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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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アンピンチビゲンゴロウ

アンピンチビゲンゴロウ_b0348205_18333166.jpg
〈アンピンチビゲンゴロウ Hydroglyphus flammulatus, カンボジア〉
 国内では、南西諸島を中心に時々記録されているチビゲンゴロウ属の一種です。国内では珍しい種ですが、東南アジアでは普通に見られます。
アンピンチビゲンゴロウ_b0348205_18333556.jpg
 大学生の時、八重山のある島で本種を採集したことがありました。

 その時は「なんじゃこりゃ!」と見たことないゲンゴロウに興奮し、その場で撮影してそれを写メで撮り、研究室のK先生に送りました。しかし、当時のデジカメは性能が悪く、さらにそれを携帯の写メで撮っているので、まったく模様が分からず「これじゃ分からん!」と言われました。そのため、今度はヘタクソな絵を描いて、それを写メで撮り送ると、「う~ん、たぶん(絵がヘタだから)アンピン!」と返信をいただき大喜びした記憶があります。笑
アンピンチビゲンゴロウ_b0348205_18334165.jpg
〈生息地の様子,ベトナム〉
 日本の南西諸島では同属のアマミチビゲンゴロウが多く見られますが、東南アジアではアマミチビゲンゴロウはそれほど多くなく、アンピンチビゲンゴロウが圧倒的に多い印象があります。基本的には田んぼなど開けた環境で多く見られます。


by shingo-ayumi | 2020-03-19 18:50 | ゲンゴロウ | Comments(0)

ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ

ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ_b0348205_13081262.jpg
〈ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ Hydaticus luczonicus Aubé, 1838, カンボジア〉
 日本では「キンブチゲンゴロウ」の名で、時々売られているようです。種名は「luczonicus」とありますが、オオイチモンジシマゲンゴロウに近い種だと思います。
ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ_b0348205_13082984.jpg
ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ_b0348205_13081802.jpg
 前回カンボジアに行った時は4月でしたが、その時本種は1個体しか採れませんでした。しかし、今回(2月)は、池から湿地から水路から水たまりまで、多様な環境で見られ、本来どんな環境を好むのかよく分かりませんでした。
ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ_b0348205_13082561.jpg
 ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウの幼虫でしょうか?本種が溜まっていたところに、同所的に見られました。
ルクゾニクスオオイチモンジシマゲンゴロウ_b0348205_13083477.jpg

by shingo-ayumi | 2020-03-03 12:30 | ゲンゴロウ | Comments(0)

チャマダラチビゲンゴロウ

チャマダラチビゲンゴロウ_b0348205_18060507.jpg
〈チャマダラチビゲンゴロウ Hydroglyphus inconstans
 小さいゲンゴロウの話が続きます!本種も体長2mm程の小さなゲンゴロウです。南西諸島から東南アジアにかけて分布する種です。
チャマダラチビゲンゴロウ_b0348205_18061070.jpg
 前投稿のナガチビゲンゴロウに比べると、まだ見かける機会が多い印象がありますが、それでも産地は局地的で少ない種だと思います。生息環境は、正直よく分からないのですが、水生植物が豊富で貧栄養な池や湿地で見られることが多いような気がします。
チャマダラチビゲンゴロウ_b0348205_18212433.jpg
 ナガチビゲンゴロウ属やチビゲンゴロウ属は小さいので、野外での見分けは難しそうですが、目を凝らしてみると、それぞれ個性的な色や模様をしているので、意外にも野外での同定が可能です。


by shingo-ayumi | 2020-01-30 19:05 | ゲンゴロウ | Comments(0)

ナガチビゲンゴロウ

ナガチビゲンゴロウ_b0348205_17502943.jpg
〈ナガチビゲンゴロウ Limbodessus compactus
 体長2mm程の小さなゲンゴロウです。チビゲンゴロウという名が付いていますが、チビゲンゴロウ属ではなくナガチビゲンゴロウ属に属す種です。国内では1種しか分布していませんが、北アメリカやアフリカには近似種がいるそうです。
ナガチビゲンゴロウ_b0348205_17503427.jpg
 国内では、南西諸島に広く分布していますが、生息地は少なく、基本的には結構珍しいゲンゴロウです。生息地をたくさん知っているわけではありませんが、今まで採った場所はいずれも水生植物が繁茂する比較的貧栄養な池でした。
ナガチビゲンゴロウ_b0348205_18265825.jpg
 10年くらい前に、後輩たちと南西諸島に調査に行った時、池の中でナガチビゲンゴロウを複数個体採ろうと頑張っていました(この場所では個体数が少なかったので、ひたすら掬って追加個体を狙っていました)。
 すると、一人の後輩がイネ科の浮島に乗ったまま少しずつ岸から離れて行くのに気づき、それを見た私たちは「これが本当の島流しだぁー!」と叫びながら浮島をタモ網で押すと、浮島は後輩を乗せたまま沖の方まで流れて行ってしまいました。焦った後輩は半分浸水しながらタモ網で浮島を漕いで戻ってきました。そしてみんなで大笑いした記憶があります。今思うと、なんとまぁ危険なことをしたなぁと思いますが、ナガチビゲンゴロウを採ると毎回その時のことを思い出します。


by shingo-ayumi | 2020-01-29 19:00 | ゲンゴロウ | Comments(2)

チンメルマンセスジゲンゴロウ

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〈チンメルマンセスジゲンゴロウ Copelatus zimmermanni
 国内では本州から南西諸島まで分布するセスジゲンゴロウの一種です。北は東北地方まで記録があり、分布は広いのですがかなり局地的で珍しい種です。ちなみに私は南西諸島でしか見たことがありません。他のセスジゲンゴロウ属に比べて細長い印象があります。
チンメルマンセスジゲンゴロウ_b0348205_17504791.jpg
 古い文献では「ツインメルマンセスジゲンゴロウ」と表記されています!こっちの方がカッコイイ!笑
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 あまり多くの生息地を知らないのですが、水生植物が豊富で貧栄養な浅い水辺で見ることが多い気がします。


by shingo-ayumi | 2020-01-23 19:50 | ゲンゴロウ | Comments(0)

トビイロゲンゴロウ

トビイロゲンゴロウ_b0348205_20485331.jpg
〈トビイロゲンゴロウ Cybister sugillatus
 日本の南西諸島からアジアに分布するゲンゴロウです。
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 フチトリやヒメフチを探していた頃は雑魚扱いして真面目に調べてきませんでしたが、同じく南方系で大型種のコガタノゲンゴロウに比べると、生息環境の選好性が強く、決して雑魚ではなくなりつつある種だと思っています。
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〈左:トビイロゲンゴロウ/右:クロゲンゴウ〉
 ちなみに九州以北の国内全域に分布するクロゲンゴロウとよく似ています。アジアには、黒系のゲンゴロウ属が4種類いますが、日本ではトビイロゲンゴロウとクロゲンゴロウの2種が分布しています。
トビイロゲンゴロウ_b0348205_20491948.jpg
 トビイロゲンゴロウの特徴は、前胸背の縁がオレンジ色っぽい(鳶(とび)色)をしています。これが和名の由来にもなっています。
トビイロゲンゴロウ_b0348205_20490615.jpg
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〈生息地の様子,ベトナム〉
 さきほど、生息環境を選ぶ種だと書きましたが、本種は水生植物が豊富な湿地のような環境を好みます。池や水田でも見られますが、いずれも水生植物が繁茂している環境で見られます。これは国内に限らず、東南アジア全体でも共通しています。
トビイロゲンゴロウ_b0348205_20494073.jpg

〈ベトナムで採集したトビイロゲンゴロウ〉
 日本の南西諸島では、多くのため池がコンクリートやゴムシート化されつつあり、各島の生息地点数をみると決して普通種ではありません。また、過去に記録があった島でも、現在は見られなくなってしまった島もあります。フチトリやヒメフチなどの派手な種に霞んでいますが、トビイロも結構珍しい種になりつつあるのではないでしょうか。
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〈台湾のタイモ水田〉
 上の写真は、台湾ランユイ島のタイモの水田です。ここではたくさんのトビイロゲンゴロウが見られました。
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 タイモにくっ付いて甲羅干しをしているトビイロゲンゴロウを見つけました。
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 ちなみに、上の写真は、台湾高雄市の大都会にあった公園のビオトープなのですが、ここでもトビイロゲンゴロウを見つけました。日本の南西諸島では、街中近くの池で見かけることはほとんどないので驚きました。


by shingo-ayumi | 2020-01-22 21:18 | ゲンゴロウ | Comments(0)

キバラコガタノゲンゴロウ(本州産)

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〈腹面が黄化したコガタノゲンゴロウ,山口県産〉
 ここ何回かは、虫好き少年・少女たちの活躍を紹介をしてきましたが、子どもたちの快進撃は続きます! 

 以前このブログでも腹面が黄化したコガタノゲンゴロウ(通称:キバラコガタノゲンゴロウ←僕らが勝手に呼んでいるだけですが)について書きましたが、そのキバラコガタノが本州でも採れたと、山口県在住の田中ダイスケくんからご連絡をいただきました。そして、送っていただいたのが上の写真の個体です。これまで東南アジアや南西諸島でしか記録がなかったのですが、コガタノゲンゴロウの増加に伴い、ついに本州でも見つかりました。
キバラコガタノゲンゴロウ(本州産)_b0348205_12041758.jpg
〈採集をするダイスケくん:お父様撮影〉
 ダイスケくんは水生昆虫やトンボを日々追いかけているそうです!偶然におこる珍しい発見というのは時々あるものです。でも、初めて行った先で見つける偶然と、身近なところに通って発見する偶然では意味が違うと思う今日この頃です。
 ダイスケくんとはまだお会いしたことがないのですが、きっと気が合う虫好き少年なのだと想像します。少し離れた山口県に、将来の虫仲間がいると思うと嬉しく思います。
キバラコガタノゲンゴロウ(本州産)_b0348205_12042358.jpg
〈カンボジア産キバラコガタノゲンゴロウ〉
 ちなみにダイスケくんが送ってくれた個体と合わせてカンボジアで見つけた個体についても月刊むしに投稿させていただきました。
キバラコガタノゲンゴロウ(本州産)_b0348205_12043850.jpg
〈カンボジアの生息地〉
 カンボジアでは3個体を見つけることができました。現地では上の写真のように、だだっ広いハス田や湿地で見られました。キバラコガタノの調査はまだまだ継続中です。今年度ももう一度東南アジアに行けたら良いなぁと思っています。


by shingo-ayumi | 2019-11-27 19:13 | ゲンゴロウ | Comments(5)

ハイイロゲンゴロウ

ハイイロゲンゴロウ_b0348205_09384696.jpg
〈ハイイロゲンゴロウ Eretes griseus, 神奈川県〉
 思えば、このブログでハイイロゲンゴロウについて書いたことがありませんでした。もっとも普通種で「いつでも写真撮れるからいいや~」と思っていたのか、気合い入れて撮った写真が一枚もないことに気が付きました。
ハイイロゲンゴロウ_b0348205_09385365.jpg
 ハイイロゲンゴロウは、世界で4種に分類されています。

E. griseus(日本でも見られるハイイロゲンゴロウ)
E. sticticus(アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ)
E. australis(オセアニアに分布)
E. explicitus(北アメリカに分布) 

 それぞれの種の詳細な分布はよく分かりませんが、本属は世界中に広く分布し、E. griseus(日本にもいるハイイロゲンゴロウ)に限っては、国内全域はもちろん、東南アジアでも普通に見かけます。また、ベトナムの1000mを超える高山域でも見たことがあります。また、プールや水溜りでも発生するので、ザコ扱いされがちな種なのですが、世界のゲンゴロウ類の中では極めて特殊な種です。

 水面から直接飛び立てるほどの飛翔力を持ち、形態も独特です。また。そんな身近な種なのにも関わらず、意外にも生態等、謎の多い種でもあります。つまり研究するにはネタの多い種なのです。
ハイイロゲンゴロウ_b0348205_09390325.jpg
〈ハイイロゲンゴロウを採集した横浜市の海〉 
 今年の7月、仕事で横浜で観察会をやったのですが、それに参加してくれた観音崎自然博物館 ジュニア生物調査隊員のダイちゃんこと吉原大地くんと、観察会後に海の生きものの採集をしていました。すると遠くの方で採集していたダイちゃんが「ハイイロゲンゴロウが採れた!」と言いました。

 えー!海の中で!?

 その後私も同じように1個体採集しました。近くに川もないし、流されてきたわけでもなさそうだし、ハイイロは海に落ちてもへっちゃらなのではないか!?と思われました。
 実際、潮だまりやタイドプールでも多く記録されているので、潮水に強いことは知られていましたが、完全な海水中で、なおかつ複数個体が採集された例はないと思うので月刊むしで報告させていただきました。
ハイイロゲンゴロウ_b0348205_09391113.jpg
〈1月に採集したハイイロゲンゴロウの死体〉
 ハイイロゲンゴロウは夏場は多く見かけますが、冬場はほとんどみたことがありません。もしかしたら、ウスバキトンボのように南の方からやってきて、夏場に繁殖し、冬には死滅するのではないかと、勝手に思っているのですが、海に落ちても生きていられるのであれば、海を渡っての長距離移動も可能なのかもしれません。うむ!まさに海を歩くゲンゴロウなのかもしれません!


by shingo-ayumi | 2019-11-23 22:23 | ゲンゴロウ | Comments(0)

ニセモンキマメゲンゴロウ

ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_23444187.jpg
〈ニセモンキマメゲンゴロウ Platambus convexu Okada, 2011〉
 2011年に新種記載された比較的新しい種です。
ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_23444579.jpg
 モンキマメゲンゴロウに似ていますが、よく見ると模様が異なり、慣れれば野外でも簡単に見分けられます。
ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_14314033.jpg
 腹面は赤っぽいです。
ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_14314438.jpg
 ♂の交尾器は先端付近が沿っているのが特徴です。 

 本種が新種記載される前の年、恩師の北野先生と一緒に行った青森県で、変わった模様のモンキマメゲンゴロウを見つけて、「先生!なんかこのモンキマメ模様がかっこいいですよ!」「へぇこんな模様は初めてみた!スーパーモンキだな!」とか言ってふざけたのですが、その翌年にニセモンキと記載されて驚いた記憶があります。
ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_23445502.jpg
〈生息地の様子〉
ニセモンキマメゲンゴロウ_b0348205_23450310.jpg
 生息地ではモンキマメゲンゴロウと同所的に見られることが多いですが、稀にピンポイントで固まっていることもあります。まだまだ調べ甲斐のありそうなゲンゴロウです。
by shingo-ayumi | 2019-11-20 23:55 | ゲンゴロウ | Comments(0)

モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)

モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22395157.jpg
〈モンキマメゲンゴロウ Platambus pictipennis (Sharp,1873), 横浜市〉
 先日、実家の近くの森を歩いてきました。まだ柔らかく翅がペコペコしたモンキマメゲンゴロウの新成虫がたくさんいました。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22400489.jpg
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22401340.jpg
 ここは鎌倉市の沢をずっと奥まで登って行ったところです。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22402091.jpg
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 三浦半島のモンキマメゲンゴロウは、沢の落ち葉が溜まっているようなところで見られます。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22403866.jpg

 水中で撮影してみました。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22404428.jpg
 前々から思っていたのですが、神奈川県東部におけるモンキマメゲンゴロウの分布は限られ、三浦半島は貴重な産地だと思われます。また、半島内でも、分布は三浦丘陵沿いの沢に限られ、実際どのくらいの範囲に生息しているのか調べた人はいません。前から調べよう調べよう!と思っているのですが、モンキマメだけのために沢回りするのもなぁ~と面倒くささもあり、まだ真面目に調査していません。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22404931.jpg
 川底に空いた穴に集まっていたモンキマメゲンゴロウ
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22405525.jpg
きれいですね☆
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_22410149.jpg
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_21394200.jpg
 また、モンキマメゲンゴロウは個体変異が大きく、さまざまな色彩パターンがあります。それもこのゲンゴロウの魅力の一つです!
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_21292742.jpg
 さて、話は変わり、地元の森の中は先の台風の影響で大荒れでした。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_21293608.jpg
 ここまでひどく木が倒れたのは初めてではないでしょうか。台風15号による被害です。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_21294293.jpg
 木が倒れて、森の中にできたギャップの中をミルンヤンマが飛んでいました。ここまでひどいと、片付くまで時間がかかりそうです。
モンキマメゲンゴロウ(三浦半島産)_b0348205_21505881.jpg
 ちなみに上の写真は、この日最後に行った横浜市の侍従川流域の生息地…だった場所です。この水路がうまい具合にせき止められて、モンキマメゲンゴロウの多産地になっていたのですが、先の台風による土砂崩れの整備のため、水路はきれいに掃除され、土嚢置き場にされてしまっていました。当然モンキマメゲンゴロウは暗渠を伝って侍従川本流の中流域まで流されてしまったでしょう。なんてこったとショックでした。
 
 侍従川流域は横浜市内では非常に貴重な生息地です。ですが、それもちゃんと知られないまま一つ生息地が失われてしまいました。やはり、ちゃんと調査して県東部のモンキマメがどれほど貴重なのかということを証明していかないといかんなぁ~としみじみ思いました。


by shingo-ayumi | 2019-10-19 21:47 | ゲンゴロウ | Comments(4)