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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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カテゴリ:ゲンゴロウ( 90 )

サメハダマルケシゲンゴロウ

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〈サメハダマルケシゲンゴロウ Hydrovatus stridulus BISTRÖM,1997, 茨城県〉
 サメハダマルケシゲンゴロウは近年になって日本から初記録されたゲンゴロウです(稲畑憲昭,2016)。

稲畑憲昭(2016)サメハダマルケシゲンゴロウの日本からの初記録.さやばねニューシリーズ,(21): 46-47.
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 ちなみに上の写真の個体は、生き物仲間のウチダくんから貰った個体です。茨城県の産地では、2017年に1個体が採れて、その後ウチダくんに案内してもらい、私も何度か現地に赴きましたが採れず、その後も執念で通い続けたウチダくんが2018年に採って送ってくれたというものです!
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〈群馬県の産地,2011年〉
 ちなみに、まだサメハダマルケシゲンゴロウだということが分かる前の2011年に、私は普通のマルケシゲンゴロウだと思って群馬県でたくさん採集していました。上の写真は後輩たちと採集に行った時のものです。懐かしい!
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 たくさん採れていますね~!この時は普通のマルケシだと思っていたサメハダマルケシの他にもワタラセツブゲンゴロウやホソマルチビゲンゴロウがたくさん採れました。しかし、残念ながらこの池は数年後に富栄養化してしまい、水生昆虫は何もいなくなってしまいました。残念なことです。


by shingo-ayumi | 2019-07-15 22:10 | ゲンゴロウ | Comments(0)

オオイチモンジシマゲンゴロウ(カンボジア産)

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〈オオイチモンジシマゲンゴロウ Hydaticus sp., カンボジア〉
 カンボジアで見つけたオオイチモンジシマゲンゴロウです。
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 「キンブチゲンゴロウ」という商品名で売られているのは本種だと思われます。ちなみに雄交尾器の形状は、リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウに酷似しています。オオイチモンジシマゲンゴロウの仲間は東南アジアからインド、スリランカの方まで広く分布していて、まだまだ分類がよく分かっていません。
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 鞘翅の模様は様々なパタンーンがありました。
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 生息環境もリュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウとそっくりで、源流域や林内の小さな水溜りの落ち葉の中から得られました。ただ、見られたのは低山地で、山地に行くとSandracottus属のゲンゴロウが優先するようで、うまく棲み分けしている印象でした。


by shingo-ayumi | 2019-04-30 22:49 | ゲンゴロウ | Comments(0)

Cybister guerini

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Cybister guerini, カンボジア〉
 「Cybister guerini」と書きましたが、これが本当に正しい学名なのかははっきりしていません。Hendrich・Brancucci (2013)でも「Cybister guerini」と「Cybister limbatus(←日本にも分布するフチトリゲンゴロウ)」が混同されていることを指摘しており、この論文では「Cybister limbatus」に統一して扱っています。しかし、日本にいるフチトリゲンゴロウCybister limbatusとは別の種がいることは確かで、今回このブログで紹介するのはその別種の方です。というわけで、このブログではその別種を「Cybister guerini」として扱うことにしました。
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 C.gueriniは、日本にいるフチトリゲンゴロウC.limbatusとよく似ています。
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 腹面はワインレッドのものや黒いものがいて、体長は、今回私が見つけた個体に関しては33mm~37mmでした。日本のフチトリゲンゴロウC.limbatusとは一見区別がつきにくいのですが、C.gueriniの方が丸っこく若干小型で(中にはフチトリと変わらない大きい個体もいますが)、数を見ていると、だんだん外見でも区別がつくようになってきました。もっとも雄交尾器を見れば確実です。
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 ちなみに時々日本で「フチドリゲンゴロウ」や「ニセフチトリゲンゴロウ」と呼ばれている海外産の種のほとんどは本種だと思われます。
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〈生息地の様子〉
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 今回採集したのは、水草が繁茂したいかにもゲンゴロウがいそうな水辺から、水草が何もない池、落ち葉が堆積するような暗い池、休耕田、水田脇の水路、川まで、本当に様々な環境で採集されました。フチトリゲンゴロウに比べて選好性が低いのでしょうか?ただ、低山地では他種に比べて最も多い優先種だったのに対して、平地では少なく、ヒメフチトリゲンゴロウやコガタノゲンゴロウが優先していたので、本質的には丘陵地や里山的な環境が好きな種なのかもしれません。
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 フチトリゲンゴロウには2種類いる!というのが分かったのは、学生時代、指導教員で師匠であるK先生と一緒に東南アジア産のゲンゴロウの標本を見ている時でした。その後、博物館の標本庫で「C.guerini」という名を知り、ひたすら交尾器を抜いて撮影しました。それから約10年。今まで東南アジアの国を旅してきて今回ようやく生きたC.gueriniを野外で観察することができました。私にとって、これらアジアのゲンゴロウ属のことを調べていくことが生涯の課題です。
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C.gueriniの素揚げ〉
 最後に、市場でもらったC.gueriniの素揚げです。

 タイワンタガメの素揚げを買ったらサービスでゲンゴロウも付けてくれました!笑


by shingo-ayumi | 2019-04-21 23:05 | ゲンゴロウ | Comments(0)

Sandracottus maculatus

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Sandracottus maculatus, カンボジア〉
 日本にはいないSandracottus属のゲンゴロウです。大きさはメススジゲンゴロウくらいあって、中型種としては大きい方だと思います。日本では「ラデンゲンゴロウ」の商品名で時々販売されているそうです。
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 Sandracottus属の種は、模様がはっきりしていてきれいですね。また、個体によって様々な模様のパターンがあります。
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〈生息地の様子〉
 本種を見つけたのは、山地の上流域にできた小さな水溜りです。
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  落ち葉が堆積したような場所を好むようです。
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 一つの水溜りに4,5個体程見られました。ちなみに同じカンボジアでも低地で上の写真のような場所を探すと、オオイチモンジシマゲンゴロウが採れました。標高によって棲み分けしているのでしょうか?
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Sandracottus mixtus, カンボジア〉 
 ちなみにS.maculatusに比べると数は少なかったですが、同属のS.mixtusも同所的に見られました。S.mixtusはベトナムでも採ったことがありますが、その時採れたのは山地にある落ち葉等はない明るい水溜りでした。今回採れた個体は、ベトナムの個体とは模様少し違うし、生息環境も違うので、もしかしたら別種?なのかもしれません。


by shingo-ayumi | 2019-04-20 21:12 | ゲンゴロウ | Comments(0)

Cybister siamensis

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Cybister siamensis, カンボジア〉
 日本のクロゲンゴロウやトビイロゲンゴロウより一回り大きな黒系のゲンゴロウ属です(コガタノゲンゴロウくらい)。
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 黒系のゲンゴロウ属は、東南アジアにおいての以下の3種が記録されています。

C.siamensis(東南アジアに分布)
C.sugillatus(日本の南西諸島にも分布する和名トビイロゲンゴロウ)
C.dehhanii (東南アジアに分布)

 C.dehhaniiは明らかに小さいので一目で見分けられるのですが、C.siamensisとC.sugillatus(トビイロゲンゴロウ)の体格差はそれほどありません。しかし、前胸背の淵のオレンジ色の出方で見分けが付きます。
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 黒系のゲンゴロウ属の中では最も大きく厚みがあります。
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〈生息地の様子〉
 今回の旅では、1ヵ所でしか見つけられませんでした。トビイロゲンゴロウやコガタガムシと同所的に見られましたが個体数は少なかったです。

 Hendrich・Brancucci (2013)によれば、東南アジアに広く分布するものの採集記録は極めて少なく、低地の熱帯雨林に生息しているとされていますが、今回私が確認したのは低地の氾濫原でした。水生植物が繁茂し、他の氾濫原に比べるといくらか水質が良い場所でした。


by shingo-ayumi | 2019-04-19 22:10 | ゲンゴロウ | Comments(2)

マダラゲンゴロウ

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〈マダラゲンゴロウ Rhantaticus congestus, カンボジア〉
 日本では、大東諸島でのみ記録されているゲンゴロウです。10年以上前にマダラゲンゴロウを探しに南大東島・北大東島に行きましたが、その時にはすでにいなくなった後だったようで、採集することができませんでした。
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〈生息地の様子〉
 カンボジアでは植物が生えていない明るい水田や水路で見られました。ちなみに上の写真の奥に映っている鳥はコウノトリの仲間だそうです。
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 上の写真の場所ではハイイロゲンゴロウと同所的に見られました。個体数は多くはありませんでしたが、各地で見られました。
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 鮮やかでカッコイイです!
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 上の写真は、夜間の水路で採集した時のものです。夜はとても見つけやすかったです。

 今回の旅では、昼間採集して、キープしておいた虫を夜撮影していたのですが、このマダラゲンゴロウは飛翔性が高いようで、撮影するために照らすライトに向かってブンブン飛んできて大変でした(2, 3匹逃げられました…笑)。


by shingo-ayumi | 2019-04-19 21:30 | ゲンゴロウ | Comments(0)

Cybister fumatus

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Cybister fumatus, カンボジア〉
 4月早々、ゲンゴロウの調査でカンボジアに行ってきました。今回の遠征はかなり良い成果で、今まで見たかった種をたくさん見ることができました。
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 そのうちの一種がこのCybister fumatusです。大きさや形態は日本のマルコガタノゲンゴロウによく似ています。
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 ちなみにゲンゴロウ図鑑では、マルコの分布はインドシナまであると書いてありますが、それはこのC.fumatusのことを言っているのではないか?と勝手に考えています。
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 腹面はマルコほど黄色くありません。ヒメフチトリゲンゴロウのような感じです。
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 C.fumatusの存在は以前から知っていたのですが、野生で見るのは初めてで感激しました。
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〈生息地の様子〉
 本種を確認したのは、上の写真のような水田脇の水路でした。昼間救った時は採れなかったのですが、夜に行くとたくさん泳いでいました。
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〈夜間観察の様子〉
 一見水草もなく濁っている場所でも多産していました。ただ、当地ではたくさん見られたものの、カンボジア全体に普通にいるというわけではなさそうでした。各地を1週間かけて回りましたが、結局本種を確認したのは1か所だけでした。採集地の環境だけ見るとどこにでもいそうな感じがしましたが、他の場所では見られなかったことから、決して普通種というわけではないのかもしれません。

 ちなみに、Hendrich・Brancucci (2013)によれば、ベトナム、ラオス、タイ、マレーシアなど東南アジアに広く分布し、標高180mから300mの低山地の川の近くのライトに飛来した例や原生林の浅い湿地で得られた例が紹介されています。

 今回採集したのは確かに低山地でしたが、原生林の湿地ではなく里山的な環境でした。まだまだ調べることが多そうなゲンゴロウです。



by shingo-ayumi | 2019-04-18 19:00 | ゲンゴロウ | Comments(6)

ヒメケシゲンゴロウ

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〈ヒメケシゲンゴロウ Hyphydrus laeviventris laeviventris SHARP,1882, 新潟県〉
 写真を撮った時は、「うんよし!」と思ったのに、PCで見ると目立つ毛のような物が写っていてちょっと残念な写真になってしまいましたが、でも大雑把な僕は「もういいや!」と開き直りアップしました…
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 ヒメケシゲンゴロウは、大学1年生の時に初めて採って、喜んで師匠のK先生のもとへ見てもらいに行った記憶があります。思えば初めて採ったのも新潟県でした。
 
 今回採ったのは、ずいぶん前に見つけた生息地で今も健在で安心しました。
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 今回は、他に新たな生息地を見つけました。ヒメケシゲンゴロウは水田や湿地などでも見られるそうですが、僕は落ち葉が堆積するような暗い池でしか見たことがありません。生息地では個体数も多くなく、ゴチャッとたくさん採れるイメージはありません。 

 ヒメケシゲンゴロウは比較的珍しく、個人的には「良い虫」です☆


by shingo-ayumi | 2018-12-14 18:14 | ゲンゴロウ | Comments(0)

カノシマチビゲンゴロウ

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〈カノシマチビゲンゴロウ Oreodytes kanoi (Kamiya,1938)〉
 先日、大学時代の後輩であるTくんに案内していただいてカノシマチビゲンゴロウを探しに行ってきました。
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 ものすごい渋滞にハマり、朝8時に出たのに現地に着いたのは15時でした。

 着いて早々、Tくんにおしえてもらった場所に行ってみたのですが、どうもピンポイントが分からず、日没まで頑張ったもののカノシマチビは見つけられませんでした。そこで、Tくんに連絡をすると、今ちょうど仕事が終わったので案内してくれるとのことで合流しました。

 この時すでに18時を回っており辺りは真っ暗でした。標高は1000m以上あり山に囲まれているので、暗くなるのも早く気温も一気に下がりました。
 「しかしまぁ仕事帰りなのに胴長と網を車に積んでるのはさすがだね!笑」「常備してます!笑」
 しかし、案内すると言いながら肝心のライトを持っておらず、スマホのライトを片手に「ここクマ出没ポイントなんですよね」と言いながら渓流に向かって歩き出すTくん。完全になめた装備だなと思いながら「まぁ二人いるから何とかなるべ!」と川に入りました。
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〈暗闇の渓流を登るTくん〉
 渓流を登っているとカワネズミに出会い二人で感激しました。

 しかし、目印だという赤い橋はいっこうに見えてきません。そのうち「こんな場所あったかなぁ…」と不安げに呟きだすTくん。まじか!結構登ってきたけど…と思いながら案内人に文句は言えないのでひたすら付いていきます。

 川に入ってから30分くらいしたところで、「あった!赤い橋!」とTくんが叫びました。ん?赤じゃなくて茶色じゃない?と思いつつもツッコみは言わず付いていくと、「あれ…違うかもしれません…」と再び不安そうに呟き出しました。
 
 しかし、橋の上流に行ったところで、「いた!いました!」とTくんがカノシマチビを見つけました。
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〈見つけた時の様子〉
 カノシマチビゲンゴロウはたくさん群れていました。「いやぁいてよかったです!」とやけにホッとした様子のTくん。「やっぱ夜は暗くて分かりにくいよね。でもここであってたんでしょ?」「いや…ここじゃないです…笑 たぶん車停めた所より下流です」「え、そっから違うの!?…結果的によかったパターン!?」「はい…笑」
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〈カノシマチビゲンゴロウ,水中で撮影〉
 こうして小さな冒険をしましたが、結果見つけられたのでよかったです!笑
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 何個か採り、その後は写真を採ったり、少し上流でまたたくさんいる所を見つけたり、ゆっくり観察することができました。

 Tくんありがとう☆
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〈カノシマチビゲンゴロウ♂〉
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〈カノシマチビゲンゴロウ♀〉
 さて、カノシマチビは、流水域に生息するマルガタシマチビゲンゴロウOreodytes属に属するゲンゴロウです。近縁のシマチビゲンゴロウNebrioporus属とは、前胸背両側の基部に各1条の溝があることで区別することができます。
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〈左:オス/右:メス〉
 また、カノシマチビと言えば翅の下側が特徴的です。特にメスは強く張り出すように突起するのでカッコイイですね!
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〈左:エゾカノシマチビゲンゴロウ/右:カノシマチビゲンゴロウ〉
 ちなみに北海道には近縁のエゾカノシマチビゲンゴロウが生息しています。
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〈エゾカノシマチビゲンゴロウの黒味が強い個体〉
 また、中にはカノシマチビのように黒味の強いエゾカノシマチビも見られます。上の個体は、以前生き物仲間のウチダくんからいただきました。


 ただ生息している環境は似ておらず、カノシマチビが標高の高い渓流にできた水溜りのような所で見られるのに対して、エゾカノシマチビは平地の川の砂の中や石の下、植物の根際等で見られます。生息環境を見てもやはり2種は違うなぁ~と感じます。というわけで、久しぶりに長々と書かせていただきました。

 生息地を案内してくれたTくん、ありがとうございました☆


by shingo-ayumi | 2018-09-26 18:35 | ゲンゴロウ | Comments(0)

ケシゲンゴロウ

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〈ケシゲンゴロウ Hyphydrus japonicus Sharp,1873,茨城県〉
 今さらですがケシゲンゴロウです。もっとも近年ではケシゲンゴロウも普通種ではなく、私の地元神奈川県では絶滅危惧種です。
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〈ケシゲンゴロウ,北海道北部〉
 丸っこくてかわいらしいゲンゴロウだと思います。模様にも様々なパターンがあります。
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〈生息地の様子,茨城県〉
 生息地は、池や湿地、田んぼなどで見られることもあります。


by shingo-ayumi | 2018-09-13 12:16 | ゲンゴロウ | Comments(0)