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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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カテゴリ:水生半翅( 21 )

ウミアメンボ ~幻の三浦半島産を追って~ その2

 先月の投稿で、三浦半島の幻のウミアメンボを探しに行った話を書きました。1924年に三浦半島から新種記載されて以来記録のないウミアメンボを求めて探しに行きましたが、今回はその続きです。

 あのあと、博物館に戻って学芸部長の山田和彦さんにその話をしたところ、山田さんがいつも魚類の定例調査をしている場所がいいんじゃないかと言われました。なんでもウミアメンボが好みそうなマングローブ風の環境があり、さらにマングローブでよく見られるオニカマスやフエダイの仲間など、南の魚が多く見られるそうです。ただ陸路はないから泳いで行くしかないよ!と言われました。では寒くなる前に案内してください!とお願いし、先日連れて行っていただきました。
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 入り江の小さな港。確かに岸沿いに木が覆いかぶさっていて雰囲気があります。
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 この日は、普段山田さん個人も博物館としてもお世話になっている現地のHさんにお世話になり、エントリーさせていただきました。
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 さぁ出発だー!
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 写真だと分かりにくいのですが、船着き場の周りにはケシウミアメンボがたくさんいました。

 10月の曇った日の海は結構寒かったです。特に当地は入り江の奥にあるため停滞しやすく水温が低いそうです。
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 岸沿いに近づいてみると、山田さんの行った通りマングローブのような風景が広がっていました。
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 木の一部や枝が海に漬かっていて、こんなところだったらウミアメンボがいそうです。
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 岸沿いを泳いで湾の出口まで行きましたが、残念ながらウミアメンボは見つかりませんでした。しかし、Esaki(1924)では、7月に採れていると書かれているので時期的に少し遅い可能性があります。
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 さて、せっかくカメラを持ってここまで泳いできたので、水中も覗いてみることにしました。
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〈サツキハゼ〉
 サツキハゼの群れが泳いでいました。サツキハゼは八重山諸島のマングローブの中でも見かける種です。
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〈ゴンズイ〉
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〈タイワンガザミ〉
 良い写真が採れなかったのですが、山田さんが言った通り、オニカマスやフエダイの仲間なども見られました。
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 私がウミアメンボを探している間、山田さんは自分の魚類調査をしていました。
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 こちらは山田さんの成果
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 というわけで、ウミアメンボは見つかりませんでしたが、良い下見になりました。何より、三浦半島にはこんな場所があったんだ!?ということに驚かされました。お世話になったHさんには、来年の7月にリベンジしたいので!とお願いしてきました。約100年ぶりとなる再発見は果たしてあるのでしょうか。夢が広がります。

Esaki, T., 1924. On the genus Halobates from Japanese and Formosan coasts (Hemiptera: Cerridae). Psyche, 31: 112-118, pl. 5.


by shingo-ayumi | 2019-10-09 21:23 | 水生半翅 | Comments(0)

ウミアメンボ ~幻の三浦半島産を追って~

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〈ウミアメンボ Halobates japonicus Esaki, 1924, 西表島〉
 8月頃、いつも大変お世話になっているH先生から一本の電話をいただきました。

「佐野は三浦半島でウミアメンボ見たことある?」
「え?ウミアメンボって三浦半島にいるんですか?ケシウミアメンボだったら所々いますけど?」
「そうだよね。実はウミアメンボの元記載は三浦なんだよ!」
「えぇー!」

 その後調べたところ、1924年に江崎先生が記載していました。海岸性の普通種であるケシウミアメンボや外洋性のコガタウミアメンボ等が流れ着くことは知っていましたが、まさかウミアメンボの記録があったとはノーマークでした。
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 というわけで、9月になりH先生と幻の三浦半島産ウミアメンボを求めて三浦半島をまわってきました。
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 なぜか海を泳いでいたコクワガタ!笑
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 Esaki(1924)によると、1921年7月に採集されています。しかも「Abu-ratsubo creek near Misaki, Provice of Sagami」との記述が!
 ここで重要なのはAbu-ratsubo(油壷)とcreek near(近くの小川)です。現在油壷に小川はないので(暗渠になっている)、それに近い環境を探して回ることにしました。
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 途中ヨコバイを採集するH先生
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 調査中、「三浦半島でアシブトメミズムシでないかな?笑」とニヤリと笑うH先生。寄り道をして海岸でアシブトメミズムシ探し!まぁそう簡単に見つかるようなものではありませんよね!笑
 上の写真は寄り道中に見つけた海浜性昆虫です。
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〈クロベンケイガニ〉
 三浦半島で小川が流れる湾は限られているので、途中から湾内にある漁港や堤防沿いを探すことにしました。南西諸島では漁港の船の周りや木立の下に泳いでいることがあるからです。
 途中立ち寄った比較的水の澄んだ漁港で「ここ良い感じだよねー!西表だったらこんな感じのところにいるよね!」なんて話していると、水面に虫の影が!?
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 やや!?
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〈ケシウミアメンボ〉
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 ケシウミアメンボの群れでした。もうひとこえ!!
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 日没のぎりぎりまで探し回りましたが見つかりませんでした。今日はアシブトメミズムシにウミアメンボに狙いのレベルが高すぎました。しかし、ウミアメンボ採集の視点で改めて海岸沿いを見て、もしかしたらここにはいるかも!?というような若干の期待と勉強にはなりました。
 今度は7月頃に行こうということで解散しました。

Esaki, T., 1924. On the genus Halobates from Japanese and Formosan coasts (Hemiptera: Cerridae). Psyche, 31: 112-118, pl. 5.
by shingo-ayumi | 2019-09-26 18:19 | 水生半翅 | Comments(2)

オガサワラアメンボ

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〈オガサワラアメンボ Neogerris boninensis, 小笠原諸島父島〉
 前回のオガサワラヨシノボリに続いて、またまた小笠原ネタです。
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 小笠原固有の昆虫の中では比較的遭遇しやすい昆虫なのではないでしょうか。当時、水生昆虫好きとしてはオガサワラセスジゲンゴロウとオガサワラアメンボは絶対に見ておきたいと思って探しに行きましたが、2種ともあっさりと見つかりました。
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 オガサワラアメンボは流水性の種で沢のような場所で見られます。
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 生息地ではたくさん群れていました。

 そういえばこのブログも小笠原に行ったところから始まりました。ブログを始めて5年目になりますが、書くにあたって新しく調べたり、活動したことを復習したり、自分の中で整理するのに大事な作業だなと思い続けています。といっても最近は半分くらいお蔵入りしているのですが…苦にならないように楽しく続けられたらと思います。


by shingo-ayumi | 2019-03-16 22:16 | 水生半翅 | Comments(0)

ケシウミアメンボ

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〈ケシウミアメンボ Halovelia septentrionalis, 三浦半島〉
 海に進出した数少ない昆虫の中にウミアメンボの仲間がいますが、その中でも南日本から三浦半島にかけてはもっとも普通に見られるのがケシウミアメンボです。
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 磯のタイドプールや岩礁上で見られます。
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〈ケシウミアメンボの幼虫〉
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 水面を泳ぐケシウミアメンボ。分かりにくいですが、水面上に写っている黒い粒がそうです。
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 水面ばかりではなく、岩礁上に上がってトコトコと歩き回っている姿も多く見られます。
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 こうみると結構小さいです。淡水にいるカタビロアメンボの仲間です。
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〈八重山諸島の生息地〉
 ちなみに沖縄など南西諸島でも普通に見られ、上の写真のような小さなタイドプールでたくさん見られました。


by shingo-ayumi | 2018-08-12 12:13 | 水生半翅 | Comments(0)

ヒメコミズムシ

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〈ヒメコミズムシ Sigara matsumurai, 茨城県〉
 コミズムシの仲間はどれもよく似ていて、野外での同定は困難ですが、このヒメコミズムシは、同属のエサキコミズムシやハラグロコミズムシより小型で、何となく「こいつはヒメコミズだな!」と予想が付きやすい種だと思います。
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〈生息地の様子,千葉県〉
 本種は、水生植物が豊富な湿地に生息する印象があり、どこにでもいる普通種ではないと思っています。私の地元、神奈川県でも生息地はほとんどありません。


by shingo-ayumi | 2018-06-01 00:59 | 水生半翅 | Comments(0)

ヒメタイコウチ(2017年9月)

 先日、日帰りで愛知県に行ってきました。誰も調査していなさそうな地域で、小さいゲンゴロウ類を期待していきました。
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 池を回る中で、地図上では池だけれど、行ってみると干上がってずいぶん経つような場所を見つけました。しかし、ゲンゴロウを探すにはここじゃダメだと思い帰ろうとすると、池跡の縁が若干湿っていることに気付きました。こういう所ってヒメタイコウチがいそうだよなぁと思いました。分布的にいてもおかしくありません。
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 早速湿っている土を足で軽く踏んでみました。ちなみにヒメタイコウチは土に浅く潜っていたり、落ち葉に紛れていたりするので、このように軽く踏んでやると驚いて出てくるのです。
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〈ヒメタイコウチ終齢幼虫,愛知県〉
 予想した通りヒメタイコウチは出てきました!やはりいたか!
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〈ホソクロマメゲンゴロウ〉
 ついでにホソクロマメゲンゴロウも出てきました。
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 思わぬ収穫にテンションが上がりましたが、その後のゲンゴロウ採集は惨敗でした。おまけに帰りに立ち寄った以前から知っているポイントは、埋め立てられている最中でガックリして帰って来ました。こうやって少しずつ水生昆虫の生息地が無くなっていくのを見ると悲しいものです。


by shingo-ayumi | 2017-09-25 22:50 | 水生半翅 | Comments(0)

ナベブタムシ

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〈ナベブタムシ Aphelocheirus vittatus, 山梨県〉
 ナベブタムシは流水性の水生半翅類です。川底の砂や砂利があるところで多く見られます。大きさは1cm弱です。
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〈ナベブタムシ幼虫〉
 鍋のフタのようなかたちをしていることから「鍋蓋虫」という和名がついていますが、成虫より幼虫の方が、より鍋蓋感があります!
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 国内におけるナベブタムシの仲間は、3種類が知られています。そして、そのうちの1種、カワムラナベブタムシは絶滅種とされており、まさに幻の水生昆虫なのです。

 以前、「カワムラナベブタムシがいるんじゃないか?」と夢を抱き滋賀県の川を探したことがありました。するの川の中にホンモノの鍋蓋が落ちていて、「うそでしょ?まさか!」と掬いあげてみると、鍋蓋の下に数匹のナベブタムシがいるのを発見しました。「鍋蓋の下に本当にナベブタムシがいたよ!!」と笑った記憶があります(笑)
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〈ナベブタムシと一緒に発見した鍋蓋,滋賀県〉
 もちろん幻のカワムラナベブタムシは見つかりませんでした・・・笑


by shingo-ayumi | 2017-02-21 23:56 | 水生半翅 | Comments(0)

オキナワイトアメンボ

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〈オキナワイトアメンボ Hydrometra okinawana, 三浦半島〉
 和名には「オキナワ」と付くのに、実は本州に広く分布していた!というイトアメンボの仲間です。
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 こういう名前の付いている虫は、やっぱり南方系で、海沿いとか開けた水辺に多いのかと思いきや、そうでもなく、三浦半島では内陸の閉鎖的な環境でも見られます。実際、オキナワイトアメンボがどんな環境を好むのかよく分かりません。
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〈オキナワイトアメンボの幼虫〉
 水辺に落ちた昆虫を摂食していたのでしょうか?生息地で観察をしていると、成虫は比較的水際の石や落ち葉などに上がっていることが多い気がしますが、幼虫はあまり水辺から離れずにいる気がします。
 なんかナナフシみたいでカワイイですね!笑
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〈上:オキナワイトアメンボ 下:ヒメイトアメンボ〉
 オキナワイトアメンボとヒメイトアメンボの比較です。2種の見分け方はオスの腹部にあるトゲの位置が分かりやすいと思っています。
 同じ水辺で2種が混生している場所は見たことがありませんが、すぐ近くの場所で2種が生息しているのは見たことがあります。この2種は棲み分けているのかいないのか?正直よく分かりません。ちゃんと調べたら面白いかなぁ~とは思っているのですが、まぁ今後の課題です。


by shingo-ayumi | 2016-07-28 23:39 | 水生半翅 | Comments(0)

マダラミズカメムシ

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〈マダラミズカメムシ無翅型 Mesovelia japonica
 先週、調査でマダラミズカメムシのいるポイントに行ってきました。
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〈マダラミズカメムシ有翅型〉
 これまで調査地内のいくつかの水辺でマダラミズカメムシを採集してきましたが、比較的暗い落ち葉があるような池で見られる印象があります。落ち葉がある池というとキベリヒラタガムシやヤスマツアメンボがいるような環境をイメージしますが、それとは少し違いもう少し水深のある安定した水辺を好んでいるような気がします。
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 羽化して間もない有翅型の個体。きれいですが、なんかちょっとユスリカっぽいですね…笑
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 有翅型の終齢幼虫
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 有翅型の個体はそれほど多くないと思うのですが、ここに写っている幼虫はみんな将来翅になる芽翅があります。「おぉー有翅型の幼虫は初めて見た!しかもこんなにいっぱい!」と喜んで撮影しました。
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「おっ?なんだコラ!このガキが!」みたいな感じでしょうか?笑 無翅型の成虫が将来有翅型になる幼虫をひがんで有翅型の幼虫にカラんでいる!?そんな想像をしながら撮りました(笑)



by shingo-ayumi | 2016-06-16 11:07 | 水生半翅 | Comments(0)

ヘリグロミズカメムシ

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〈ヘリグロミズカメムシ Mesovelia thermailis, 横浜市〉
 地元横浜市で見られるミズカメムシの仲間のほとんどは、ムモンミズカメムシとこのヘリグロミズカメムシです。ちなみに上の写真の個体はメスです。
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〈ヘリグロミズカメムムシ♂〉
 ぱっと見ただけではヘリグロとムモンを見分けるのは難しいと思われます。
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 しかし、上の写真のようにひっくり返すと違いが見られます。

 オスはヘリグロもムモンも腹部第8腹板に2つの黒い突起があります(逆に言えば、黒い突起が2つあれば、ムモンかヘリグロであると見当が付きます)。しかし、メスは、ヘリグロはムモンと違って、腹部の第9腹板に針状の突起があるのが特徴です。ちなみにメスだけで見分ける場合は、普通のミズカメムシにもヘリグロに似た突起があるので注意が必要です(普通のミズカメムシの突起はヘリグロほど鋭くありません)。


by shingo-ayumi | 2016-06-11 01:05 | 水生半翅 | Comments(0)