきました。
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〈ミゾレヌマエビ〉
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〈チチブ〉
 大きな個体です!
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 この日は、観音崎自然博物館で活動しているHくんを連れて活動に参加しました。Hくんは貝類が専門なので、細かい貝類をいろいろおしえてもらいました。
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 侍従川では、今まで貝類を調べる人がいなかったのでいろいろ勉強になりました。この日は、カワニナ、モノアラガイ、サカマキガイ、コモチカワツボ、ウスイロオカチグサが見つかりました!こんなにたくさんの種類がいたのか!?と驚きました。
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 貝を探すみんな
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 午後は、移動してゲンジボタルの保全のための伐採作業とホトケドジョウの調査をしました。
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〈ホトケドジョウ〉
 去年の秋頃に誰かがアメリカザリガニを放流してしまい、環境変化がないかと心配していましたが、今のところ目立った変化もなく生き物も健在でした。


by shingo-ayumi | 2019-01-28 22:28 | 侍従川流域 | Comments(0)

侍従川のクリーンアップ&調査(2018年10月)

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 今日は故郷の「ふるさと侍従川に親しむ会」の川掃除&調査に行ってきました。
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  今日は、生き物関係のお仕事をしている方が数人遊びに来ていただき会の活動も盛り上がりました。
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〈オオスズメバチ〉
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 子どもたちもなんだか皆たくましくなっていました。
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 イシガメだぁ~
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〈マハゼ〉
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アカテガニ
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 本日は、子どもたちが採れた生き物を並べて解説しました。
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 チチブの特徴を確認しています。
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 時々茶々を入れながら微笑ましく解説を聞く大人たち
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〈ミルンヤンマ〉
 午後は源流に行って調査をおこないました。


by shingo-ayumi | 2018-10-29 00:10 | 侍従川流域 | Comments(0)

アベハゼ

 先日、侍従川流域の止水域の調査で見つけたアベハゼです。嫌気的な堆積物による泥底や、排水によって他の魚類が生息できないような汚濁した環境でも生きていくことができるとよく言われるハゼで、「アベハゼがいる=汚い環境」とか、「海や河口が汚い神奈川ではどこにでもいる」というようなことを言う人が多いのですが、実際はどうなのだろうか?と疑問に思っています。
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〈アベハゼ Mugilogobius abei
 侍従川では90年代から2000年代初頭くらいは下流域の汚い場所でよく見られましたが、最近は川がきれいになったので少なくなった印象があります。むしろアベハゼはそういう泥っぽいところを好んでいるため(?)、どこでも川がきれいになってきたことにより少なくなっているのではないか?と勝手に思っています。ちゃんと調査をしたわけではなく、印象だけで言っているので適当なコメントですが…笑

 今回は大潮の時だけ海の水が入り込むという池で見られました。採った時は泥まみれになっていてよく分かりませんが、きれいな水で写真を採ると結構かっこいいハゼだと思っています。


by shingo-ayumi | 2018-09-30 16:47 | 侍従川流域 | Comments(0)

ハグロトンボとシオカラトンボの共演

 数日前、久しぶりに故郷の侍従川に少しだけ立ち寄ってきました。
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 この時期、侍従川ではハグロトンボがにぎわい、そこらじゅうで追いかけっこをする様子が見られます。上の写真は、ハグロトンボが追いかけっこをするのを横目にシオカラトンボが静かにとまっている様子です。
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〈ハグロトンボ〉
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〈シオカラトンボ〉
 少しの時間でしたが、やはり故郷の川に来ると癒されますね☆


by shingo-ayumi | 2018-08-31 16:58 | 侍従川流域 | Comments(0)

母校で授業(2018年7月)

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 今年も母校から声をかけていただき、授業をさせていただいてきました。
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〈オニヤンマの羽化殻〉
 今回の授業は3年生でしたが、子どもたちは生き物好きだし、先生方も親切だし、とても楽しい授業でした。教室も職員室も良い雰囲気で我が母校は変わらず良い学校だなぁと思いました☆
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 今回は、以前池に入れられてしまった外来種のオオカナダモと同流域から危険分散も兼て移入したホトケドジョウを例に「外来種について考えてみて?これからどうする?」と課題を投げかけてきました。

 次回の授業が楽しみです☆


by shingo-ayumi | 2018-07-08 22:40 | 侍従川流域 | Comments(0)

母校の裏谷戸

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〈母校の裏谷戸を流れる沢〉
 今年も母校の授業に関わらせていただく機会に恵まれ、先日下見に行ってきました。
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 谷の中には滴りが数か所あり、「ここが地域を流れる川の源流の一つなんだよ!」と、いつも話のネタにしています。
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〈アサヒナカワトンボ〉
 本種は、一時期絶滅寸前まで少なくなってしまった時期がありましたが、環境整備をおこなうことで回復し、現在はたくさん見られるようになりました。
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 オオシオカラトンボが産卵に来ていました。
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〈シラホシカミキリ〉
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〈ホトケドジョウ〉
 沢の下流には池がつくってあります。この池は、僕が小学校6年生の時に出来ました。写真はホトケドジョウです。本種は、5年ほど前に、危険分散も兼て同流域から移入したものです。今でも健在でなによりです。
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〈マツモムシの幼虫〉
 というわけで、梅雨明けから授業に関わらせていただく予定です。生き物が好きな子どもが増えて、母校の自然を守る仲間になってほしいと願いつつ活動しています。


by shingo-ayumi | 2018-06-03 21:54 | 侍従川流域 | Comments(0)

冬の森たんけん(2017)

 先日、久しぶりに地元の市民団体、ふるさと侍従川に親しむ会に行ってきました。この日は、毎年恒例の冬の森たんけんということで、横浜市金沢区と鎌倉市の間にある朝比奈の森を歩きました。
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 紅葉が綺麗でした。
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〈トゲナナフシ〉
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 トゲナナフシは最も遅い時期まで見られる昆虫の一つです。
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〈ウスバカゲロウの幼虫(アリジゴゴク)〉
 アリジゴクの観察も毎年恒例です。
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 紅葉が美しい朝比奈切り通し
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 川で少し生きもの探しをしました。
 
 右上からヤマサナエ、ヌマエビ、モンキマメゲンゴロウ、ヒメクダマキモドキ
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 見つけた生きものを解説するだいちゃん
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 山の頂上に行って弓矢づくりをしました。富士山が少しだけ見えました。
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 放てー!!
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〈フユイチゴ〉
 侍従川の活動に今年はなかなか参加できなかったのですが、久しぶりに参加できてよかったです☆


by shingo-ayumi | 2017-12-12 23:07 | 侍従川流域 | Comments(0)

クサガメ

 ある番組の撮影のお手伝いで、地元侍従川に行ってきました。
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〈クサガメ〉
 川でクサガメに出会ったので撮影しました。
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 息継ぎをするクサガメ
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 カメは写真映えする生きものだなぁと思います。


by shingo-ayumi | 2017-06-23 00:19 | 侍従川流域 | Comments(0)

侍従川のホタル、今年の状況(2017年6月)

 地元、侍従川では、ふるさと侍従川に親しむ会の活動で毎年ホタルの調査と観察会がおこなわれているのですが、今年は予定が合わず一度も参加できませんでした。そのため、先日仕事帰りに侍従川流域を回って、各所の発生状況を観察してきました。
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〈ゲンジボタル〉
 侍従川流域のゲンジボタルは、去年と一昨年は6月2週目がピークだったのですが、今年は3週目がピークのようです。
 しかし、一つ気がかりなのは、流域唯一のヘイケボタルの生息地が干上がっていたことです。いちおう確認はできましたが、今後の生存が心配されます…



by shingo-ayumi | 2017-06-15 22:48 | 侍従川流域 | Comments(0)