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by 佐野真吾、歩海

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カテゴリ:淡水生物いろいろ( 14 )

ルリヨシノボリ(三浦半島産)

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〈ルリヨシノボリ Rhinogobius mizunoi Suzuki, 三浦半島〉
 先日、三浦半島にルリヨシノボリを探しに行ってきました。神奈川県において準絶滅危惧種に指定されている本種ですが、県東部では特に少なく、三浦半島の限られた河川にのみ生息しています。また、生息地での個体数も少なく、県東部出身の僕にとってはありがたみのある魚です。
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 流れの速い所にある石の下にいることが多いと思います。
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 今回撮影した場所は、以前から知っている場所だったのですが、数か月前、生きもの仲間のウチダくんと行った時は採れず、この日はリベンジでした。
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 ずいぶん粘ってやっと2匹見つけることができました。この川では、多い時は他のヨシノボリより優先しているのですが、今年は?クロヨシノボリが優先していました。
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 ほっぺたの瑠璃色の斑点が特徴的です。中には瑠璃色斑が小さくて分かりにくい個体もいいます。
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〈ボウズハゼ〉
 この日はボウズハゼが多く見られました。
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 1匹持ち帰って撮影してみました。ルリヨシノボリは、本来オオヨシノボリに匹敵するくらい大型になるのですが、三浦半島では上の写真くらいの個体ばかりで、大きな個体はほとんどいません。
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 採ってきたルリヨシノボリはこれから職場で展示する予定です。


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by shingo-ayumi | 2017-12-24 21:14 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

カズサヨシノボリ

 今月、仕事で千葉県に行った際に採ってきたカズサヨシノボリだと思われる個体です。
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〈カズサヨシノボリ,千葉県〉
 カズサヨシノボリは、2012年にトウヨシノボリの房総型とされていたもののうち第1背鰭が長く伸びないタイプを別けて名付けられたそうです。今回採集した場所は、海までの距離が比較的近い小規模な川の中流域でした。

 ちなみに下の写真は同所的に採れたヨシノボリです。
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 色はだいぶ違いますが、こいつらもカズサヨシノボリなのでしょうか。ヨシノボリの分類は、素人の僕にとっては本当に難しいなと感じます。


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by shingo-ayumi | 2017-10-24 23:21 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

マミズクラゲ

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〈マミズクラゲ Craspedacusta sowerbyi
 淡水域に棲むクラゲです。先日、生きもの仲間のTくんいにいただきました。
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by shingo-ayumi | 2017-09-17 22:22 | 淡水生物いろいろ | Comments(2)

アラモトサワガニ

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〈アラモトサワガニ Geothelphusa aramotoi, 沖縄島〉
 沖縄本島北部と伊平屋島に分布するサワガニの1種です。
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〈アラモトサワガニ,沖縄島〉
 ザラついた甲羅が特徴で、サイズは小さく一見地味なカニです。でもそんなシブさが良いなぁ~と個人的には思っています!
 小さいので挟まれても痛くないだろうと油断していたらガッツリ挟まれました!これがまた地味に痛いんです…笑
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〈アラモトサワガニ,沖縄島〉
 サワガニの中では水中依存性が強いそうで、沢の水に浸かっている石をひっくり返すと見つけられました。川の本流ではあまり見られず、支流の水量の少ない沢で観察しました。
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〈アラモトサワガニ,伊平屋島〉
 こちらは伊平屋島で撮影した個体です。沖縄本島の個体群と同じような環境で見つけました。しかし、沖縄本島より個体数も生息地数も多い印象を受けました。とは言え、沢なら何処にでもいるというわけではないようで、いる沢といない沢がありました。
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〈アラモトサワガニ,伊平屋島〉
 ちなみに慶良間諸島の個体群は、独立してケラマサワガニとされています。そうなると沖縄本島の個体群と伊平屋島の個体群も分けられるのではないか??と比べてみました。
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〈上段・中段:伊平屋島産/下段:沖縄島産〉
 カニの専門家ではないので正直よく分かりませんが、全体的に伊平屋の個体群は黒みと赤みが強く、沖縄島の個体群は黄色みが強い印象を受けました。若い個体は黄色みが強いと言うのを聞いたことがあるのですが、伊平屋の個体群は稚ガニでも沖縄島産の個体のような黄色みが出る個体は見られませんでした。
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〈アラモトサワガニの稚蟹,伊平屋島〉
 子どもでも黄色というよりオレンジっぽい??そのうち伊平屋の個体群も独立してイヘヤサワガニ(?)とかになるのでしょうか。


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by shingo-ayumi | 2017-03-29 01:15 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

イヘヤオオサワガニ

 沖縄県の伊平屋島でイヘヤオオサワガニを観察してきました。
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〈イヘヤオオサワガニ Geothelphusa iheya, 伊平屋島〉
 イヘヤオオサワガニは、オオサワガニ類の1種で、伊平屋島の固有亜種とされています。オオサワガニの仲間では最小種だそうです。学名に「イヘヤ」と入っているのが良いですね!!
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 こちらはメスです。
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 今回、伊平屋島の数か所で観察し、撮影することができました。
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 昼間は岩の隙間などに隠れていることが多いのですが、夜に行くと暗闇の中からカサカサと足音が聞こえて、そこを照らすとすぐに見つけられました。
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 沖縄の旅で出会った生きものについては、これから少しずつご紹介したいと思います。
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by shingo-ayumi | 2017-03-26 02:26 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

クロダハゼ

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〈クロダハゼ Rhinogobius kurodai, 横浜市〉
 池など止水域でも多く見られるヨシノボリの1種です。本種は、これまでトウヨシノボリの偽橙色型とされてきましたが、近年分類が見直されてクロダハゼという名前になりました。

 淡水魚好きの仲間たちの多くは、「ヨシノボリの仲間で「ハゼ」という名前が許されるのはゴクラクハゼだけだよなぁ~」なんて言っています(笑)。 

 さて、今日はある活動の最中にクロダハゼが採れたので、生き物仲間のウチダくんのお土産として持ち帰りました。ウチダくんは、「クロダハゼの分類の見直しをやりたい!」と途方もない泥沼を駆け抜けようとしている優秀な男です!それなので、クロダのサンプルが欲しいので見つけたらキープしておいてくださいと言われていました。
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 しかし、本日クロダハゼを採った時に、「これほしい!!」と言って来た少年がいました。
「ゲゲッ」と思いましたが、「こいつは俺が採ったんだから俺のもんだ!」と言うと、「ズルいズルい!」と言って(何がズルいのか分からんが・・・)、僕が目を放した隙に持って行ってしまいました。
 一瞬「この野郎」と思いましたが、こういう生き物を持ち帰ることに執着できる少年というのは貴重な存在ですよね。こういう子が将来虫とり仲間になったりするものです。

 そこで、彼が両生・爬虫類が好きなことを知っていたので、「今度イモリ採って来てあげるから、そのクロダハゼと交換しない?」と持ちかけました。するとイモリのペアに加えてクワガタをあげるという条件で交渉が成立しました!

 というわけで、無事クロダハゼを死守して、先ほど自宅で撮影をしたのでした。


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by shingo-ayumi | 2017-03-05 00:35 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

三浦半島のヌマエビ科

 以前からちょくちょく撮っていた三浦半島とその周辺で見られるヌマエビ科をまとめてみました。
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 上の段は、左からヒメヌマエビ属Caridina のヤマトヌマエビ、トゲナシヌマエビ、ミゾレヌマエビ、ヒメヌマエビです。


 下の段左端はカワリヌマエビ属 Neocaridinaのカワリヌマエビ属の1種
※神奈川県のカワリヌマエビ属は、最近シナヌマエビと呼ばれている種とミナミヌマエビの2種が知られていますが、素人の僕には2種の明確な違いが分からないので、ここではカワリヌマエビ属の1種として扱います。

 下の段中央および右端はヌマエビ属 Paratyaのヌマエビおよびヌカエビです。


 三浦半島で見られるヌマエビ科は、だいたい上記の種が主だと思われます。なお、最近は、三浦半島において南西諸島などで見られるオニヌマエビも見つかっているようですが(丸山,2015)、僕はまだ採ったことがありません。

 では、まずはヒメヌマエビ属ですが、三浦半島では主に以下の4種が見られます。
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〈ヤマトヌマエビ Caridina multidentata
 赤や青の斑点が特徴的で、アクアリウムなどでも人気の高い種です。三浦半島では主に源流域で見られます。半島内での分布は限られ、どこでも採れるわけではありません。
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〈トゲナシヌマエビ Caridina typus
 南方系の種で、南西諸島では、川や池、細流などいたる水辺で普通に見られます。三浦半島では、源流域には少なく、中流・下流域で多く見られる印象があります。最近では東京湾側に注ぐ河川でも採れるようになりました。
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〈ミゾレヌマエビ Caridina leucosticta
 ヒメヌマエビ属4種の中では最も額角が長く、体型は細長くシャープなのが特徴です。三浦半島では、比較広く分布していて中流・下流域で見られます。
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〈ヒメヌマエビ Caridina serratirostris
 体色は赤、紫、茶色、緑黒色、黒など様々なパターンがある種です。三浦半島では2011年に初記録されました(丸山,2012)。三浦半島では、いくつかの川で確認していますが、採れたのはいずれも中流域でした。また、水の流れがある所の近くにある植物帯で見られる印象があります。
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 ヒメヌマエビ属4種は、それぞれ体色に特徴があったり、額角の長さや形で容易に見分けることができます。しかし、ミゾレヌマエビは、他属の種と似ていることもあり、下記で紹介したいと思います。
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〈ミゾレヌマエビCaridina leucosticta
 ミゾレヌマエビは、中・下流域の植物が生えている所に多く見られます。和名の由来は、体の側面に白い斑点が、霙(ミゾレ)のように多数現れることから来ているそうです。しかし、このような特徴はヌマエビなどにも見られ、同定のポイントにするには難しいと思います。また、体色の変異が大きく、背筋に沿って太い白線が入る個体や白線から左右に「ハ」の字型の枝分かれが現れる個体、透明な個体など、雌雄や成長段階によって異なるので注意する必要があります。
 同定のポイントは、額角の先端で、途中で折れたような特徴的な形をしています。
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〈カワリヌマエビ属の1種 Neocaridina sp.〉
 カワリヌマエビ属の1種であるミナミヌマエビは、アクアリウムなどの飼育において人気の高い種で、西日本に広く分布しています。しかし、近年はミナミヌマエビの大陸産亜種(シナヌマエビと呼ばれている種)が外来種として多くの地域に移入されており、ミナミヌマエビと混同していることがいわれています。
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〈カワリヌマエビ属の額角〉
 額角の形状には個体差があり、額角が長い個体や短い個体、また、下縁にトゲ(鋸歯)がある個体、ない個体など様々です。三浦半島周辺で見られるものが、ミナミヌマエビなのかシナヌマエビなのか、それとも交雑種なのか僕には分かりません。
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〈左:ヌマエビ
Paratya compressa/右:ヌカエビParatya improvisa
 ヌマエビ属(ヌマエビ・ヌカエビ)は、他のヌマエビ科と違って、「眼上棘」というトゲがあります。つまり眼上棘を確認できれば、ヌマエビかヌカエビであることが絞れます。
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 次にヌマエビとヌカエビの違いですが、三浦半島では、基本的に額角の上縁にあるトゲ(鋸歯)で見るのがいいと思います。ヌマエビは眼よりも後ろまでトゲがあり、ヌカエビは眼の手前までしかありません。またヌマエビの方がトゲがしっかりしている傾向があります。三浦半島では、ヌマエビとヌカエビが混生している地域もあるので注意する必要があります。

 しかし、他地域では眼の後ろにも数個のトゲが並ぶタイプのヌカエビが知られ、トゲの位置では正確な区別ができないとされています。三浦半島でも稀に変な個体が採れて、しっかり同定する場合は、第3胸脚の指節(ツメの部分)にある小棘の数で見分ける必要があります。これについては、また改めて追加したいと思います。
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〈ヌカエビ〉
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〈ヌマエビの体色〉
 体色はメスでは透明で、背中の中央に縦線があります。また、オスでも体色は様々で、青っぽい個体や赤っぽい個体などがいます。
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〈ヌマエビ〉
 ヌマエビでも上の個体のように額角の上縁にあるトゲ(鋸歯)がヘンな付き方をしている個体もいます。


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by shingo-ayumi | 2016-12-26 16:56 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

クロヨシノボリとシマヨシノボリ(三浦半島産)

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〈クロヨシノボリ,三浦半島〉
 三浦半島のヨシノボリについては、少し前に淡水エビと一緒に書いたのですが、あの時載せなかった写真を整理したので、淡水エビの話とは別けて、改めて書こうと思います。
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〈クロヨシノボリ 上から撮影〉
 神奈川県のレッドデータブック(2006)において、クロヨシノボリは準絶滅危惧種に指定されています。
 三浦半島ではいろいろな川で見かけますが、どの川も決して多くなく、確実にたくさん見られる場所は少ないのではないかと思います。
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〈クロヨシノボリの顔〉
 個人的に、クロヨシはシブくてカッコイイなと思います☆
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〈クロヨシノボリの多産する川,三浦半島〉
 この川はクロヨシノボリが必ず見られる川です。個体数も多いと思います。三浦半島では、距離が短く、源流・上流域からいきなり河口というようなタイプの川に多い気がします。
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 石の隙間に隠れるクロヨシノボリ
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 この川では、クロヨシノボリとシマヨシノボリが同所的に見られます(稀にルリヨシノボリも見られます)。しかし、クロヨシは、シマヨシに比べて警戒心が強いのか、カメラを向けるとすぐに逃げ出してしまいます。そのため撮影には苦労しました。シマヨシはぜんぜん逃げないのに・・・
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 ちなみにこの川においてクロヨシが見られるゾーンは決まっていて、最現流=シマヨシ、源流=シマヨシ+クロヨシ 上流=シマヨシ、といった感じです。
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〈シマヨシノボリ〉
 こちらはシマヨシです↑。
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〈シマヨシノボリ〉
 シマヨシは警戒心が薄いのか、カメラを向けてもほとんど逃げません。むしろカメラを大きな障害物と勘違いするのか、カメラの下に隠れようとすらしてきます。
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〈上:クロヨシノボリ 下:シマヨシノボリ〉
 ちなみに上の写真はクロヨシとシマヨシの比較です。ほっぺたの模様で簡単に見分けられます。
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 こっちを見ているシマヨシ。まったく逃げようとしない。
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〈ボウズハゼ〉
 ついでですが、この日はボウズハゼがたくさん見られました。ここ数年、もの凄く増えた印象があります。僕が子どもの頃は、三浦半島でボウズハゼが採れるとメチャクチャ嬉しかった記憶があります。しかし、最近はどこでも採れるようになったので、ありがたみが薄れてしまいました・・・笑 温暖化の影響で増えたという人もいます。
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〈ボウズハゼの顔〉
 ヘンな顔!!カワイイ!!
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 ちなみに、この時一緒に行ったメンバーの一人、タカハシくんは、ボウズハゼを持ち帰ったのですが、水槽から飛び跳ねて死んでしまったそうです。そうそう!ボウズハゼって飼っているとよく飛び跳ねるんですよね!


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by shingo-ayumi | 2016-11-13 01:20 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

淡水エビの勉強

 以前、侍従川の会の川掃除後、集まった仲間たちと、淡水エビの勉強をしよう!ということになり、三浦半島にある川に行ってきました。
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〈ヤマトヌマエビ〉
 この川は非常に短い川なのですが、多種の淡水エビが見られます。また、ヒメヌマエビ属が4種類(ヒメヌマエビ・ヤマトヌマエビ・トゲナシヌマエビ・ミゾレヌマエビ)見られるのでエビの勉強には良い川なのです。
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〈トゲナシヌマエビ〉
 他のヒメヌマエビ属と比べて額角が極端に短いのが特徴です。
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〈ヒメヌマエビ〉
 ヒメヌマエビだけ写真が適当ですみません。
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 ヒメヌマエビ属3種の額角を比較してみました。
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〈ミゾレヌマエビ〉
 比較的海に近い距離にある中流域・下流域に見られる種類です。他のヒメヌマエビ属と比べるとシャープな体型をしています。大きくなると黒い個体が多いですが、若いうちは透明な個体も多いので、色での同定は失敗することがあります。
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〈ミゾレヌマエビの顔〉
 他のヒメヌマエビ属と違って、額角が長いのも特徴です。そして、額角の先が途中で折れたような特徴的な形をしています。眼が良い人は、野外でも見分けられます!
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〈ヌマエビ〉
 ヌマエビとヌカエビは、眼の後ろに眼上刺というトゲがあるのが特徴です(下の写真の矢印)。肉眼でも目を凝らせば見ることができます。この眼上刺があれば、ヌマエビまたはヌカエビだということが分かります。
 
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〈ヌマエビの顔〉
 さらに、ヌマエビとヌカエビの違いは、ヌマエビは、額角に生えているギザギザしたノコギリのようなトゲが、眼の後ろまであります。一方ヌカエビは、眼の後ろまでトゲがなく、トゲも小さいので、そこで見分けることができます。
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〈スジエビ〉
 スジエビもたくさんいました。
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 スジエビの顔
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〈スジエビ〉
 スジエビは上の写真のように「逆ハの字」の模様が特徴的です。
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〈ヒラテテナガエビ〉
 これはヒラテテナガエビの若い個体です。赤丸のところに線が入っているのと、矢印のところに縦線が入るのが特徴です。神奈川県では、相模湾にそそぐ川では普通に見られますが、東京湾にそそぐ川では稀です。
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 この日は、ヒメヌマエビ、ヤマトヌマエビ、トゲナシヌマエビ、ミゾレヌマエビ、ヌマエビ、スジエビ、ヒラテテナガエビの7種類の淡水エビを観察することができました。


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by shingo-ayumi | 2016-11-02 22:52 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

ミズグモ

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〈ミズグモ Argyroneta aquatica, 北海道〉
 僕は、実はクモが苦手なのですが、このミズグモだけは珍しいし、撮影しておきたいと思ってブログに投稿させていただきました。

 ミズグモは、世界で唯一水中生活をするクモだそうです。子どもの頃、教育テレビでミズグモを紹介した番組があり、「クモはやっぱりキモチワルイなぁ~でも見てみたいなぁ~」と印象に残った記憶があります。
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〈ミズグモの生息地〉
 ミズグモは貧栄養できれいな池や湿地などに棲んでいます。分布は、一応国内では北海道から九州まであるようですが、実際は、北海道をはじめ、青森や京都、鹿児島などかなり局地的なようです。僕もこれまで相当たくさんの池や沼を掬ってきましたが、実際ミズグモを見たのは片手の指で数える程です。
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 冒頭でも言いましたが、僕はクモが苦手です!確かにカッコイイとは思うのですが、よく見たり、クモのことを想像したりすると、ブルッと鳥肌が立ちます・・・だからもちろん素手で触ることはできません!

 しかし、今回北海道でミズグモを見つけたことをキッカケに、クモと仲良くなろうと思って、持ち帰って飼育してみることにしました。水辺の生物好きな僕がミズグモだけはちょっと・・・というのはなんか格好悪いですしね・・・
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 ミズグモを飼ったらきっと面白いだろうなと思っていましたが、やはりその通りでした。ミズグモは、上の写真のように丸いドーム状の部屋のような巣をつくり、普段は部屋の中に入っています。また、部屋の中には常に空気が蓄えられています。しかし、エサのミズムシ(甲殻類)を入れると、カサカサと出てきて捕らえて食べます。しかし、狩りはそれほどうまくなく、小さいゲンゴロウやエビなどは上手く捕まえられないようです。

 ある時は、この部屋の中で脱皮をしました。しかし、脱皮殻はそのまま巣の中に放置し、新しい部屋を別の場所につくり始めました。行動を見ていると面白い生き物だなぁとも思いますし、可愛いなぁとも思います。

 しかしそれでもやはり!まだ素手では触ることができず・・・自分で採った写真を見て鳥肌が立ったのでした。クモと仲良くなるためにはまだ時間がかかりそうです。


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by shingo-ayumi | 2016-09-17 00:29 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)