海を歩くゲンゴロウ:観音崎周辺の自然
2024-03-15T19:38:14+09:00
shingo-ayumi
水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。Kanagawa, Japan
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観音崎周辺地域でに日常
http://cybister20.exblog.jp/33718303/
2024-03-15T19:38:00+09:00
2024-03-15T19:38:14+09:00
2024-03-15T14:16:37+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
通勤の道すがら、毎日丁寧に挨拶をしてくれる小学生の女の子がいた。
ミー坊を当時保育園に預けた後、博物館方面に歩いていくと、海に近い民家の中ですれ違う子だった。あまり表情はないが、しっかり眼を見て挨拶をしてくれる子だった。きっと親御さんに、地域で会う人には挨拶をするように言われて育ったのだろう。
僕もまた、朝の時間帯にタモ網を持って歩いていたり、抱っこヒモを垂らしていたり、怪しいいで立ちである自覚はあったので、道行く人にはちゃんと挨拶をするように心がけていた。
それから数年経ち、女の子は中学生になり、特に会話はしないが、挨拶だけはしてすれ違う毎日だったが、ミー坊も幼稚園生になり、僕も車で送ってもらうようになったりして、しばらく徒歩通勤をしないうちに女の子とは会わなくなってしまった。
さて、先日、観音崎自然博物館では毎年恒例になったイベント「あにぷらまつり」が行われた。いつも一緒に活動している中学生のJくんのお母さんがお店を出展してくださったので、お店の前で紹介動画を撮ることにした。そしてそのお店でお手伝いをしていた女の子にも挨拶をすると、「私知っていますよ。毎朝挨拶していましたよね。」と言われ驚いたのだった。一瞬、え?誰だ?と思ったが、すぐにハッ!となり「あの子か!?」とつながったのだった。
Jくんのお母さんと女の子のお母さんは仲良しで、そのつながりでお手伝いをしていたそうだ。さらに驚くことに、女の子の親御さんもまた、個人的にも職場でもお世話になっているご夫婦だったのだ。その後、女の子のお母さんも合流して人間関係がすべてがつながったのだった。
ちなみに女の子は、僕のことを最初は「何で海の方に行くんだろう?」と不思議に思っていたそうだが、新聞を見て僕が博物館職員であることを知ったそうだ。そしてみんなで伏線の回収をした。みなさんの関係性を知らなかったのは僕一人だった。そして、とりあえず挨拶をしていたからこそみんながつながり、挨拶は何より大切なことだ!ということで話はまとまった。女の子はお母さんやよく知っている人にいる前では表情豊かで、しっかり会話のできるすばらしい中学生だった。毎朝の挨拶が無表情だったのは、いかに僕が不審人物だと思われていたかがうかがえる…。
しかしまぁ狭い世の中で狭い地域である。まったく迂闊にハナクソをほじりながら歩いてなんかいられない。地域に住む者として、地域で働く者として、恥じない行いをしようと思ったのだった。
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今年はいつまでも暖かい観音崎(2023年10月)
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2023-11-06T22:25:00+09:00
2023-11-07T08:47:08+09:00
2023-11-06T16:44:20+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
少し前の写真ですが、10月の観音崎周辺を投稿します。〈ヒョウタンゴミムシ〉〈トゲナナフシ〉 観音崎大橋を渡っていたトゲナナフシ。
〈シマヘビ〉 シマヘビの幼蛇が顔を出す。
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クワガタ採集者のマナーの悪さがヒドい
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2023-10-15T12:35:00+09:00
2023-10-15T12:35:14+09:00
2023-10-14T10:55:40+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
人が多く入る都心の公園や南西諸島の離島では見られる光景ではあるが、観音崎公園でもトラップの掛け捨ては問題になっている。夏が終わり秋になると、クワガタ採集者が残していったトラップやゼリーのゴミがそのまま放置されていてとにかく酷い光景だ。 この手のタイプのトラップはかけ捨てられると、そのまま虫が入り続けるので特に酷い。トラップの中にはコメツキやコガネムシなどがたくさん死んでいた。〈2012年、奄美大島〉 ちなみにストッキングのトラップも放置されると、上の写真のように虫が絡まり死んでしまう。奄美大島ではこのような光景が林道の入口から出口まで見られ最悪だった。 ゼリーも置いておけばクワガタ・カブトが採れるのだろうか? そこら中にゼリーのからが散乱していてヒドイ光景だ。 古くなったペットボトルトラップやゼリーのゴミが散乱している。 トラップではないが、上の写真のように根本を掘り返してそのままにしていく人もいる。洞の破壊、樹皮の破壊も有名な破壊行為として取り上げられるが、とにかくクワガタ採集家は人数が多いぶん粗相も目立ってしまう。
これまでも多くの人がクワガタ採集のマナーについて指摘し、メディアなどでも取り上げられてきたにも関わらず、いまだに後を絶たないというのは腹が立つ。マナーの悪いクワガタ採集者が原因で昆虫採集が禁止になった地域もたくさんあるし、もう少し自覚を持って採集を行って欲しいと願うばかりだ。このブログを通し紹介することで、知らない人がいたら知っていただきたいと願う。
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秋の観音崎(2023)
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2023-10-04T12:51:00+09:00
2023-10-04T12:51:14+09:00
2023-10-02T15:59:03+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
ヒガンバナが美しい ソナレマツムシソウ イチモンジセセリが増えると秋を感じますね。 ウラナミシジミもこの時期いっきに個体数を増します。 捕まえたー! アキアカネ。今年は9月の末になってようやく姿を現しました。 ウスバキトンボ ここにも昆虫が↓ クロコブセスジダルマガムシ 神社の看板猫ゾッチャと一緒に記念撮影?笑
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鴨居八幡神社例大祭
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2023-09-21T23:36:00+09:00
2023-09-21T23:36:51+09:00
2023-09-21T23:36:51+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
〈鴨居2丁目〉
さて、祭りの一週間前くらいから町中に道路を切るように注連縄が設置されました。
以前、千葉県富津市で「道切り」を見ていたので、まさかここにも道切りの文化があるのか?と驚いたのですが、どうやら道切りではないようです。ちなみに道切りとは村の外れ(村と山の境界や集落と集落の境界など)には魔や疫が入るとされ、その出入口となる道に張る注連縄のことです。注連縄には藁人形や藁草履などが付けられていて異様な結界のようになっており不気味な雰囲気を漂わせます。でもこの地域のものは道を切るように注連縄が張られてはいますが、藁人形などはなく、代わりに紙垂(しで)が付けられていました。この紙垂もまた雷光や稲妻をイメージとした魔除けを意味するものなので、道切りに近いと言えば近いのかもしれませんが、なんとなくニュアンスは違うような気がします。〈鴨居2丁目〉〈鴨居2丁目〉〈鴨居2丁目〉
この注連縄は見つけたところでは写真を撮ったのですが、どうやら鴨居2丁目を中心に設置してあるようでした。〈鴨居4丁目〉
少し離れた鴨居4丁目にも注連縄が!?
鴨居という地域のお祭りなだけあって、設置する場所は決められているのでしょうか。注連縄を設置する位置にも意味があったりすのであれば調べてみたいですね。 7月30日、ついにお神輿が姿を現しました。 すごい人でした。 この祭りは、神輿が海に入ることでも有名で、他地域からもこの様子を見ようとたくさんの人が訪れます。 神輿は夜まで続きます。鴨居2丁目の注連縄を通って行きました。 ちなみに当日は、ミー坊と二人で祭りに行ってきました。ミー坊は金魚すくいの才能を開花させましたが、持ち帰った金魚は数日のうちに全滅してしまいました…。(持ち帰る時にすでに弱っていた…)
最近、地域の民俗や文化から自然や生き物を辿るという探し方にはまっています。今回の祭りも地域の自然を知るヒントになったでしょうか。
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地元で巨大な地下壕を見つけてしまった
http://cybister20.exblog.jp/32595744/
2022-12-06T17:54:00+09:00
2022-12-06T17:54:51+09:00
2022-12-06T17:54:22+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
そして早速入ってみると… めちゃくちゃ広くて入り組んでいて油断したら帰ってこれなくなりそうなくらい巨大な地下壕でした。とりあえず右手右手の道を進み、行どまったら戻って攻略を試みますが、いったいぜんたいどのくらい広いのか見当がつかないくらいの入り組み方をしています。これはすごい!
さらに壕内には水が!そして水生生物を各種発見!壕口は小さかったので小さな地下壕かと思いきやこれは完全に当たりを引きました。
なんだこの水槽のような人工的な水溜まりは?今回は金魚網しか持っていなかったので、底まで届きませんでしたが次回はタモ網を持っていきたいと思います。
壕内には小さな川が流れていました。 壕内に水が出ている小さなトンネルがあったので入ってみると、地下水が各所から流れ出ていました。
足元の水は極めて透明度が高く、水があるようには思えないくらいです。最初、水面だと気づかず進むと、足元が浅い池のようになっていて驚きました。
天上には鍾乳石がびっしり!ここはすごい!
しかし、あまりに広く入り組んでいるので今回は撤退して、採集装備を整えてから再度トライすることにしました。次回が楽しみです。
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新しい場所を探して森の中まで
http://cybister20.exblog.jp/32482301/
2022-11-09T18:53:00+09:00
2022-11-09T16:04:09+09:00
2022-11-09T16:04:09+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
先日の休みの日、地元を散策してきました。 浦賀の湾 なんだこれ!可愛い!笑 冬の間に森に入って、クワガタがいそうなポイントを下見してきました。 マテバシイ、スダジイ、タブノキ、シラカシ、アラカシ、アカガシなど、常緑樹が優先する観音崎周辺の森は暗い森です。でもそんな僅かな隙間から射し込む日の光が美しい風景を作り出します。 満身創痍なハラビロカマキリ 道から外れた森の奥地でクヌギがたくさんある場所を見つけました。洞の中にはヒラタクワガタの死体が入っていました。 冬に散策して新しい場所を探すのは意外に楽しくて良いものです。これから長い冬がやってきますが来年が楽しみだ!
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台風が去って…(2022年9月)
http://cybister20.exblog.jp/32313727/
2022-09-23T22:24:00+09:00
2022-09-23T22:24:56+09:00
2022-09-23T15:24:57+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
台風が去った日、1日だけ少し晴れて良い秋晴れがありましたが、それ以降は曇りだったり雨だったりしてイマイチな天気が続いています。また気温も下がり、セミたちの鳴き声も聞こえなくなりました。〈ウスバキトンボ〉 観音崎では、台風後に決まって増加するのがこのウスバキトンボです。もちろんウスバキトンボ以外にもいろいろな生き物が出現するので、それはそれで楽しみです。 先日、ミー坊の通園中にアオダイショウを見つけました。ミー坊はヘビが好きで愛でたがります。子どもはだいたい強く握ってしまうものですが、ソフトタッチで見ていて噛まれる心配もなくセンスが良いなと思います。〈ヤマトシジミ〉〈イチモンジセセリ〉 この時期イチモンジセセリが急激に増えます。モフモフしていて可愛いですね。
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精霊馬の打ちあがる観音崎たたら浜(2022年9月)
http://cybister20.exblog.jp/32239902/
2022-09-09T18:53:00+09:00
2022-09-08T15:21:13+09:00
2022-09-08T15:15:20+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
観音崎周辺のたたら浜や腰越浜、鴨居浜にはお盆が過ぎると精霊馬が打ちあがっているのをよく見かけます。
精霊馬はキュウリやナスなど野菜で作られたものもあれば藁で作られたものもあります。正確には意味合いは異なるようですが、地元の人たちがそれを区別しているかは分かりません。精霊馬はお盆に先祖の霊帰ってくる乗り物として海に流されるものですが、藁馬には先祖の霊の他に、田の神や貧乏神、疱瘡神といった神様を乗せて来るという意味合いもあるようです。きっとそれは精霊馬を流す人の目的や思い次第なのかもしれませんが、観音崎という地域にはこのような文化をおこなう人がたくさんいるのです。良い地域だなぁと思います。 ちなみに自分の娘には水辺の波打ち際を現す名前を付けましたが、波打ち際というのは不思議なもので、精霊馬も海藻もゴミも生き物の死体もいろいろなものが打ちあがげられています。しかし、潮の流れの早いたたら浜では半日もすると再び流されてどこかに行ってしまうのです。波打ち際というのは陸の世界と水の世界の境にある場所です。いろんな意味を乗せられる言葉です。 雨上がりの観音崎公園
観音崎自然博物館のハイビスカス ソナレマツムシソウがたくさん咲き始めました。 イチモンジセセリも増えてきました。秋です。 そしてイチモンジセセリのすぐ下ではアブラムシがビッシリ! 森に入るとカブトムシやノコギリクワガタはほとんど見かけなくなりましたが、越冬するヒラタクワガタとコクワガタは見られます。
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観音崎のウスイロシマゲンゴロウ
http://cybister20.exblog.jp/32196494/
2022-08-27T17:23:00+09:00
2022-08-27T13:23:27+09:00
2022-08-27T13:23:15+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
〈ウスイロシマゲンゴロウ, 横須賀市観音崎〉 神奈川県では記録の少ない種で神奈川のレッドリスト(2006)では「情報不足B」に判定されている。
神奈川の記録のほとんどは観音崎周辺のもので、2001年と2014年に報告されているが、いずれも迷入種という扱いであった(角田,2005a;坂本・瀬長,2014)。しかし、近年は特に多く、2021年は台風後、同所的に11個体が確認された後も近隣の各水辺で少ないながら継続して確認されている(佐野ほか,2021)。今年に入ってからも少ないながら確認されていた。
しかし、先日の台風でまたどこかから飛来してきたようで個体数が一気に増えた。こういうことの繰り返しで定着するのかもしれない。
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観音崎の梅雨明け(2022年6月)
http://cybister20.exblog.jp/31959901/
2022-06-30T18:10:00+09:00
2022-06-30T18:10:28+09:00
2022-06-30T14:43:50+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
ヤマユリがきれいな季節になりました。観音崎では公園の市民団体の皆さんがヤマユリの保全をしているため、今年も美しい花を咲かせています。 今年はこれまでになく早く梅雨明けをしました。そして梅雨が明けた途端ものすごい暑さです。
この日は久しぶりに休日休みだったので、ミー坊の注文にお応えして観音崎公園のアスレチックに行ってきました。 レッツゴー! 観音崎公園のアスレチックが2022年4月から新しくなりました。観音崎公園は良くも悪くも空いていて伸び伸びとした良い公園だと思います。観音崎のためにはみんな来てーとおすすめしたいですが、個人的には空いてた方が良いです!笑 暑いからアイス食べたい! ガブ あまりにも暑いので、一度家に帰ってから川に行きました。川の話は次の回で。〈ミヤマクワガタ〉 さて、夜は観音崎周辺でクワガタ調査をしています。観音崎周辺の森は博物館ボランティアの子どもたちにも協力してもらってだいぶ開拓しました。 神奈川県東部のミヤマクワガタ・スジクワガタ・ヒラタクワガタの記録を集めています。また、発生時期、時期による行動、出現する時間帯、確認場所の状況なども調べています。県東部でミヤマクワガタを見つけた方は是非情報をください。 神奈川県東部においてミヤマクワガタはこの時期が最盛期です。
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観音崎周辺のヘイケボタル
http://cybister20.exblog.jp/31911356/
2022-06-28T12:57:00+09:00
2022-06-27T00:07:10+09:00
2022-06-27T00:06:57+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
〈ヘイケボタル,横須賀市浦賀周辺〉 あまり知られていませんが、観音崎周辺地域にもホタルの生息地があります。特にヘイケボタルは、地図には載らない小規模な湿地にも残っていることがあるので、意外と知られていない場合も多いと思います。
この日は2カ所で調査したのですが、一カ所は確認できなくなっていました。2、3年前に幼虫を採ったことがあったので「へぇ~いるんだ~」と思っていたのですが、今年久しぶりに行ってみると環境変化があり「あぁもうダメかもしれない…」といった感じでした。そこで、前から気になっていた別の湿地に行ってみると、「おぉやはりいた!」ということで、採卵するために1♀だけいただいてきました。この湿地もだいぶ遷移が進んでいて、どのくらい持つか分かりません。近隣のビオトープなどで、なんとか地域の系統が残せないかと思っています。
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夏の訪れを感じた日
http://cybister20.exblog.jp/31808222/
2022-06-17T12:04:00+09:00
2022-06-17T09:10:05+09:00
2022-06-17T09:09:48+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
〈観音崎自然博物館のビオトープで羽化したギンヤンマ〉 2022年6月16日、この日はどんより曇った天気でしたが気温の高い日でした。帰り道にヤブキリとニイニイゼミの初鳴きを確認しました。夏の訪れを感じた日でした。
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観音崎にアカウミガメが漂着した日は
http://cybister20.exblog.jp/31486837/
2022-05-31T18:40:00+09:00
2022-05-30T23:53:41+09:00
2022-05-30T23:53:20+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
先日、いつものように爽やかに通勤していると博物館前のたたら浜に、大きなウミガメが打ちあがっていることに気が付き急いで浜におりてみました。 もちろん死んでいる個体でしたが、大きなアカウミガメでした。この後、協力研究員のIさんが調べたところ、こんなに大きくても未成熟の若い個体だったそうです。 その後、地元では少しだけ話題になり(?)、博物館にはいろいろなところから問い合わせや質問が来たりしました。
ウミガメが打ちあがるとやはりインパクトが大きいようで、大騒ぎする人もいます!笑
わざわざ博物館に来て「あのウミガメはどうするんですか?どこかに連絡したんですか?」と、事件ばりに言ってくる人もいました…笑 いやいや連絡したんですかじゃなくて連絡きまくってて大変なんですけど!という感じです!笑 あとは、海に異変が起きてる?とか、毒が流れたのでは?とか、温暖化(?)なのでは?とか、なにかと原因をつけたがる人もいるのですが、実はこれまでもたたら浜には見過ごされているだけで、時々大型動物が打ちあがっているんですね。
ということで、ちょっぴり騒ぎになった1日でした…笑
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ウスイロシマゲンゴロウは観音崎に定着するのか?
http://cybister20.exblog.jp/31486663/
2022-05-30T23:39:00+09:00
2022-05-30T23:39:10+09:00
2022-05-30T23:39:10+09:00
shingo-ayumi
観音崎周辺の自然
〈ウスイロシマゲンゴロウ Hydaticus rhantoides, 横須賀市観音崎〉 2000年代から観音崎ではウスイロシマゲンゴロウちょくちょく記録されています。当時、神奈川県内としては珍しい記録で、神奈川のレッドリスト2006では「情報不足」と判定されました。
しかし、僕が観音崎に来てからは、やはり止水域に網を入れる回数が多かったり、博物館の子どもたちも頻繁に採集していることもあり、結構な頻度で採集されていました。
とは言え、定着しているという感じはなく、あくまで迷入だろうと思っていたのですが、2021年の台風後に多数が確認され、それ以来いまだにポツポツと採れています。去年のことは発表したし、その後の経過を一つ一つ出すほどのことでもないのでブログに載せてしまいますが、先日も1個体採集されました。色もくすんでいて、去年の個体がそのまま残っていたのかもしれません。これまでの調査で、ウスイロシマに限らず、観音崎は迷入する種が多いことも分かってきたので、迷入した種が定着しやすいようにビオトープを新たに増設しました。今年は幼虫が出たら面白いなと思っています。
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