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水辺の自然を中心としたブログです。夫婦でやっています。


by 佐野真吾、歩海

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ジュニア生物調査隊(2019)~観音崎調査(海辺編)~

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 台風19号が通り過ぎた翌日、観音崎自然博物館ジュニア生物調査隊は、ホームである観音崎の浜で、海浜性昆虫の調査をおこないました。  
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 風と波は少し残っていましたが、爽やかに晴れて過ごしやすい1日でした。 
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見つかるかな~?
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〈フチトリケシガムシ〉
 岩をひっくり返すとフチトリケシガムシが見つかりました。前日、砂浜はすべて波をかぶっているはずなのに、海浜性昆虫はちゃんと見つかります。石や漂着物にくっ付いてじっとしているのかもしれません。
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 生首!?・・・ではありません。マネキンです!笑

 台風の後の浜にはいろいろなものが落ちています。
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 トンネルを通って
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 たたら浜でも調査をおこないました。
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 台風時、たたら浜は全面波をかぶります。そして台風が去った後は足跡のない美しい砂浜になります。最初に足跡を付けるのはなかなか気持ちの良いものです☆  
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 その写真をとる様子 笑
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 なかなか全員合わない・・・そして結局全員合わない・・・笑 
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 浜辺でシュノーケルを見つけたアンナちゃん
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 すべて洗い流されたと思われた砂浜ですが、海浜性昆虫はちゃんと採集できました。どこでどうやって過ごしていたのか気になりますね。
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〈ハマベエンマムシ〉
 打ちあがったクサフグの死体の中からハマベエンマムシが出てきました。
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 何か見つけたか?
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 打ち上げられた漂着物の中にハネカクシやガムシと一緒にいたイチョウガニの1種
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 気持ちが良いね~  この日は、ハネカクシ類、ガムシ類、ハサミムシ類、ゴミムシダマシ類、ゴミムシ類、ゾウムシ類等の海浜性昆虫の他に、台風で飛ばされてきたのか流されてきたのか、コクワガタやヒナカマキリなどの昆虫も採集されました。
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 午後は採集した昆虫を確認し、次回の標本づくりの準備をしました。 
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 昼過ぎ、少し時間が余ったので、観音崎公園の旧噴水広場で虫とりをして遊びました。
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 さすがみっちゃん!画になる男!!
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 ツノの先のアキアカネ 
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 だぁーー! 笑 
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 この日は、台風で飛ばされてきたのかいつもよりアキアカネの数が多く、みんなで観察しました。
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 ツチイナゴがYくんの顔を真似ているのか、Yくんがツチイナゴの顔を真似ているのか!笑 虫もYくん良い笑顔だねー☆

 というわけで、今回も充実した活動をすることができました。次回はこれまで採集してきた生き物で標本づくりをおこないます。
ちなみに今回の活動はコチラ「観音崎自然博物館どたばた学芸日誌II」でも紹介しています。


# by shingo-ayumi | 2019-10-15 22:00 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

アキアカネを産卵させてみた

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〈アキアカネ,横須賀市観音崎〉
 台風19号が通り過ぎた翌日、観音崎自然博物館のジュニア生物調査隊は、ホーム観音崎で活動をおこないました。この日はどこからか飛ばされてきたようで、アキアカネがいつもよりたくさん見られました。
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ゲット!
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 よく見ると、メスの腹の先には卵が付いています!
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 水につけてみると、プリプリたくさん卵を産み落としました。
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〈アキアカネの卵〉
 ↓こちらは卵を産み落とす動画です☆

# by shingo-ayumi | 2019-10-14 20:59 | トンボ | Comments(0)

台風19号迫る!

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 10月12日、神奈川県に台風19号が迫っていました。観音崎周辺も翌日から激しい雨と風が吹きつけていました。
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 職場の屋上で一匹のオオカマキリが雨に打たれていたので一時的に保護してあげました。
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 せっかく助けてあげたのにそんなに怒るなよー!
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 道路まで波が打ち上っていました。
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 たたら浜も浜がなくなっていました。
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 15号の時は停電や倒木など大きな被害が出ましたが、今回は大丈夫でしょうか。


# by shingo-ayumi | 2019-10-12 22:42 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)

10月の観音崎(2019年10月)

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〈観音崎たたら浜〉
 今は台風が接近していますが、少し前までは毎日爽やかな日が続いていました。
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 夏が過ぎて涼しくなったので、休みの日は子どもを連れて博物館やたたら浜まで歩いてお散歩するようになりました。
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〈ハマユウ〉
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〈ソナレマツムシソウ〉
 ソナレマツムシソウがたくさん咲き始めました。
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 ソナレマツムシソウからひょこりイチモンジセセリが顔を出しています!可愛いですね☆
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〈ヒガンバナ〉
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〈アキアカネ〉
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 今年はアキアカネの出現が少し遅かった気がします。
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〈シマヘビの共食い〉
 この日は、休みの日でしたが博物館に遊びに行くと、館長の河野さんがシマヘビの幼蛇同士が共食いをしている様子を撮影したと写真をいただきました。珍しい光景ですね☆
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んん??
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 最後はたたら浜で海浜性昆虫を観察してから帰宅しました。 そういえば、少し前に地元観音崎でお宮参りに行ってきました。本当は生後30日後くらいに行くものですが、7月は雨が続いていて、8月は暑くて、結局こんな時期になってしまいました。でも、お宮参りというのは地域の神様に挨拶に行くという意味合いもあるそうなので、地元の神社に行ってきました。 
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 みー坊も3か月でずいぶん大きくなりました。あのオバケズッキーニも今では小さく見えます。
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 最後は少し子どもネタになってしまいました!笑


# by shingo-ayumi | 2019-10-11 02:35 | 観音崎周辺の自然 | Comments(2)

ウミアメンボ ~幻の三浦半島産を追って~ その2

 先月の投稿で、三浦半島の幻のウミアメンボを探しに行った話を書きました。1924年に三浦半島から新種記載されて以来記録のないウミアメンボを求めて探しに行きましたが、今回はその続きです。

 あのあと、博物館に戻って学芸部長の山田和彦さんにその話をしたところ、山田さんがいつも魚類の定例調査をしている場所がいいんじゃないかと言われました。なんでもウミアメンボが好みそうなマングローブ風の環境があり、さらにマングローブでよく見られるオニカマスやフエダイの仲間など、南の魚が多く見られるそうです。ただ陸路はないから泳いで行くしかないよ!と言われました。では寒くなる前に案内してください!とお願いし、先日連れて行っていただきました。
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 入り江の小さな港。確かに岸沿いに木が覆いかぶさっていて雰囲気があります。
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 この日は、普段山田さん個人も博物館としてもお世話になっている現地のHさんにお世話になり、エントリーさせていただきました。
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 さぁ出発だー!
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 写真だと分かりにくいのですが、船着き場の周りにはケシウミアメンボがたくさんいました。

 10月の曇った日の海は結構寒かったです。特に当地は入り江の奥にあるため停滞しやすく水温が低いそうです。
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 岸沿いに近づいてみると、山田さんの行った通りマングローブのような風景が広がっていました。
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 木の一部や枝が海に漬かっていて、こんなところだったらウミアメンボがいそうです。
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 岸沿いを泳いで湾の出口まで行きましたが、残念ながらウミアメンボは見つかりませんでした。しかし、Esaki(1924)では、7月に採れていると書かれているので時期的に少し遅い可能性があります。
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 さて、せっかくカメラを持ってここまで泳いできたので、水中も覗いてみることにしました。
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〈サツキハゼ〉
 サツキハゼの群れが泳いでいました。サツキハゼは八重山諸島のマングローブの中でも見かける種です。
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〈ゴンズイ〉
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〈タイワンガザミ〉
 良い写真が採れなかったのですが、山田さんが言った通り、オニカマスやフエダイの仲間なども見られました。
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 私がウミアメンボを探している間、山田さんは自分の魚類調査をしていました。
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 こちらは山田さんの成果
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 というわけで、ウミアメンボは見つかりませんでしたが、良い下見になりました。何より、三浦半島にはこんな場所があったんだ!?ということに驚かされました。お世話になったHさんには、来年の7月にリベンジしたいので!とお願いしてきました。約100年ぶりとなる再発見は果たしてあるのでしょうか。夢が広がります。

Esaki, T., 1924. On the genus Halobates from Japanese and Formosan coasts (Hemiptera: Cerridae). Psyche, 31: 112-118, pl. 5.


# by shingo-ayumi | 2019-10-09 21:23 | 水生半翅 | Comments(0)

ホーペイオオクワガタとリツセマオオクワガタ

 少し前の話になりますが、ホームセンターで、夏の終わりの模様変えセールのような感じで、カゴに乗って外国産のクワガタ・カブトが乱雑に置かれていました。

 見ると、ひっくり返ってすでに死んでいる虫が入ったケースやメスだけしか入っていないケースなど、余り物セールといった感じで、それらが好きなの2ケースで2000円で売られていました。
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 その中に、中国福建省北峰産と書かれたホーペイオオクワガタ Dorcus hopei hopeiと、インドネシアのスマトラ島ベンクール産と書かれたリツセマオオクワガタ Dorcus ritsemae volscensがありました。

 子どもの頃から憧れて、現地でも簡単には採集できないような種が、こんな雑な扱いをされていて悲しくなります。虫は自分で採集したいので、ペット目的で購入することは好きではないのですが、結局購入してしまいました。
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〈ホーペイオオクワガタDorcus hopei hopei,中国福建省産〉 
 とは言え、持ち帰っていじくったり、写真を撮ったりするとやはりかっこいいなと思います。ホーペイオオクワガタ D.hopeiは分類としては日本のオオクワガタ D.hopei.binodulosusの亜種になります。昔はクルビデンスオオクワガタ Dorcus curvidensの亜種(D.c.hopei)とされていましたが、現在は別種とされています。地域によっては2種が混生していることもあるそうです。日本のオオクワガタより大顎が太く湾曲する傾向がありますが、地域によっては大顎が非常に太くなる個体もいれば、日本のオオクワガタとの違いがよく分からないような個体もいるようです。
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〈リツセマオオクワガタ Dorcus ritsemae volscens,インドネシア スマトラ島産〉 
 リツセマオオクワガタは、日本のオオクワガタとはずいぶん形態が異なり、特にスマトラやボルネオの個体群は日本のコクワガタのような形態をしています。本種は分布域によって7亜種に別けられていて、亜種によって形態は大きく異なります。
 ちなみに今回購入した個体はスマトラ島産なのでD.r.volscensになります。リツセマオオクワガタは昔「パリーオオクワガタ」と言われていて、子どもの頃から憧れていましたが、1998年に分類が変わりD.parryiは消滅してパリーオオクワガタからリツセマオオクワガタと言われるようになりました。個人的にはD.r.volscensが、特殊な形態をしていて一番好きです☆
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 思わず購入してしまったので、ペットで終わらせないようにしようと思い写真を撮って比較してみたり、繁殖をやってみようと思い、いろいろトライしてみることにしました。
 外国産のクワガタ・カブトは、子どもたちに聞くと名前だけはよく知っていますが、分類や分布、生態等を聞いても答えられる子は多くありません大事なのはそこなんだよ!というのを少し勉強して言えるようにしたいと思います!笑
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 ちなみにメスは比較してみても正直よく分かりません…笑 こりゃ混ざってしまったらわけわからなくなりそうです!

 というわけで、自分なりに虫を買ってしまったことに目的(いいわけ)を付けて、外国産のオオクワガタを飼い始めました。でもやはり、いつかは現地で採集してみたいものですね!


# by shingo-ayumi | 2019-10-08 18:17 | 虫いろいろ | Comments(0)

ガサガサ&水族館づくり(2019)

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〈ルリヨシノボリ〉
 先日、観音崎自然博物館で「ガサガサ&水族館づくり」というイベントをおこないました。
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〈ジムグリ〉
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 この日のお客さんは生き物好きが多く、採集も上手だし、生き物愛もあるし、主催者側としてはとっても楽しかったです☆
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 採れた生き物は並べて水族館づくり。この時、子どもたちは自分で採った生き物を分類ごとに自分で仕分けます。この作業が大事なのです!
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〈シマヨシノボリ〉
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〈ルリヨシノボリ〉
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〈クロヨシノボリ〉
 仕分けをした子どもたちは、3種のヨシノボリをちゃんと見分けていました。すばらしいですね☆というわけで、今回も楽しい観察会をすることができました。

 ちなみに観察会の詳しい報告やヨシノボリの見分け方等は博物館のブログ「どたばた学芸日誌II」に書いてあります。よろしければそちらもご覧ください☆


# by shingo-ayumi | 2019-10-07 11:20 | 観音崎自然博物館 | Comments(0)

三浦半島東京湾流入河川のクロヨシノボリ

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〈クロヨシノボリ Rhinogobius brunneus, 三浦半島東京湾流入河川〉
 博物館ボランティアのIさんから、自分の家の近くにヨシノボリがいると聞いていました。まぁシマヨシノボリだろうと思っていたのですが、気にはなっていました。
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 そして先日、観察会のお手伝いで参加してくれていたIさんの案内で、観察会後に現地を案内してもらいました。現地は一部土手が残っていて自然の沢になっていました。
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 沢を覗くと確かにヨシノボリがたくさん!しかしよく見ると…
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 ヨシノボリの種類は、なんとクロヨシノボリでした。三浦半島の東京湾側の河川では非常に珍しいと思います。
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 大きい個体も小さい個体もたくさんいて繁殖しているのでしょうか。これからちゃんと調査してみようと思っています。
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# by shingo-ayumi | 2019-10-06 21:36 | 淡水生物いろいろ | Comments(0)

多摩川流域のヤゴ調査

 観音崎自然博物館ジュニア生物調査隊のKくんが地元の多摩川河川敷で水生昆虫調査をしていることを聞いていたので、先日案内してもらってきました。

 彼の調査には個人的に興味があったのと、以前からそのあたりを調査したいと思っていたこともあり、Kくんに現地を案内してもらうことになりました。しかし、一緒に調査に行こうと話していた矢先、今度は同じくジュニア隊のYちゃん&Rくん姉弟から多摩川で「珍しい虫を採った!」という報告があり、じゃぁそっちも行きたい!と無理を言って、先日Kくん一家とYちゃん&Rくん一家に案内していただき、多摩川流域を巡ってきました。
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 こんな街中ですが川に入るとウキゴリやオイカワなどいろいろな生き物が見られました。
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 珍しい虫の追加個体を狙うYちゃんとRくん
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 残念ながら珍しい虫は見つけられませんでしたが、二人は最初に採った1個体の死体をとっておいてくれたおかげでちゃんと記録には残せそうです!なんでも観察会中に採れたそうで、これは珍しいから!と死守したそうです!さすがジュニア隊隊員です!
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 午後はさらに上流まで登り調査をおこないました。
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 川の中
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〈オナガサナエの幼虫〉
 オナガサナエの幼虫は、かなり流れの速いところでも見られます。激流の底にある石の下に隠れています。
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〈ヒメサナエの幼虫〉 
 こちらはヒメサナエです。オナガサナエほど速い流れにはいませんが、緩やかな流れの石の下に隠れています。
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〈アオサナエの幼虫〉
 アオサナエは一見オナガサナエに似ていますが、生息環境は少し異なり、川岸の草の中や、細かい砂地の砂の中に潜っています。
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 この日採れたヤゴです。ちなみにヒメサナエは野外で撮影中に流されて紛失してしまいました…
 
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〈アカザ〉
 ついでに淡水魚もちょっと。上の写真はアカザです。国内に生息するナマズの仲間では格別に品格のある種だと勝手に思っています!笑 ちょっと繊細な感じが良い魚です☆
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〈オヤニラミ〉
 多摩川では有名な国内外来種です。人気が高い魚で、こいつを目当てに採集しに来る人も多いようです。昔、わざわざ関西に採りに行ったことがありましたが、そんなオヤニラミがまさか関東で採れるようになるとは思いもよりませんでした。多摩川流域に移入され、かれこれ10年以上が経ちます。
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〈ヨシノボリの一種〉
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 上の2種のヨシノボリはよく分からないのですが、これもおそらく国内外来種だと思われます。
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〈ヤマカガシとKくん〉
 最後に行った場所は、偶然にも私もKくん一家もよく行く場所でした。生き物好きはみんな同じような場所に集まってくるんだね~なんて話しながらこの日は終了しました。
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〈マムシ〉
 博物館のジュニア隊は、もともと将来の生き物仲間が増えてほしいという思いで結成しましたが、早くもこうして隊員たちが自分のフィールドを案内してくれるようになって頼もしい限りです。隊員たちが活動で受けた刺激やスキルを持って、自分の地元のフィールドで活動して、時々案内してもらうというのは何より嬉しいものですね。

# by shingo-ayumi | 2019-09-30 23:50 | トンボ | Comments(0)

ウミアメンボ ~幻の三浦半島産を追って~

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〈ウミアメンボ Halobates japonicus Esaki, 1924, 西表島〉
 8月頃、いつも大変お世話になっているH先生から一本の電話をいただきました。

「佐野は三浦半島でウミアメンボ見たことある?」
「え?ウミアメンボって三浦半島にいるんですか?ケシウミアメンボだったら所々いますけど?」
「そうだよね。実はウミアメンボの元記載は三浦なんだよ!」
「えぇー!」

 その後調べたところ、1924年に江崎先生が記載していました。海岸性の普通種であるケシウミアメンボや外洋性のコガタウミアメンボ等が流れ着くことは知っていましたが、まさかウミアメンボの記録があったとはノーマークでした。
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 というわけで、9月になりH先生と幻の三浦半島産ウミアメンボを求めて三浦半島をまわってきました。
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 なぜか海を泳いでいたコクワガタ!笑
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 Esaki(1924)によると、1921年7月に採集されています。しかも「Abu-ratsubo creek near Misaki, Provice of Sagami」との記述が!
 ここで重要なのはAbu-ratsubo(油壷)とcreek near(近くの小川)です。現在油壷に小川はないので(暗渠になっている)、それに近い環境を探して回ることにしました。
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 途中ヨコバイを採集するH先生
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 調査中、「三浦半島でアシブトメミズムシでないかな?笑」とニヤリと笑うH先生。寄り道をして海岸でアシブトメミズムシ探し!まぁそう簡単に見つかるようなものではありませんよね!笑
 上の写真は寄り道中に見つけた海浜性昆虫です。
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〈クロベンケイガニ〉
 三浦半島で小川が流れる湾は限られているので、途中から湾内にある漁港や堤防沿いを探すことにしました。南西諸島では漁港の船の周りや木立の下に泳いでいることがあるからです。
 途中立ち寄った比較的水の澄んだ漁港で「ここ良い感じだよねー!西表だったらこんな感じのところにいるよね!」なんて話していると、水面に虫の影が!?
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 やや!?
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〈ケシウミアメンボ〉
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 ケシウミアメンボの群れでした。もうひとこえ!!
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 日没のぎりぎりまで探し回りましたが見つかりませんでした。今日はアシブトメミズムシにウミアメンボに狙いのレベルが高すぎました。しかし、ウミアメンボ採集の視点で改めて海岸沿いを見て、もしかしたらここにはいるかも!?というような若干の期待と勉強にはなりました。
 今度は7月頃に行こうということで解散しました。

Esaki, T., 1924. On the genus Halobates from Japanese and Formosan coasts (Hemiptera: Cerridae). Psyche, 31: 112-118, pl. 5.
# by shingo-ayumi | 2019-09-26 18:19 | 水生半翅 | Comments(2)

土佐のタモ網

 タモ網は水生昆虫屋にとって武士の刀のようなものだと思っているのですが、長く使っているタモ網がさすがにボロボロになってきて、修理も限界が近づいています。そこで、三浦半島で網を作ってくれる人はいないかといろいろあたってもらったのですが、どこも現在は作っていないということで困っていました。
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 そんな話を半翅類の専門家であるH先生にしたところ、「昔、土佐の網屋にたくさん作ってもらったんだけど、聞いてみようか?」と言っていただきました。しかし、その網屋さんも今は作っていないということで、「じゃぁ今度一本あげるよ!」と言っていただき、本日調査にご一緒させていただいた際にプレゼントしていただきました。
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 個人的に、網と柄の留めの部分がネジのものは好きではなく、食い込ましているものの方が頑丈で好みです。でもそんなタモ網づくりの技術も失われつつあります。

 タモ網は、網の生地、網の目のサイズ、枠の工夫、柄の種類、留めの部分、全体の重さなど、作った人によって個性があって良いなぁと思います。今日はタモ網をH先生からいただいて、武士が名刀を賜るようで嬉しく帰ってきました!笑 網も刀みたいに「菊一文字」とか「童子切」のような名前があったらいいのになぁと思います笑 というわけで、いただいたタモ網には「名網 土佐一文字」と勝手に名付けました!笑


# by shingo-ayumi | 2019-09-24 23:41 | カメラ、機材、道具 | Comments(2)

奄美群島の旅(2019年9月)

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 お仕事で奄美群島を回ってくるつもりが、台風の影響でろくに仕事もできず帰ってきました。仕事外に少しだけ自然を見てきたので投稿します。
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 初日は晴れていて爽やかでした。
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〈ミズオオバコ〉
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〈リュウキュウベニイトトンボ〉
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〈オキナワキノボリトカゲ〉
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〈トクノシマヒラタクワガタ〉
 1日目仕事が終わって宿への帰り道、数年前に見つけたクワガタポイントに立ち寄りクワガタ採りを楽しみました。
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 数年前に行った時は7月で、その時はノコギリが優先していたのですが、この時期はノコギリは見かけず、完全にヒラタが優先していました。
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 車にひかれたオビトカゲモドキ
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〈クロマダラソテツシジミ〉
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 台風の影響で船は全便欠航!さらにこのまま滞在すると当分島から出られないかもしれないとのことで、仕方なく帰宅することにしました。
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 もう少しゆっくりしたかったのですが、こういうこともありますね。


# by shingo-ayumi | 2019-09-22 00:02 | | Comments(0)

トクノシマヒラタクワガタ

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〈トクノシマヒラタクワガタ Dorcus titanus tokunoshimaensis, 徳之島〉
 トクノシマヒラタクワガタは、ヒラタクワガタの徳之島亜種です。奄美群島に広く分布するアマミヒラタクワガタ D. t. elegansによく似ていますが、より大型になる傾向があります。
 確かにトクノシマヒラタもアマミヒラタも本土でいうコクワのように普通にいるのですが、徳之島では60mmを超える個体がゴロゴロ見られます。
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 ちなみにこの個体は72mm!でかい!
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 奄美・徳之島のヒラタクワガタは大顎も体も太くガッシリしていて貫禄あります!また、同じように75mmを超える大型のツシマヒラタやサキシマヒラタに比べても気性が荒く好戦的なイメージがあります。
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 現地では普通種ですが、60mmを超えるオスがゴロゴロ採れるとやはり興奮します!笑
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〈上:トクノシマヒラタクワガタ♀/下:本土のヒラタクワガタ♀〉
 ちなみにメスはオスに比べて体格差が顕著です。上の図で本土のヒラタと比較してみました。トクノシマヒラタのメスは上翅に太いスジが入っていますね。

 オスは昼間からメスをキープして、樹の根際などで縄張りを主張しています。本土のヒラタクワガタとはずいぶん生態が違いますね。


# by shingo-ayumi | 2019-09-20 17:40 | 虫いろいろ | Comments(0)

観音崎のアカテガニ

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〈アカテガニの胞仔,2018年8月,神奈川県三浦市で撮影〉
 アカテガニは、7月から9月の大潮に集まって、集団胞仔をすることで有名です。しかし、個体数の少ない地域ではどこでどうやって胞仔をするのかというのは、調べてもほとんど出てきません。私の実家がある横浜市金沢区の侍従川や現在の住まいである観音崎でも少なからずアカテガニが生息しているようで、時々路上や川の近くで見かけることがあります。しかし、個体数は少なく、普段どこに住んでいて、どこで胞仔をおこなうのか分かっていません。
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 というわけで、先日の大潮の日、以前から検討を付けていた海岸に、仕事帰りに行ってみることにしました。ちなみに前日は、観音崎自然博物館裏の小さな緑地周辺を探したのですが見当たらず、この日は場所を変えてのリベンジでした。
 
 アカテガニは満潮の時間ドンピシャに胞仔をするというわけではなく、満潮に近い時間で、尚且つ日が暮れて暗くなっていくタイミングで胞仔をします。そのため、日が長い7月頃は19時半くらい、日が短くなる9月頃は17時台には胞仔をおこないます。また、日が暮れる前から海の近くまで来て、付近の茂みや岩場などに隠れて待っているので、海辺で姿が見えなくても近くを探せば見つかるはずなのです。
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 しかし、予想に反して、この日は当たりが暗くなり始めているにも関わらず、アカテガニは現れないし、近くの茂みや岩場にもいる気配がありません。外したか!?

 アカテガニを探してウロウロしていると近所の人に声を掛けられました。アカテガニの胞仔を探しにきたことを話すと、「そりゃ遅かったな!」と言われました。どうやら前回の大潮の時にはそれなりに見られたそうです。胞仔をする瞬間を見たわけではないが、民家の近くや海辺に何匹かいたとのことです。
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 その人は「でもアカテガニって真水に入って死ぬんだよな!ウチの池でも何匹か死んでるよ!」と言ってお庭に通してくれました。すると池の中にはアカテガニの脱皮殻が!「これは死体ではなくて抜け殻ですよ!」「おぉそうなんかい!」
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 こうして、結局観音崎産アカテガニの胞仔は見られませんでしたが、少し情報を得ることができました。
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 私が思うに、個体数が少ない地域では胞仔をする期間が限られており、また場合によっては集団にならず単独で胞仔をしているのではないかと思われます。
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 というわけで、最後は夕日を眺めて写真を撮り帰宅しました。


# by shingo-ayumi | 2019-09-17 23:03 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)

マニアックな水生昆虫を学ぶの巻(下見)

 このブログではおなじみの山田陽治さんからご依頼をいただき、10月に水生昆虫の講座をやることになりました。
 個人的にはタガメ・ナミゲンゴロウばかりが水生昆虫じゃないぞ!ということを伝えたいので、相模川で、流水性の微小種をメインにした講座をやらせてもらいます。
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 というわけで先日、山田さんと二人で相模川に下見に行ってきました。夏の間は仕事に追われて、たまにある休みの日も近場にしか行けず、しかたなく近所の海に潜って気を紛らわせていたのですが、やはり本業の水生昆虫採集が一番楽しいですね!お客さんと一緒に観察会やイベントも楽しいですが、やはり黙々と虫とりをしている方が幸せです!笑

 
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 相模川は2015年から継続的に調査をしているのでなんとなくどこで何が採れるか分かっているのですが、アクセスのことや附属的に面白い生き物が採れそうな場所を確認してきました。
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 川の中はきれいですね。
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 写真の草がモジャモジャしているあたりなんかは、キボシケシゲンゴロウやクビボソコガシラミズムシがくっついていそうですね☆
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〈ツマキレオナガミズスマシ〉
 全国的に見てもなかなか珍しいツマキレオナガミズスマシがたくさんいました。
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 この日は台風の後で水が増水していました。
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お!いたいた!
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〈ゴマダラチビゲンゴロウ〉
 ゴマダラチビはゲンゴロウ界の美麗種トップ5に入るのではないかと思っています!こんな水玉模様で可愛らしいオシャレなゲンゴロウを見たら、みんなも喜ぶこと間違いなし!!(?)…はたして笑
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〈ゴマダラチビゲンゴロウがいる環境〉
 ちなみにゴマダラチビを採るには少しコツがいります。そんなことも参加者の皆さんには実践していただきたいと思います。
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 「見えない!ぜんぜん見えない!」と微小種に苦戦して嘆く山田さん!笑
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〈ナベブタムシ〉
 ナベブタムシも可愛いので、紹介したい水生昆虫ですが、ポイントが少し離れるのでどうしようか迷い中です。

 というわけで、10月26日に山田陽治さんのナチュラリスト養成講座で「マニアックな水生昆虫を学ぶの巻」をやらせていただきます。


# by shingo-ayumi | 2019-09-14 22:48 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

9月の観音崎周辺と夜のたたら浜(2019年9月中旬)

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9月中旬にさしかかり、なんとなく季節の変わり目を感じている今日この頃です。
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〈ナミアゲハ〉
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飼育していたゲンゴロウが羽化しました。さて、先日は夜のたたら浜に潜ってきました。
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夜になると夜行性の生き物たちは活発になり、普段見られない生き物を見ることができます。
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この日感激したのはウミホタルとヤコウチュウでした。海中でライトを消して、底の砂を巻き上げるとウミホタルが凄い勢いで光ります。また、海面近くでプカプカ浮きながら、手や足で水をかくと、アニメのいちシーンのようにヤコウチュウが腕や足の形に光り、青い光が指の隙間からさらさらと抜けていく様子は感動的でした。暗闇の海中で、フワフワ漂いながら、ヤコウチュウの光に包まれ、幻想的な情景に浸りました。
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 しかし、やはり夜の海は危険もたくさんあります!この日はアンドンクラゲがたくさんいてライトを持っていても気づかず触れてしまうことがあり、やられまくりました。
 私はアンドンクラゲの毒は効かないのですが、でも触れた時はビリビリと痛いので、やはり注意したいところです。とは言え、アンドンクラゲもまた美しい生き物なのでこうして写真を撮りました。

# by shingo-ayumi | 2019-09-12 18:55 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)

初めての昆虫採集

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 先日の台風15号はものすごかったですね。海の近くの我が家は、もの凄い風と雨で瓦が6枚飛んで行ってしまいました。また職場も停電になり、復旧まで2日もかかりました。
 そんな台風15号が過ぎ去った直後、妻と子どもと3人でウミアメンボを探しに鎌倉の材木座海岸に行ってきました。
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 台風が過ぎ去った直後だったので、まだ海は荒れていました。台風の過ぎ去った砂浜には様々な昆虫が!
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 なぜオンブバッタが!?笑
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 海にナミアメンボ!確かにアメンボだけど探しているのはおまえじゃない!!

 結局、目当てのウミアメンボは見つかりませんでした。
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〈三浦市〉
 さて、この日は相模湾側の三浦半島を南下して、半島に沿って観音崎まで帰ることにしました。
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 赤ちゃんにとっては初めての採集(?)であり、長い車移動でした。
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 さすがにちょっと疲れたのか、少しグズっていました。これからもっともっと連れまわされるんだぞ!笑
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 それにしても、赤ちゃんを抱っこしたままコンビニやホームセンターなどに行くと、特に女性にチラチラ見られたり、「あら~可愛いわね~」と声をかけられたりすることがとても多いです。昔、漫画「シティハンター」で冴羽遼が赤ちゃんの警護中に赤ちゃんを利用して女性にナンパするシーンがあったのですが、確かに赤ちゃんを抱いていると自分が注目されているような感覚になります!笑 赤ちゃんを利用して虫とりするシーンをつくりださないように気を付けないといけないですね!笑


# by shingo-ayumi | 2019-09-11 23:27 | 虫いろいろ | Comments(2)

全国トンボ・市民サミット横浜大会

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 9月7日、8日で全国トンボ・市民サミット横浜大会2019(通称トンボサミット)が行われました。

 私は、1日目はふるさと侍従川に親しむ会(侍従会)として、2日目は観音崎自然博物館(観音崎博)として参加してきました。1日目はエクスカーションということで、横浜各地のフィールドを見学するイベントがおこなわれたのですが、そのイベントの最後が、毎年侍従会で企画している「ヤンマとり大会」とのコラボレーションでした。ヤンマとり大会はもともと私が2007年に企画したのが始まりで、かれこれ10年以上続いていて、近年は瀬上さとやまもりの会さんと共催していたのですが、今回はそれに観音崎博とトンボサミットも加わり、過去にない最大規模の「ヤンマとり大会」になりました!
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 もともとは侍従会での企画なので、まずは侍従会メンバーで集まって始めました。毎年このイベントを楽しみにしてくださる人が多くいて、近年はちょっとした同窓会のような感じです。
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 17時頃、トンボサミットに参加している皆さんが到着しました。5,60人くらい集まったでしょうか。こんなに集まったらヤンマが採りにくいよ!と思いましたが、まぁ今年はイベントと割り切ってワイワイ楽しもうよ!ということで、みんなでヤンマを狙いました。
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〈ヤブヤンマ〉
 今回は早い段階で、トンボサミットからの要請があったので、例年8月にやっている活動をトンボサミットに合わせて9月にしました。そのため、マルタンヤンマやヤブヤンマには少し時期が遅く、まぁミルンヤンマやコシボソヤンマがメインかなぁと思っていましたが、皆さん思いのほか健闘し、ヤブヤンマ、ミルンヤンマ、コシボソヤンマの3種のヤンマを採ることができました。
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〈ミルンヤンマ〉
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〈コシボソヤンマ〉
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〈タマムシ〉
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 さて、翌日は本大会ということで、横浜市本郷台にある「あーすプラザ」に観音崎自然博物館のジュニア生物調査隊を連れて参戦しました。しかし、大きな不安が一つありました。それは、当大会は「子ども」、「連携」、「横浜のトンボの今昔」と三つの分科会に分かれており、子どもたちは第一分科会、私は第三分科会でパネリストをやらなくてはならず、子どもたちの発表はスタッフのみんなにお任せしなくてはならなかったのです。一応発表練習はしたのですが、いつも何をやらかすか分からない子どもたちなのでとても心配でした。
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〈第三分科会、テーマ:横浜のトンボの今昔〉
 第三分科会では、「里山研究所ノラ」の吉武さんをコーディネーターに、トンボの専門家で私が子どもの頃からお世話になっている梅田さんや横浜市南部公園事務所の中村さん、二ツ池プロジェクトの子どもたち、狩場の丘トンボ塾の子どもたちが発表し、パネルディスカッションをしました。
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 私は、横浜で繁殖した外来種「リュウキュウベニイトトンボ」と、普通種が普通種でなくなった現状についてお話させていただきました。
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〈リュウキュウベニイトトンボ〉
 また、侍従会の大学生で、リュウキュウベニイトトンボの駆除を続けているミッツーが、朝、リュウキュウベニイトトンボを採集して持ってきてくれました。また、現状についても話してもらいました。
 思えば、ミッツーとリュウベニの駆除を初めてはや9年!「あれから9年!あの時の少年が今日はリュウベニを持ってきています!」と、はじめてのおつかい風に紹介しました!笑
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〈第一分科会、テーマ:子ども〉
 さて気になっていた第一分科会でのジュニア隊の発表は、私も少しだけ見ることができたのですが途中で抜けなくてはならず、その後の様子はスタッフのみんなから話を聞きました。なんでも、討論会でも積極的に発言して目立っていたとか!みんなよく頑張ったぞ!
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 各分科会のまとめ
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 最後は、各分科会で話し合われたことについてホールで発表になりました。そしてまとめも終盤に差し掛かった時、突然ジュニア隊隊員のKくんが、最前列から立ち上がり、高らかに手を挙げたのです!「えぇぇー!!このタイミングで何を言うつもりだアイツは!!」少し後ろに座っていた私たちスタッフは青ざめました。しかし、全体コーディネーターの石川先生は、にこやかに優しくKくんを指名しました。そしてKくんはトンボサミットを締めくくるような素晴らしい感想を述べたのでした。「えぇーコイツ勝手にまとめやがったー!!」と焦りましたが、会場からは歓声と拍手がおこり、コーディネーターの石川先生も「私の代わりにすばらしいまとめをしてくれましたね!ありがとう☆」と優しく締めくくってくれたのでした。

 大会終了後の片づけの時、石川先生には「あの子よかったねー!将来有望だね!」とお褒めの言葉をいただきました。石川先生ありがとうございます!!笑
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 こうして長い2日間が終わりました。特に2日目は問題児軍団を連れているにも関わらず私は別行動だったので、非常に心配でしたが、活躍してくれてよかったです。

 思えば、私自身も幼少の頃から横浜の地で、今回の横浜大会を運営しているたくさんの大人の方たちに育てられてきました。そして、石川先生だけでなくみんなが、変な行動をする子や変わった子を見ると「この子は面白い!人材だ!」と言って、楽しんで大切にする様子を見て育ちました。横浜には「この世界でヘンなヤツっていうのは誉め言葉なんだよ!」と本気で言える大人の方がたくさんいて、そんな方々のもとで育ったことが、今の自分に大きな影響をもたらしていると思いました。そして、改めて故郷横浜のネットワークのつながりの強さと、将来の仲間に対する慈愛と懐の深さを実感しました。


# by shingo-ayumi | 2019-09-10 22:32 | 生きものに関する活動 | Comments(0)

コクワガタの♀とヒラタクワガタの♀

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〈コクワガタ,横須賀市〉
 コクワガタは、本州では最も普通で身近なクワガタですよね。都心であっても僅かな緑地があれば発生して、時に針葉樹の朽木から幼虫が得られることもあります。
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〈コクワガタの♂〉
 そんなコクワガタですが、♀は同属のヒラタクワガタとよく似ていて、皆さんヒラタクワガタに憧れるあまりよく間違われます。「ヒラタの♀を採ったよ!」と言われて見ると、大きなコクワの♀だった!なんてことはよくあります。そこでコクワガタとヒラタクワガタの♀を比較してみることにしました。
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〈上:ヒラタクワガタ♀/下:コクワガタ♀〉
 まず一番の特徴は前脚の湾曲と太さです。ヒラタはコクワと違って、前脚が内側に大きく湾曲し、先が太くなっています。また、背中のザラザラ具合や顎の太さにも違いが見られます。これを覚えておけば、野外でも簡単に見分けることができます☆
ちなみにこの話は観音崎自然博物館のブログ「どたばた学芸日誌II」でも紹介しました☆


# by shingo-ayumi | 2019-09-06 22:00 | 虫いろいろ | Comments(0)

観音崎の海(2019年9月初旬)

 仲間たちと有志で海に入ってきました。
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 8月中はずっと荒れていた海ですが、31日頃から心を入れ替えて良い子になったように穏やかになりました。
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 海の中も澄んでいてきれいでした。
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 ゴンズイ玉がそこらじゅうで見られます。
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 アンナちゃん
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 アマモ場
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 この日は、別の用事で、ジュニア生物調査隊が集まったのですが、集まった人の中の有志で午後から海に入りました。

 この日、実は私の中で一つ目的があって、子どもたちに1日で潜水を覚えさせることができるか?というのを実験的にやってみたかったのです。

 もともと潜る意思が強くセンスが良かったRちゃんとKくんは、すぐに潜れるようになり、もうこの二人は一緒にどこに行ったとしても大丈夫そうです。小さな子どもが素潜りで海中を悠々と泳いでいる様子は、「え?海中に子どもがいる?」といったシュールな感じでなかなか良いものです☆笑
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 フィンなしだったKIくんは、最初はバタバタもがいていましたが、ひたすら潜る練習を続けて、最終的にはなんとフィンなしで2mくらいまで潜れるようになりました。根性ですね!

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〈Dくんが採ったシマウシノシタ〉
 フィンなしでウェットを着ていたDくんは、はなから潜水する気はなく、ひたすら生き物採り!シマウシノシタやヒゲダイを採っていました。潜水する気はまったくなかったけど、採集こそのジュニア隊なのでなんだかんだ嬉しく思います☆


 今回、実験的に子どもたちにジャックナイフをおしえてみたのですが、「体を「く」の字に曲げて!」とか「真下を見て潜る!」とか、一般的なことを言っても、なかなかイメージできないようで、結局「投げた石を取ってこい!」といった感じで荒っぽくやる方が、手っ取り早く習得できることが分かりました。まぁいつも荒っぽく一緒に活動している子たちだからできるっていうのもありますが…笑
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というわけで、とっても楽しい1日でした☆


# by shingo-ayumi | 2019-09-02 17:53 | 観音崎周辺の自然 | Comments(0)