水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。
by 佐野真吾、歩海
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5月の侍従川(2015)
先日、地元横浜市金沢区の侍従川で観察会の打ち合わせがあったので、そのついでに5月の侍従川を撮影してきました。




〈ボラ〉
小さいボラもたくさん見られました。




〈クサフグ〉
クサフグは産卵が近いのでしょうか。群れているのをいたるところで見かけました。ちなみに侍従川では産卵は確認していませんが、この時期群れをよく見かけるので、近くに産卵ポイントがあるのではないかと探っているところです。
クサフグは産卵が近いのでしょうか。群れているのをいたるところで見かけました。ちなみに侍従川では産卵は確認していませんが、この時期群れをよく見かけるので、近くに産卵ポイントがあるのではないかと探っているところです。

小さいボラもたくさん見られました。
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by shingo-ayumi
| 2015-05-28 00:48
| 侍従川流域
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Comments(0)
ベトナムのゲンゴロウ
ベトナムのゲンゴロウについて以前Cybister dehaaniiとThermonectus sp.は書かせていただいたので、今回はそれ以外の種についてご紹介したいと思います。
〈コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus〉
コガタノゲンゴロウは世界各国7亜種に分けられているそうですが、以前アジア、オセアニア、アフリカの標本の交尾器を調べたものの違いはよく分かりませんでした。日本を含むアジア一帯に広く分布するものはC.tripunctatus lateralis とされていますが、東南アジアのものをC.tripunctatus asiaticusとしている場合もあり、正直コガタノゲンゴロウの分類はよく分かりません。コガタノゲンゴロウは他にも謎に包まれ興味をそそられるネタがたくさんあり、僕の海外遠征の大きな目的にもなっています☆
〈トビイロゲンゴロウ Cybister sugillatus〉
トビイロゲンゴロウは日本の南西諸島にも分布しており、東南アジア一帯に広く分布しているようです。ちなみに東南アジアにはトビイロゲンゴロウによく似ている種として、以前ご紹介した少し小型のC.dehaaniiや逆にやや大型のC.siamensisが分布しています。
〈ウスイロシマゲンゴロウ Hydaticus rhantoides?〉
これは日本にも分布するウスイロシマゲンゴロウと同一種だと思われます。ただ日本のウスイロシマと比較してやや細長くシャープな気がしますが気のせいでしょうか。こいつは水田や休耕田、湿地など多くの水辺で見られました。
〈Hyphydrus sp.〉
これはケシゲンゴロウの1種ですが、模様からして日本には分布していない種だと思われます。ちなみに小型種は他にもセスジゲンゴロウの仲間が1種、ツブゲンゴロウの仲間が3種、コツブゲンゴロウの仲間が1種、マルケシゲンゴロウの仲間が2種、チビゲンゴロウの仲間3、コガシラミズムシの仲間が2種見られました。日本との共通種としてはウスチャツブゲンゴロウ、アンピンチビゲンゴロウ、アマミチビゲンゴロウ、オオマルケシゲンゴロウなどがいました。
ゲンゴロウ類がたくさんみられた休耕田。イネ科やコナギ、ナンゴクデンジソウなどが繁茂していました。上記の種は、いずれもこのような休耕田を中心に見られました。
採集の様子
〈ヒメフチトリゲンゴロウ Cybister rugosus 〉
日本にも分布しているヒメフチトリゲンゴロウと同一種だと思われます。ちなみにヒメフチにそっくりでC.ventralisと表記されているものもいますが、僕は同一種なのではないかと勝手に思っています。このあたりもよく分かりません。
ここでは幼虫もたくさん見られました。ちなみに一緒に写っているヤゴは日本のリュウキュウギンヤンマに近いAnax属のヤゴです。
〈ヒメフチトリゲンゴロウの幼虫〉
一瞬フチトリゲンゴロウC.limbatusかC.gueriniの幼虫かと思って期待したのですが、頭部の形状からヒメフチトリゲンゴロウだと分かりました。
ヒメフチトリゲンゴロウは比較的大きく透明度の高い池で見つけました。2014年にベトナムで調査した時は休耕田で1個体だけ見つけられましたが、1個体のみで幼虫なども見られなかったので、きっと本拠地ではないだろうと思っていましたが、やはりヒメフチはベトナムでも日本と同様に池を好む種類なんだなぁと感じました。この池は網を入れる前から、「これは絶対にいる!」と確信しました。

コガタノゲンゴロウは世界各国7亜種に分けられているそうですが、以前アジア、オセアニア、アフリカの標本の交尾器を調べたものの違いはよく分かりませんでした。日本を含むアジア一帯に広く分布するものはC.tripunctatus lateralis とされていますが、東南アジアのものをC.tripunctatus asiaticusとしている場合もあり、正直コガタノゲンゴロウの分類はよく分かりません。コガタノゲンゴロウは他にも謎に包まれ興味をそそられるネタがたくさんあり、僕の海外遠征の大きな目的にもなっています☆

トビイロゲンゴロウは日本の南西諸島にも分布しており、東南アジア一帯に広く分布しているようです。ちなみに東南アジアにはトビイロゲンゴロウによく似ている種として、以前ご紹介した少し小型のC.dehaaniiや逆にやや大型のC.siamensisが分布しています。

これは日本にも分布するウスイロシマゲンゴロウと同一種だと思われます。ただ日本のウスイロシマと比較してやや細長くシャープな気がしますが気のせいでしょうか。こいつは水田や休耕田、湿地など多くの水辺で見られました。

これはケシゲンゴロウの1種ですが、模様からして日本には分布していない種だと思われます。ちなみに小型種は他にもセスジゲンゴロウの仲間が1種、ツブゲンゴロウの仲間が3種、コツブゲンゴロウの仲間が1種、マルケシゲンゴロウの仲間が2種、チビゲンゴロウの仲間3、コガシラミズムシの仲間が2種見られました。日本との共通種としてはウスチャツブゲンゴロウ、アンピンチビゲンゴロウ、アマミチビゲンゴロウ、オオマルケシゲンゴロウなどがいました。



日本にも分布しているヒメフチトリゲンゴロウと同一種だと思われます。ちなみにヒメフチにそっくりでC.ventralisと表記されているものもいますが、僕は同一種なのではないかと勝手に思っています。このあたりもよく分かりません。


一瞬フチトリゲンゴロウC.limbatusかC.gueriniの幼虫かと思って期待したのですが、頭部の形状からヒメフチトリゲンゴロウだと分かりました。

ヒメフチトリゲンゴロウは比較的大きく透明度の高い池で見つけました。2014年にベトナムで調査した時は休耕田で1個体だけ見つけられましたが、1個体のみで幼虫なども見られなかったので、きっと本拠地ではないだろうと思っていましたが、やはりヒメフチはベトナムでも日本と同様に池を好む種類なんだなぁと感じました。この池は網を入れる前から、「これは絶対にいる!」と確信しました。
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by shingo-ayumi
| 2015-05-27 08:40
| ゲンゴロウ
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ベトナムの水生昆虫
ベトナムのゲンゴロウ以外の水生昆虫編です。
〈インドシナオオタイコウチ〉
持つと死んだふりをするのは日本のタイコウチと同じですね。
インドシナオオタイコウチは湿地から水田、休耕田、水たまりなどあらゆる水辺から見つけることができました。

トンガリ頭のオオミズスマシ
ベトナム南部の川。以前ベトナムの北部やマレーシアでも見つけました。タイにもいるそうでいただいたことがあります。比較的平地にあるきれいな川に棲んでいます。
オナガミズスマシの1種
こちらもオナガミズスマシの1種ですが、大きさが違いおそらく別種だと思います。
比較的標高の高い源流域で見られました。オナガミズスマシの仲間は他にも何種類かみられ、ベトナムでは複数種が分布していると思われます。









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by shingo-ayumi
| 2015-05-26 00:59
| 水生昆虫いろいろ
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ヤゴ食
そういえば、ベトナムで面白い食べ物を見つけたのでご紹介します。ベトナム編はネタが多くて、先日まとめ編を書いたばかりなのに書きたいことが次から次へと思い浮かんで後出しになってしまいます。。
さてこの写真はいったいなんでしょうか!?
答えはヤゴです。町の食堂で見つけました。よく見ると、サナエトンボの仲間とコヤマトンボの仲間ですね。こいつらを調理して食べるそうです。今回は食べませんでしたが、僕も以前日本でミルンヤンマとカワトンボのヤゴを天ぷらにして食べたことがあります。天ぷらだったので、味はよく分からずパリパリとした感じでした。

さてこの写真はいったいなんでしょうか!?

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by shingo-ayumi
| 2015-05-24 23:21
| 自然を食す
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称名寺(5月)~子どもの頃~
称名寺のショウブがすごいという噂を聞いて行ってみました。確かにショウブはすごかったのですが、咲いていたのはすべて外来種のキショウブだったのが少し残念でした。まぁ外来種とは言えきれいですけどね。
称名寺の池はミシシッピアカミミガメ、ワニガメ、スッポン、ブルーギル、コイ、ウシガエル、アメリカザリガニ等々完全に外来種の池となっていますが、そんな中でもオオヤマトンボやウチワヤンマなど在来種も生き残っているので、金沢区内では貴重な水辺です。
さて、話は変わるのですが、先日実家で1991年に称名寺で撮影した子どもの頃の写真が発見されました。
というわけでビフォーアフターといった感じで撮影してもらいました!笑



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by shingo-ayumi
| 2015-05-24 23:06
| 称名寺
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リュウキュウギンヤンマの羽化
少し前の話ですが、先週うちでリュウキュウギンヤンマが羽化しました。羽化の瞬間というのはどんな生きものでも美しいものです。





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by shingo-ayumi
| 2015-05-23 01:40
| 我が家のいきもの
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ベトナムの旅 (2015) ~まとめ~
今回は僕が現地でレンズを紛失したことに加え、撮影と採集の両立はできないということもあり、僕は採集メインで撮影は歩海奥様に任せっきりでした。というわけで、歩海奥様の写真メインでベトナム旅行(2005)のまとめとして旅の風景をご紹介したいと思います。
最初はベトナム南部から調査をしました。

道路が川になっていました。そんな道を通って出発です。
ライギョの仲間は池や湿地など様々な止水域で見られました。
3日後には飛行機で北部に移動しました。
1500mを超える高山地帯の棚田
さぁ出発!!


大きな板根をもつ木に登りました!

ギャー落ちるー!!ちなみにこの直後、岩の隙間から巨大なムカデが落ちてきました!






撮影しようとグイグイ来る怪しい人に驚き動けない牛たち
吊り橋の上の出会い



日本のナガサキアゲハと比べて白い部分が多いですね。

暴走ヤギの子どもたち

僕は去年も行った雄大な風景の川に行きました。この川は透明度も高く僕らはシュノーケルをつけて泳ぎました。
川に潜るとボウズハゼのような魚がいましたタニノボリ科のVanmanwnia属の種で、中国南部、ラオス、ベトナムに複数の種に分かれて分布しているそうです。
奥様は町で買ったアオザイを来て撮影をしました。やはり撮る人が上手いと違いますね!笑
朝、4時に起きて、早朝に飛ぶミルンヤンマに近い仲間のトンボを探しに行きました。原生林の目覚めは美しいですね。

旅の最後は棚田にやってきました。ベトナム北部には広大な棚田がいくつもあります。






村の人たちに虫を見せるとみんな興味津々(?)
最終日は棚田の近くの小さな町を散歩しました。
水牛をひく少年と出会いました。
少年に頼んで水牛と写真を撮らせてもらいました。
今回も楽しい旅になりました☆








































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by shingo-ayumi
| 2015-05-21 00:56
| 旅
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ベトナムのトンボ
ベトナムでは水生昆虫だけでなくトンボの採集もしました。南部から北部まで見たので、地域によっての固有性や多様性がみられました。というわけで、今回の旅で見られたほんの一部の種類と調査風景をアップしたいと思います。













































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by shingo-ayumi
| 2015-05-19 23:59
| トンボ
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ベトナムのコオイムシ




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by shingo-ayumi
| 2015-05-16 20:21
| 水生半翅
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ベトナムのナベブタムシとコバンムシ
ベトナムでは様々な種類のナベブタムシとコバンムシが見られました。
巨大なナベブタムシ
手にのせるとその大きさが分かります。
裏側
この大きなナベブタムシは比較的標高の低い丘陵地を流れる緩やかな川で見られました。
川で見つけたコバンムシ。大きさは日本のコバンムシと同じくらいです。ちなみにコバンムシの仲間は違う種類のやつを池でも2種類見つけました。池で見つけた種類はいずれも体長1cm以下で日本のコバンムシと比べて小さくゴツイ印象でした。
このナベブタムシはまた違う種類で、標高1000m近い山の中を流れる源流域の砂の中から見つけられました。






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by shingo-ayumi
| 2015-05-16 01:04
| 水生半翅
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