水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。
by 佐野真吾、歩海
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「海獣の子供」の世界観
最近、通勤の電車の中で「海獣の子供」という漫画を読み返しています。IKKIコミックに連載された五十嵐大介さんによる全5巻完結の作品です。
あらすじとしては、人とのコミュニケーションが苦手で、学校ではうまくいかない中学生の少女、琉花(るか)が、ある時不思議な少年たちと出会います。少年たちは、ジュゴンに育てられ、生き物と交感できる力と感受性を持っています。そして、琉花は、彼らと海で起こるある出来事に巻き込まれ、ひと夏の不思議な経験をするという物語です。
そんな「海獣の子供」ですが、作品に登場する生き物は、現実に実在する種を用いていて、種類が分かるくらい正確に描かれているのが生き物好きとしては嬉しいところです!また、世界の民俗学や不思議な現象を取り入れて、壮大で美しい世界を表現しているのがこの作品の特徴です。
また、作品の中では、クライマックスに向けて、不思議な自然現象が次々と起こります。その内容というのが、例えば、深海に棲むはずのメガマウスやリュウグウノツカイが砂浜に打ちあがったり、東南アジアのチョウであるアカエリトリバネアゲハが日本で見つかったり、現実世界でもぎりぎりありそうなリアルな描写となっており、漫画の世界観に引き込まれます。
↑上の写真は、以前地元の侍従川でみた大型のウキゴリです。ボロボロで死んでいるようですが、かすかに生きています。海獣の子供の中でもヘリコプリオンというサメが、体組織が崩壊し、かすかに生きた状態で海中を漂っているところを発見され、「これには何か意味があるのか?」という描写があり、このウキゴリのことを思い出して「こういう状況って現実にもありそうだなぁ~」と思いました。
↑上の写真は、1匹のアカエイの周りにスズキが群がり、アカエイはスズキの群れを引き連れたまま去って行ったという状況を目撃した時に撮影したものです。今でもあの現象は何だったんだろうか?と思うのですが、海獣の子供の中でも生き物や物語のカギとなる少年が、たくさんの生き物を引き連れて泳ぎ、最後は生き物たちに食べられてしまうという描写があるのです。
まぁ、あの後、アカエイがスズキたちに食べられたとは思えませんが、どこか重なるところがある話でした。

〈かつてジュゴンの多産地だった沖縄県の新城島〉
島には奉納されたジュゴンの頭骨が祭られているそうです。
〈西表島の藻場〉
ジュゴンがいそうな西表島の藻場。現在は絶滅しましたが、こんな場所に生息していたのかもしれません。
他にもこの描写は生き物のこんな生態や現象をもとに表しているのでは??と思わせる部分がたくさんあります。
また、「人間は言葉を使うことで、決められた型に無理やり押し込めて、言葉にはまらない感受を切り捨てているから世界の姿を見えにくくしている。しかし、生き物は、もっと豊かにお互いを表現し伝え合っているかもしれない」というようなことが書いてあり、う~ん確かに一理あるなぁ~と思いました。
というわけで、生き物好きには是非お勧めしたい漫画です☆
さて、ずっと前に書いたブログ記事が、最近ランキングに上がってきて、何があったのかと思ったら、2019年6月から劇場化されるのですね!楽しみです!それに便乗して少し記事に追加をしました☆

〈神奈川県横須賀市,観音崎たたら浜〉
この記事を最初に書いた時はまだ横浜に住んでいたのですが、横須賀市にある観音崎自然博物館に勤めだしてからは、博物館の近くに引っ越しました。そして、この観音崎自然博物館に入って最初に思ったことは「ここはリアル海獣の子供ワールドだ!」ということでした。
ちなみに漫画の舞台となっている「えのくら水族館」のモデルは江ノ島水族館です。同じ神奈川県ですが観音崎自然博物館ではありません。
主人公の琉花が海沿いを自転車で走るシーンがありますが、同じような風景の中、海沿いの道を自転車で走りながら通勤する毎日は最高に爽やかです。

普段穏やかな観音崎ですが、台風が来るとあたりは一変します。特に大潮の満潮と大きな台風が重なると、海は浜を覆いつくし、漂着物や魚が道路までうち上がります。台風で魚が道路にうち上がるシーンは海獣の子供にもありますね。上の写真は台風が通り過ぎて数時間後の写真ですが、直撃の時は外に出られないくらい激しい状況になります。
〈うち上がったカツオノエボシ〉
しかし、台風が過ぎると、浜は一瞬だけ美しい風景になることがあります。カツオノエボシやカツオノカンムリ、色とりどりの海藻等が打ちあがり美しい風景が広がります。しかし、それは本当に一瞬で、半日もしないうちに再び波に流され海に戻っていくのです。
他にも観音崎は、時々スナメリやアカウミガメが漂着したり、博物館の幽霊の話があったり、夜光虫やウミホタルが見られたり、海獣の子供の世界観がそのまま現実になったような場所だな~と日々感じながら生活しています。
あらすじとしては、人とのコミュニケーションが苦手で、学校ではうまくいかない中学生の少女、琉花(るか)が、ある時不思議な少年たちと出会います。少年たちは、ジュゴンに育てられ、生き物と交感できる力と感受性を持っています。そして、琉花は、彼らと海で起こるある出来事に巻き込まれ、ひと夏の不思議な経験をするという物語です。

また、作品の中では、クライマックスに向けて、不思議な自然現象が次々と起こります。その内容というのが、例えば、深海に棲むはずのメガマウスやリュウグウノツカイが砂浜に打ちあがったり、東南アジアのチョウであるアカエリトリバネアゲハが日本で見つかったり、現実世界でもぎりぎりありそうなリアルな描写となっており、漫画の世界観に引き込まれます。


まぁ、あの後、アカエイがスズキたちに食べられたとは思えませんが、どこか重なるところがある話でした。

島には奉納されたジュゴンの頭骨が祭られているそうです。

ジュゴンがいそうな西表島の藻場。現在は絶滅しましたが、こんな場所に生息していたのかもしれません。
他にもこの描写は生き物のこんな生態や現象をもとに表しているのでは??と思わせる部分がたくさんあります。
また、「人間は言葉を使うことで、決められた型に無理やり押し込めて、言葉にはまらない感受を切り捨てているから世界の姿を見えにくくしている。しかし、生き物は、もっと豊かにお互いを表現し伝え合っているかもしれない」というようなことが書いてあり、う~ん確かに一理あるなぁ~と思いました。
というわけで、生き物好きには是非お勧めしたい漫画です☆
さて、ずっと前に書いたブログ記事が、最近ランキングに上がってきて、何があったのかと思ったら、2019年6月から劇場化されるのですね!楽しみです!それに便乗して少し記事に追加をしました☆

この記事を最初に書いた時はまだ横浜に住んでいたのですが、横須賀市にある観音崎自然博物館に勤めだしてからは、博物館の近くに引っ越しました。そして、この観音崎自然博物館に入って最初に思ったことは「ここはリアル海獣の子供ワールドだ!」ということでした。
ちなみに漫画の舞台となっている「えのくら水族館」のモデルは江ノ島水族館です。同じ神奈川県ですが観音崎自然博物館ではありません。




しかし、台風が過ぎると、浜は一瞬だけ美しい風景になることがあります。カツオノエボシやカツオノカンムリ、色とりどりの海藻等が打ちあがり美しい風景が広がります。しかし、それは本当に一瞬で、半日もしないうちに再び波に流され海に戻っていくのです。
他にも観音崎は、時々スナメリやアカウミガメが漂着したり、博物館の幽霊の話があったり、夜光虫やウミホタルが見られたり、海獣の子供の世界観がそのまま現実になったような場所だな~と日々感じながら生活しています。
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by shingo-ayumi
| 2016-11-27 22:15
| その他
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秋の称名寺(2016年11月下旬)








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by shingo-ayumi
| 2016-11-26 15:46
| 称名寺
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称名寺の「三つ鱗」








称名寺には、上の写真のような三角形を三つくっつけたようなマークがそこらじゅうにあります。これは北条家が用いていた「三つ鱗」という家紋です。
800年くらい前、北条家の初代執権、北条時政が子孫繁栄のために江ノ島弁財天で祈願をおこなったそうです。するとその日の夜、美しい女性が現れ、北条家の子孫繁栄をお告げしたそうです。その後、女性は大蛇に姿を変えて海に消えて行ったのでした。しかし、女性が去った後、時政は、大蛇の鱗が三枚落ちていることに気が付きました。そして、その三枚の鱗で家紋を作ったそうです。
なるほど!じゃぁ僕もゲンゴロウの翅を3枚合わせて、「三つ源五郎鞘翅」とか言ってウチの家紋にしようかなぁ・・・なんて一人で妄想しました!笑

しかし、「三つ鱗」を探しているうちに一つ気になることがありました。歴史には鎌倉時代に登場する北条家と、戦国時代に登場する北条家があります。鎌倉時代の北条家の家紋は、正三角形の三つ鱗、戦国時代の北条家の家紋は二等辺三角形の三つ鱗(正確には三つ盛鱗というらしい)というふうに区別しているそうです。ところが、称名寺は鎌倉時代の北条家ゆかりの寺であるにも関わらず、二等辺三角形の三つ盛鱗を使用しているんです。ちなみに屋根の瓦の家紋だけは正三角形の三つ鱗でした。素人の僕にはよく分かりませんが、なんでなんだろう??と疑問に思いながら帰宅しました。
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by shingo-ayumi
| 2016-11-20 16:49
| 称名寺
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クロヨシノボリとシマヨシノボリ(三浦半島産)

三浦半島のヨシノボリについては、少し前に淡水エビと一緒に書いたのですが、あの時載せなかった写真を整理したので、淡水エビの話とは別けて、改めて書こうと思います。

神奈川県のレッドデータブック(2006)において、クロヨシノボリは準絶滅危惧種に指定されています。
三浦半島ではいろいろな川で見かけますが、どの川も決して多くなく、確実にたくさん見られる場所は少ないのではないかと思います。

個人的に、クロヨシはシブくてカッコイイなと思います☆

この川はクロヨシノボリが必ず見られる川です。個体数も多いと思います。三浦半島では、距離が短く、源流・上流域からいきなり河口というようなタイプの川に多い気がします。




こちらはシマヨシです↑。

シマヨシは警戒心が薄いのか、カメラを向けてもほとんど逃げません。むしろカメラを大きな障害物と勘違いするのか、カメラの下に隠れようとすらしてきます。

ちなみに上の写真はクロヨシとシマヨシの比較です。ほっぺたの模様で簡単に見分けられます。


ついでですが、この日はボウズハゼがたくさん見られました。ここ数年、もの凄く増えた印象があります。僕が子どもの頃は、三浦半島でボウズハゼが採れるとメチャクチャ嬉しかった記憶があります。しかし、最近はどこでも採れるようになったので、ありがたみが薄れてしまいました・・・笑 温暖化の影響で増えたという人もいます。

ヘンな顔!!カワイイ!!

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by shingo-ayumi
| 2016-11-13 01:20
| 淡水生物いろいろ
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エゾセスジガムシ

国内では、北海道と本州北部に分布するセスジガムシの1種です。同じく北海道に分布するキタセスジガムシより一回り小さく、体長は3mm程です。


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by shingo-ayumi
| 2016-11-10 00:30
| 水生昆虫いろいろ
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葉山の海(2016年11月)


















というわけで、この日以来運動は大事だ!!と思ったので、毎晩筋トレかマラソンをすることにしました!(笑) その効果なのか、気持ちを切り替えてデスクワークができています☆
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by shingo-ayumi
| 2016-11-08 23:15
| 海
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秋の称名寺(2016年11月初旬)










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by shingo-ayumi
| 2016-11-07 21:17
| 称名寺
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キタテハ vs ネコ
昨日、今日と秋晴れでポカポカした気持ちの良い2日間でした。
朝、ウチの庭にはたくさんのタテハチョウ科が集まり、日向ぼっこをしたり、前の家のカキを給餌したりしていました。
〈キタテハ〉
キタテハは、成虫で越冬するチョウであるため、寒い時期でも暖かい日には活動する姿が見られます。
チョウたちは、ウチの壁が好きなのか、やたらと集まってきて、日向ぼっこをしています。
ウチの壁は、この時期でも朝から日が当たるので、日向ぼっこにはちょうどいいのかもしれません。
〈アカタテハ〉
ゴミバケツにとまるアカタテハ。この日は、キタテハ、アカタテハ、ヒメアカタテハが来ていました。
僕がチョウの写真を撮っていると、近所の野良ネコがやってきました。
野良ネコは、何やら獲物を狙うような姿勢でコソコソと歩き出しました。
ん?止まった!何かいるのか!?
ネコが狙っていたのは、なんとキタテハでした!(写真の右下)
ネコは落ちたカキを給餌するキタテハに狙いを定めていたのです!
そして、1分程対峙したあと、ネコはついにキタテハに飛び掛かりました!!
しかし、結果はご覧の通り↑(笑)
1回目のネコパンチは命中し、一瞬捕らえたように思いましたが、キタテハは腕の中から抜け出しました。焦ったネコはパンチを繰り出すものの結局逃げられてしまいました。この攻防こそ写真に収められればよかったのですが、残念ながらうまく撮れませんでした…
うまく逃げ切ったキタテハはウチの壁にとまりました。「あ~良かった!死ぬかと思った!ふぃ~」と言った感じでしょう。しかし、よく見ると翅が少し破れていますね。前の写真では破れていないので、ネコの攻撃によって追った傷でしょう。冬眠前の日向ぼっこ中に恐ろしい敵に襲われたものです。

ちなみに、上の写真は、キタテハと戦ったネコの子共の「みぃすけ(歩海命名)」。今年生まれた子猫で、近所の誰かに首輪を付けられたようです!笑 ウチの前にあるカキの木の下で毎日日向ぼっこをしています。こいつもいつもキタテハを狙っています!笑
というわけで、この日は自宅前でおこなわれたチョウ vs ネコの攻防を見てから出かけました。
朝、ウチの庭にはたくさんのタテハチョウ科が集まり、日向ぼっこをしたり、前の家のカキを給餌したりしていました。

キタテハは、成虫で越冬するチョウであるため、寒い時期でも暖かい日には活動する姿が見られます。



ゴミバケツにとまるアカタテハ。この日は、キタテハ、アカタテハ、ヒメアカタテハが来ていました。




ネコは落ちたカキを給餌するキタテハに狙いを定めていたのです!
そして、1分程対峙したあと、ネコはついにキタテハに飛び掛かりました!!

1回目のネコパンチは命中し、一瞬捕らえたように思いましたが、キタテハは腕の中から抜け出しました。焦ったネコはパンチを繰り出すものの結局逃げられてしまいました。この攻防こそ写真に収められればよかったのですが、残念ながらうまく撮れませんでした…
うまく逃げ切ったキタテハはウチの壁にとまりました。「あ~良かった!死ぬかと思った!ふぃ~」と言った感じでしょう。しかし、よく見ると翅が少し破れていますね。前の写真では破れていないので、ネコの攻撃によって追った傷でしょう。冬眠前の日向ぼっこ中に恐ろしい敵に襲われたものです。

というわけで、この日は自宅前でおこなわれたチョウ vs ネコの攻防を見てから出かけました。
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by shingo-ayumi
| 2016-11-04 19:38
| 虫いろいろ
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エゾカノシマチビゲンゴロウ ~ウチダくんからのお土産~
先日、日淡屋で採集仲間のウチダくんが、「北海道でゲンゴロウを採って来ました!何か見てください!」と言って、訪ねてきました。
おぉ!なんだろう?ワクワク
ウチダくんが採ってきたのはコイツでした↓
〈エゾカノシマチビゲンゴロウ,道東産,ウチダくん採集〉
エゾカノシマチビを採ってくるあたり、さすがウチダくんです!!笑 なんでもサケが遡上しているすぐ脇に泳いでいたとか。
本種は、国内では北海道にのみ分布するシマチビゲンゴロウ属の1種です。
黒味が強く、縦条紋が半分消えている個体も混ざっていました。僕は、縦条紋が消える個体は初めてみました。
「おぉいいな!黒いのちょうだい!!」と言ってもらいました!笑
ウチダくんは最近、神奈川県で記録したゲンゴロウの記録について報文を書いているそうです!彼も日淡屋からゲンゴロウ屋に転身かな?☆笑
おぉ!なんだろう?ワクワク
ウチダくんが採ってきたのはコイツでした↓

エゾカノシマチビを採ってくるあたり、さすがウチダくんです!!笑 なんでもサケが遡上しているすぐ脇に泳いでいたとか。
本種は、国内では北海道にのみ分布するシマチビゲンゴロウ属の1種です。

「おぉいいな!黒いのちょうだい!!」と言ってもらいました!笑
ウチダくんは最近、神奈川県で記録したゲンゴロウの記録について報文を書いているそうです!彼も日淡屋からゲンゴロウ屋に転身かな?☆笑
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by shingo-ayumi
| 2016-11-03 22:23
| ゲンゴロウ
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淡水エビの勉強
以前、侍従川の会の川掃除後、集まった仲間たちと、淡水エビの勉強をしよう!ということになり、三浦半島にある川に行ってきました。
〈ヤマトヌマエビ〉
この川は非常に短い川なのですが、多種の淡水エビが見られます。また、ヒメヌマエビ属が4種類(ヒメヌマエビ・ヤマトヌマエビ・トゲナシヌマエビ・ミゾレヌマエビ)見られるのでエビの勉強には良い川なのです。
〈トゲナシヌマエビ〉
他のヒメヌマエビ属と比べて額角が極端に短いのが特徴です。
〈ヒメヌマエビ〉
ヒメヌマエビだけ写真が適当ですみません。
ヒメヌマエビ属3種の額角を比較してみました。
〈ミゾレヌマエビ〉
比較的海に近い距離にある中流域・下流域に見られる種類です。他のヒメヌマエビ属と比べるとシャープな体型をしています。大きくなると黒い個体が多いですが、若いうちは透明な個体も多いので、色での同定は失敗することがあります。
〈ミゾレヌマエビの顔〉
他のヒメヌマエビ属と違って、額角が長いのも特徴です。そして、額角の先が途中で折れたような特徴的な形をしています。眼が良い人は、野外でも見分けられます!
〈ヌマエビ〉
ヌマエビとヌカエビは、眼の後ろに眼上刺というトゲがあるのが特徴です(下の写真の矢印)。肉眼でも目を凝らせば見ることができます。この眼上刺があれば、ヌマエビまたはヌカエビだということが分かります。

〈ヌマエビの顔〉
さらに、ヌマエビとヌカエビの違いは、ヌマエビは、額角に生えているギザギザしたノコギリのようなトゲが、眼の後ろまであります。一方ヌカエビは、眼の後ろまでトゲがなく、トゲも小さいので、そこで見分けることができます。
〈スジエビ〉
スジエビもたくさんいました。
スジエビの顔
〈スジエビ〉
スジエビは上の写真のように「逆ハの字」の模様が特徴的です。
〈ヒラテテナガエビ〉
これはヒラテテナガエビの若い個体です。赤丸のところに線が入っているのと、矢印のところに縦線が入るのが特徴です。神奈川県では、相模湾にそそぐ川では普通に見られますが、東京湾にそそぐ川では稀です。
この日は、ヒメヌマエビ、ヤマトヌマエビ、トゲナシヌマエビ、ミゾレヌマエビ、ヌマエビ、スジエビ、ヒラテテナガエビの7種類の淡水エビを観察することができました。

この川は非常に短い川なのですが、多種の淡水エビが見られます。また、ヒメヌマエビ属が4種類(ヒメヌマエビ・ヤマトヌマエビ・トゲナシヌマエビ・ミゾレヌマエビ)見られるのでエビの勉強には良い川なのです。

他のヒメヌマエビ属と比べて額角が極端に短いのが特徴です。

ヒメヌマエビだけ写真が適当ですみません。


比較的海に近い距離にある中流域・下流域に見られる種類です。他のヒメヌマエビ属と比べるとシャープな体型をしています。大きくなると黒い個体が多いですが、若いうちは透明な個体も多いので、色での同定は失敗することがあります。

他のヒメヌマエビ属と違って、額角が長いのも特徴です。そして、額角の先が途中で折れたような特徴的な形をしています。眼が良い人は、野外でも見分けられます!

ヌマエビとヌカエビは、眼の後ろに眼上刺というトゲがあるのが特徴です(下の写真の矢印)。肉眼でも目を凝らせば見ることができます。この眼上刺があれば、ヌマエビまたはヌカエビだということが分かります。

さらに、ヌマエビとヌカエビの違いは、ヌマエビは、額角に生えているギザギザしたノコギリのようなトゲが、眼の後ろまであります。一方ヌカエビは、眼の後ろまでトゲがなく、トゲも小さいので、そこで見分けることができます。

スジエビもたくさんいました。


スジエビは上の写真のように「逆ハの字」の模様が特徴的です。

これはヒラテテナガエビの若い個体です。赤丸のところに線が入っているのと、矢印のところに縦線が入るのが特徴です。神奈川県では、相模湾にそそぐ川では普通に見られますが、東京湾にそそぐ川では稀です。

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by shingo-ayumi
| 2016-11-02 22:52
| 淡水生物いろいろ
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